今日のお客さまはアライグマ

今日も夕方から集まる、お客様を紹介します

ガビチョーン!

2009-05-15 16:20:58 | 動物園
「ケケケケケケッケ」
隣の部屋で、猫のきてぃが変な声で囀(さえず)ってます。
どんな鳥がいるのかな?

「ピーヒョロ ピーヒョロ」
庭の桜の木に、透き通った声で賑やかに啼いてる鳥がいました。

画眉鳥(ガビチョウ)です。
中国や東南アジアからペットとして輸入されたのが、逃げて野生化したもの。
目の回りが白く縁取りされてることから、画眉鳥と名付けられました。

どんな声でしょう? さあ唄ってごらんなさい
mp3音声  wma音声

体長が25センチ程、ウグイスの敵なのです。
特定外来生物に指定されて、外来種ワースト100に入っている鳥ですって。



話し変わって、昨夜のことです。
ゴールデンウィーク中は元気がなかった、きてぃ。
連休が終わった頃には、元気いっぱいのきてぃに戻っていたのです。

昨夜も『家中を駆け回る運動会』で大騒音の大暴れ。
こっちのタンスへ昇って降りて、廊下をグルグル3周5周と走り回って。
あっちの押し入れへ飛び込んで、クローゼットの上へジャンプ。

あまりの音に目が覚めて、「コラッうるさいぞ!」
ようやく静かになったところで、「ふー、やれやれ」トイレに行こうっと。

そうしたら扉の外で「ガサゴソ、ザザザー、ガサゴソ、ザザザー」
何かを転がしているような、引きずってるような音がします。
「なにやってんだー まったく! おしりペシペシしちゃうぞー」

アレッ? トイレの扉が開かないのです。

何かが扉に挟まってて、トイレから出られないのですよ。
きてぃの仕業ですね。

「こんな時にはiPhoneでママを呼べばいいんだ」
冷静な私はさっそく、胸ポケットの携帯電話を取りだして…、
アリャ! 「パジャマのポケットには何も入ってないじゃん」

しかたがありません、扉をドンドンドンドン叩いて
「ママー 助けてくれー! 閉じ込められちゃったよー」

寝ぼけ顔のママ「ウルサイわよー、さっきからドタバタドタバタ何やってるのよー 何時だと思ってるのよー」
怒られちゃいました。

ドンドンドタドタバタバタザーザー騒いでたのは、きてぃなのに。
全部私のせいにされちゃいました。

その頃、サッサと寝床へ一直線で寝てるふりしてるきてぃ。

「このおー! いたずらっ子めー」

お腹にオシッコ

2009-05-06 12:57:30 | 
昨日の続きです。

身体の具合を悪くした、猫のきてぃ。まだ猫ベッドで寝たままなのです。

数日前のお漏らしシーツが乾きましたので、取り替えましょう。

どいてくれないので、きてぃの上からかぶせてしまいました。
ついでにシーツの上から下から、ごちょごちょごちょっと、お腹をくすぐっちゃえ。

くすぐったいですよ なにすんじゃ~ どっすん どっすん きゃっ きゃ~

きてぃは起き上がって私の手をドスンドスン踏みつけ、噛みつき、引っ張り。

なんだー? 元気あるじゃん。
よーしもっとくすぐちゃうドー!

くすぐり遊びを20分も繰り返してたら、お腹が空いたようです。
カリカリの小袋をひとつ残らず食べました。
少し気分が良くなってきたのかな。

風邪が治りかけの私の方が疲れてしまいました。
ちょっと横になってひと眠りしようっと。
ママが優しく毛布を掛けてくれました。

すると……!
なんとお腹の上にきてぃが乗ってきたのです。
わーい! ウレシイな。一緒に寝ようね。

嬉しさで、ちょっぴり目頭が熱くなりました。
それと同時にお腹がじんわりと温かくなってくるのです。

えっ? あれっ? なにこれ!?
なんと、じんわりの正体はきてぃのオシッコなのです。

毛布の上から、オシッコをしているのですよー!
貯めションを。

何で? 何で? 何か悪いことしたかよ? 恨まれることしたかよ?

いじわる するんだもん おばけ だいきらいですよー
もっと あそんで くださーい

どうやら怖い夢を見て寝言を言っていた先日の夜。
あれ以来私を怖がるようになったのは、私の起こし方が悪かったかららしいです。

お腹にオシッコをされても、叱れません。
追いかけっこ、抱っこ、くすぐりっこをして、もっと遊びました。
昨日までは抱き上げると固くなっていた身体が、
ずっと柔らかくなって、されるままになってます。

これからも仲良くしようね。いっぱい遊ぼうね。

あっ! そうだ。
オネショの毛布はママにナイショにしておこうね。



寝言を言って唸っている猫を起こすときには、タイミングに注意が必要です。
怖い夢を見ていて、まだ覚めていないときに声を掛けたり、触ったりすると
夢の続きだと思って怖がられ、嫌われてしまったのです。

猫ってそんなにもデリケートなんですね。

猫の異常行動

2009-05-05 12:40:08 | 
ゴールデンウィークの初日に風邪をひいてしまいました。
鼻が詰まって、息苦しいです。
大根おろしがいいと聞き、マスクの中には、大根おろし汁を浸したガーゼを入れて。
声は、ガラガラ声です。まるで別人のようです。

別人のような? もしかしたらこの声か!

話は5日前に戻りますが、きてぃの具合が良くないのです。

深夜3時ごろ、きてぃの寝言に目を覚ましました。
「ヒーヒー うーうー ひーひー」
悪い夢でも見ているのか、悲鳴に聞こえます。

「きてぃちゃん、どうしたの怖い夢を見たの? もう大丈夫だからね」
灯りを点けて話しかけながら手を出したら…
「ギャッ!」怖がられました。

「にゃー にゃー はやく おきてよー」
朝は真っ先に起きてうるさく朝ご飯の催促をする、きてぃ。
なのにこの朝は起きません。
抱き上げようとすると
「いやっ いやっ いやだったらー!」激しく拒絶されました。


背中からお尻にかけて、ムズムズっと毛が波打ちます。
長い毛をむしり取る勢いで噛みつくのです。

シッポ、手、腹、背中、足をガシガシガシガシ!

ノミがいるのかと思い、ノミ退治薬〈フロントライン〉を滴下しました。
効果の現れる2日後になっても、相変わらずガシガシガシガシなのです。

そして、この日からベッドを出なくなったのです。
オシッコもウンチもしないのです。
トイレは2つ離れた部屋ですが、そこまで行こうとしないのです。
歩けない? そんなことありません。
強引にトイレに抱いて降ろすと、脱兎のごとく尻尾巻いて駆け足でベッドに走り戻る。


でも口元にカリカリを持って行くと
「ムシャ ムシャ カリカリ おいしいですよ」いっぱい食べるし、
「ゴクゴク ゴクゴク ぷふぁーあー おいしかった」水も飲むのです。

その5分後、ザッザッザッと敷布をかきむしる音が。
見るとシーツにはビッショリとオシッコが。

エッ! もしかしたら? 「トイレボックス」をベッド脇に用意しました。
「ボトン ボトン ボトン ボトン」
2日間も貯めていたウンチを大放出。

食欲:OK! 水の量:いつもと変わらず
怪我:「シャーシャー」威嚇されながらも身体を触ったところ異常なし
内臓の異常:4月17日の健康診断では特に異常はない

うーむ。解らない。
でも、なぜだか異常に怖がるのです。私をです!
私の風邪声が怖いのかな。

あの時、蛍光灯の明かりが私を照らし、影がユ~ラユラ、
そしてガラガラ声で、手を差し伸べられて、
ちょうどお化けの夢を見ていたきてぃには、私がお化けに思えたのでしょうか?

それ以来、遊んでくれないのです。
御姫さま抱っこもしてないし、散歩もしないし。
このまま私は嫌われ者が続くのでしょうか。


症状
△気になるのか上方の一点を見詰めている事が多い
●身体のあちらこちらを痒がっている、毛が抜ける季節だから?
●抱き上げると身体を固くし、嫌がり、ベッドに逃げていく
●トイレはベッドのそばでしかしない
●明るいところを怖がる。夜になり電気を消したら部屋をウロウロしていた
○ベッドで、ずっと寝ているわけではなく、私の事を気にはしている
○ご飯も水もいつもと変わらない分量を摂取
●明るくておしゃべりな性格が、無口で臆病になった
○今日は身体を触ったら、ゴロゴロ喉をならすようになってきた

なんか変な2才の、きてぃなのです。