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抗がん剤治療とうまく付き合うための7つのセオリー

2012-06-01 | 乳がん情報

知っておきたい、初発と再発・転移では異なる抗がん剤治療など
抗がん剤治療とうまく付き合うための7つのセオリー

がんサポート情報センターから抜粋しました。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.gsic.jp/measure/me_07/14/index.html

抗がん剤治療は、けっして楽なものではない。
しかし、自分なりの対処法を持つことで、治療を続けながらも、
軽やかに自らの生活を楽しんでいる人たちも少なくない。
そのためには、どうすればいいのか。
乳がん患者を対象に外来抗がん剤治療を手がける
濱岡ブレストクリニック院長の濱岡剛さんに、
抗がん剤治療との上手な付き合い方を聞いた。

1 初期治療はがんばって乗り切ろう

「ひとことで抗がん剤治療といっても、
初期治療と再発・転移した場合の抗がん剤治療では、
その考え方がまったく違います。
目的も内容も治療期間も異なるということは知っておいてもらいたいですね」
 
初期治療は完治を目的としているため、用いる薬剤も少々強めだ。
しかし、治療期間は限られている。

一方、再発・転移の場合の抗がん剤治療の目的は
「がんと共存しながら快適な生活を続ける」ことにある。
この治療の場合は、生活重視の方針で臨みたい。

2 抗がん剤治療中に仕事をやめなくてもよい

「社会的な役割を失うことが精神的なダメージにつながり、
治療にも悪影響を及ぼすことがあります。
初期治療は期間限定ですし、とくに再発・転移の場合には、
治療と同様に生活重視が大原則です。
自分の生活を維持しながら治療を行うことが、
ときに長くなる治療を乗り越えるコツでもあります」
 
3 ライフスタイルに合わせた治療スケジュールを

「たとえば仕事を続けていく場合、
金曜日に治療を受けるようにして、土、日を休息にあてればよい。
家族との時間を大切にするのであれば、
休日に元気を回復できるようにすればいいですね」
まずは自分の暮らしを大切にすることが、
治療スケジュール組み立ての原則といえる。

4 副作用がつらい場合はがまんしすぎない

 「副作用は仕方がないと、がまんを続けていると、
身体だけでなく精神的にもダメージが蓄積するばかりで治療も長続きしない。
症状を伝えていただき、必要以上に我慢しすぎないことが重要です」
 

5 つらいときは医師と相談し、治療を休むことも

 「日本人の国民性でしょうか。
患者さんのなかには、治療を休むことを悪いことのように考える人がいます。
しかし、それは考え違いなのです。
休むべきときに休むことも、抗がん剤治療に取り組むうえでのポイントとなります」

6 楽しいことは積極的にどんどんやろう

 とくに再発・転移の場合には、抗がん剤治療の目的は、
「がんと共存しながら」充実した日々を送ることにある。

もっとも大切なことは、いかに生活を楽しむか。
治療のために生活を犠牲にするのは本末転倒というもの。

楽しいことは、積極的に取り組みたい。

7 ときには人を頼りにしよう

「抗がん剤の副作用の現われ方は、百人十色一進一退です。
ときにはしびれや浮腫などの副作用で手足が思うように動かせなくなったり、
関節痛などで体を動かすことが苦痛になったりすることもあります。
そんなときは、自分の役割を人に任せることも大切です」


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