誰でもぴんぴん生きられる―健康のカギを握る「レジリエンス」とは何か? | |
新見正則 | |
サンマーク出版 |
愛誠病院のヨガでお世話になっている新見先生の本です。
新見先生はバリバリの血管外科のお医者さんでありながら
漢方薬も処方する、自称「漢方が趣味の西洋医」。
時々テレビにも出演されているので、
ご存知の方もいらっしゃいますよね。
新見先生のちょっとユニークで温かい言葉、
わかりやすく書かれているのでどんどん読めます。
サバイバーとして生きていくにあたって
モヤモヤしてたものへの答えがすべて詰まっている感じ。
先日受講したサイモントン療法にも通じる部分があって
気持ちがすっかり晴れました^^
自分の心の中に大きな文字で書いておきたい言葉。
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人はみんな最後は死ぬんです。
~略~
どうせ死ぬのであれば、大切なのは「一分一秒でも長く生きること」ではなく、
「一分一秒でも長く幸せであること」ではないでしょうか。
~略~
人生は、長生きするより幸せになった者勝ち。
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そして、その幸せは自分が決めるんですよね。
生きていればいろーんなことがあるけど
レジリエンス(復元力、元に戻る力)を高めて
幸せ時間を増やしていきたいものです。おススメです^^
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=Amazonより転載=
◆内容紹介◆
病気になって寝込んでいたけれど、やらなきゃいけないことがあって気持ちがそちらに向いていたら、いつのまにかよくなっていた。
いい音楽を聞いてリラックスしていると、なんだか元気がでる。そんなことってありますよね。
病は気から。
それは精神論だけじゃない。
心地よい気持ちが、健康を連れてくる。
どうやらそれはあながちウソではないようです。
脳が免疫機能に影響を及ぼしていることを、マウスを使った実験で証明し、この実験でイグ・ノーベル医学賞を受賞したのが、著者の新見正則医師です。
「症状も体力も同じなのに、どうして治る患者さんと治らない患者さんがいるんだろう」臨床医としての経験と、オックスフォード大学留学時のマウスの心臓を使った移植免疫の研究での気づきから、新見医師の「心と病気の関わりをめぐる旅」は始まったといいます。
その結論は、「いい気持ちでいると、精神的レジリエンスが高まり、精神的レジリエンスが高まると、身体的レジリエンスも高まるようだ」ということでした。
新見医師が語る「レジリエンス」という言葉は、心理学や精神医学、ビジネスの場面では以前から使われる言葉で、「復元力」「元に戻る力」を意味します。
新見医師のいう、身体的レジリエンスとは、自然治癒力やホメオスタシスといった、体がもともと本来もっている「自分で自分の健康状態を維持しようとする力」のこと。
病気か健康かを決めているのは「レジリエンス」。そして、それを高める生活をすることが、健康で幸せな人生につながる、と説きます。
人はレジリエンスによって、健康に生きられる。
いや、レジリエンスさえあれば、多少の不調があっても、持病があっても、それは「健康」ということ。前向きに「ぴんぴん」生きる人こそ、健康そのものだ、というメッセージに、なんだか読むだけで元気になってしまう本です。
病は気から。
健康も、気持ち次第。
だから、少しでも心地よいと思えることをしよう。
辛いことにぶつかっても「きっと糧になる」と思って、受け止めよう。
なにより、今日からできることがたくさん浮かんで、幸せな気持ちになること請け合いです。
さぁ、ぜひお手に取って、新見医師の診察室へお入りください!