アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

また、切ない事件が…

2010-04-20 | Weblog
 34歳の母親が、8歳の長男を殺害して出頭した、というニュース。

 今朝(20日)の朝刊では前夜(19日)の第一報だけだったが、徐々に概要が明らかになってきた。


 以下、正午前の朝日新聞のネット記事概要。

 小学3年の長男を殺害したとして、福島県警郡山署は20日未明、同県会津若松市、△容疑者(34)を殺人容疑で逮捕し、発表した。△容疑者は19日夜、死亡した長男を乗せた車で同署に出頭していた。
 県警の発表によると、△容疑者は、18日午前1時半ごろ、同県南会津町と栃木県境付近の空き地にとめた乗用車内で、小学校3年の○君(8)を殺害した疑いが持たれている。出頭時、○君はワンボックスタイプの乗用車の2列目のシートに、毛布のようなものをかけられた状態で横たえられていた。

 △容疑者は夫と○君の3人暮らし。県警は、△容疑者から動機や出頭するまでの行動について事情を聴いている。

 ○君が通っていた□小の校長によると、△容疑者は10日にあった授業参観に参加していたが変わった様子はなかった。また、○君自身も新学期に入り休んだことはなかった。しかし、19日朝、△容疑者から学校に電話があり、不在だった担任が折り返すと「熱はないが、具合が悪いので休ませます」と話したという。

 校長は「○君は、明るく元気な子で、問題などは思い当たらない。算数と漢字が得意で、2年生の3学期には『おうちの人に買ってもらった』と漢字の辞典を持ってきてうれしそうに話していた」と話した。


        ◇


 15時前の読売の記事では、刃物で刺されたような傷があったという。


 犯行事実は認めているというから犯行態様はすぐ分かるだろうが、出頭したのは19日夜だから、動機が明らかになってくるのは、まだ時間がかかるだろう。



 会津若松、南会津、郡山。何があって、どう移動したのか?


 子どもは、殺されるとき母親に攻撃されていることを認識できる状態だったのだろうか?

 眠っている状態だったのなら、せめてもの救いなのだが…。


 なんとも…。


 初公判の冒頭陳述、いったい何が述べられるのだろう?


 そのあとで、私は何か述べることはできるのだろうか?


 真摯な心でこの事件を見つめていきたい。
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