今日のお客さまはアライグマ

今日も夕方から集まる、お客様を紹介します

MacBook Pro用革カバンを創る

2011-05-26 14:07:57 | マッキントッシュ&カメラ
ノートパソコンを持ち運ぶ時には、アルミ製のケースに入れていたのですが、少し飽きてきました。
「違うのが欲しいな」と独り言を言ってたら。

ママがひと言「ならば、自分で創っちゃえば」


というわけで牛革製のノートパソコン・カバンを創ることになりました。

これが設計図です。

切断線と縫い穴の位置を印してあります。
下部には補強材を付けて。

マチ用の図面です。

幅4センチ、これらをつないで長さは120センチほどになります。

こちらは持ち手用です。

どのようになるか、想像できますか?

使用する革は唐沢商店で厚さ2ミリの「牛ヌメ・オイル、キャメル色」を購入しました。\16,000
牛一頭の半分の大きさで、長さが220センチ、幅が120センチもの革でした。
とにかくデカかった!

設計図に従って縫い穴を開け、外周を切り出して。
さあ、縫い始めます。

2本の針を使って、ひと針ひと針ずつ縫い閉めていきます。

内張にはスエード革。2枚で\2,000

錠前がちょうどセンターに来るようにしました。

こちらは後ろパネル。

上部三分の一のところで、緩やかに折り曲げることになります。

前面パネルにマチの縫い付けが終わりました。

錠前の裏革を貼り付けて。

コーナー補強用の革。

糸目ピッチがズレないように注意して。

前後のパネルとマチを合体させました。
錠前(M&K製\2,600)もバッチリ、決まりました。

このマチの縫い付けが一番の難所。
部分的に7ミリ厚の革に糸を通すのですから、指がかなり痛くなります。

コバ(革の切断面)処理をします。
ヤスリで綺麗に整えて、トコノールを塗って、磨いて。
塗って磨いて。塗って磨いてをくり返します。

最後には温めた蜜蝋でコバを塗り固めました。

本体の完成です。
さっそく、MacBook Proを入れてみます。

ピッタリ!

おっと忘れるところでした。
持ち手を作ります。

6枚の革を芯にして、最後に充分に水に濡らした楕円型の革を巻き付けて。
少し型が付いたら、縫っていきます。

出来上がった持ち手にテカン(本体と持ち手をつなぐ金具、東急ハンズで2個\900)を通し。
Dカン(ショルダー用の金具、東急ハンズで2個\420)を取り付けて。
組ネジ(東急ハンズで4個\600)で革部分を補強します。

本体に比べて、ちょっと大きめな持ち手にしました。
持ち替える時も両手が余裕で入ります。

ばんざーい!

17インチMacBook Pro鞄の完成でーす。

本日発売の白いネズミ

2009-10-29 11:22:48 | マッキントッシュ&カメラ
パパー だれか きますよ

オッ! 来た 来た 来た 待ってましたー!

たっきゅびんちゃん なんかもってますね きてぃちゃんの おもちゃでしょ

それが違うんだな、ゴメンねきてぃちゃん。

お金を払って、MAC部屋へ急いで、箱を開けました。

こんなのが入っています。
何でしょう?

ぱぱー におい しないですね

なんですかぁ?

透明プラスチックのパッケージに入ってるのは、

化粧石鹸かな?

正体は、本日発売のアップル製マジック・マウスでした。

第一印象は「とても軽い」というのを感じました。
今までのは重くて、手首に負担がかかってたけど、これなら楽です。

マウスの電源を入れてから、MacBook Proを立ち上げて設定します。

今度のCDデザインの打ち合わせにはこのスタイルで出撃です。

なんだー しろいネズミって ぱぱの おもちゃなんだ

ねよっと


60才のカメラ

2009-06-21 15:34:04 | マッキントッシュ&カメラ
ひと月ほど前に、ある人からビンテージ・カメラを戴きました。

1950年生まれの日本光学工業製ニコンS型レンジファインダー・カメラです。
レンズはニッコール5cm F1.4が付いてます。

全手動式の調節機構です。

ピント、シャッタースピード、巻き上げ、巻き戻し、全てが小さなツマミを廻して作動させます。

シャッターを切るまでには、長い儀式が必要です。
ツマミをグルグル廻してフィルムを巻き上げて
小さな接眼部を覗いて遙か遠方に二重にズレて見える景色がズレなくなるまで、歯車を廻して
ふー! ピントがすごく合わせづらいです。

まるでドアスコープから玄関先の訪問者を見ているようなのです。

さっそく試写に行きました。
レンズの絞りはこれくらいだなと、f8に設定。
露出計がありませんから、別に持っていったデジタルカメラで露出を測り、
ニコンSのシャッタースピードをその数値に合わせます。

もう一度ピントを確認して。
でもよく見えません。まぁ、適当でいいでしょう。

そうっとシャッターボタンを押すと「カチッ!」
オモチャ・カメラのようなシャッター音でした。「カチッ!」

現像されたポジフィルムを見て、ちょっとビックリ。
ピントはキレ味鋭くシャープで、露出もピッタリ合ってる。
とても60才のカメラとは思えませんでした。

さてさて、このお爺ちゃんカメラに衣装を着せましょう。

まず、イラストレーターで型紙を書きます。

小さく十字に印された所に、キリで穴を開けていきます。

全部の針穴が開いたのを確認して、裁断します。

厚紙を挟んで、裏地には赤いフェルトを貼って。

あとは、ひたすら縫い付けていきます。

ハイ! 一丁上がり!

完成です。

いちばん難しかったのが、底蓋と本体との縫合わせです。
斜め縫い、しかも円形になっていく。
外周と内周の差があるのを、どうやって縫っていったらいいのか。

ちょっと曲がってしまいました。

接眼部には『還暦の真っ赤なマフラー』を貼り付けて。

散歩の時にはこのカメラがいつも一緒になりそうです。

まっくちゃん こわれたの?

2009-02-03 17:50:00 | マッキントッシュ&カメラ
「はい、そうです、何も映らなくなってしまいました」
「起動音はしないのです。でもパワーランプは点いてますね」

さっきから、ちょっと長電話してるんです。

「インストールDVDからも起動しません、ファンが大回転して騒音がすごくなるんです」
「はーい、修理をお願いしまーす」

やれやれ、電話を終えて部屋に戻ったら!

ベリー! ボコッ!

アー! まったくもー きてぃ! お尻ペンペンしちゃうぞー!
捕まえてお尻をペシペシしようとしたら、逃げられました。



ぱぱー これ どうするんですか


パソコン本体が故障し、モニターに何も映らなくなってしまったのです。
アップルへ修理に出すことになり、玄関までマックを運んできました。

宅急便さんがマックの回収に来たのが、金曜日の夕方。あいにくの雨です。

翌土曜日、午前10時:アップル・サービスセンターから「症状を確認しました、修理を始めます」のメール
その日の午後3時:「修理完了です、今から返送の手配いたします」とメール。

日曜日の午後2時:大きな箱を持った宅急便さんが「マックちゃんのお帰りです。お待たせしましたー」

回収から修理、納品までが3日間。とても早いのには驚きました。

修理表を見ると、ほとんど全部を交換したと書いてあります。

赤く印をしたハードディスク、DVDドライブ、メモリー以外の全てを交換されてます。

きてぃのひっかき傷が2本も付いていた、ボディもピッカピカの新品になって帰ってきました。

「もう爪研ぎしないでね、きてぃちゃん」

えへへへ~

ジャンクカメラ

2006-07-27 13:33:04 | マッキントッシュ&カメラ
銀座松坂屋の中古カメラ市へ行ってきました。

ジャンクコーナーは大勢の人だかりで商品が見えないほどでした。
そんな中、掘り出し物かな!と購入したのがこちらです。

1978年製のNIKON F2フォトミック。

帰宅してさっそく、無水アルコールで消毒し、綺麗に磨きます。

各部の点検:
ボディはスレがあるけれど、シャッター速度、巻き上げなど各部異常なしです。
レンズは少し曇りがあるが、撮影には差し支えなさそう。
問題はファインダーです、電池を入れても露出計が動きません。

CdS(光導電体)という部品の劣化でしょうか。
インターネットで調べて部品を注文しました。

これが取り替えるCdSです。(画像はCdS通販さんから借用です)

部品到着を待つあいだに分解してみました。
慎重に分解し、部品の場所を確認して手順を覚えましたので、元通りに組み立てました。

ところが……! なんと露出計の針が動いたのです。
分解して掃除し、組み立て直したら治っちゃった。
機械式のカメラだからこそ、素人でも修理ができたというお話でした。

こちらは、未使用ストラップです。

皮製ですが、30年も経っていますので切れるおそれがありますね。

青春歌謡曲

2005-12-22 09:11:00 | マッキントッシュ&カメラ
11月に仕事で担当していました歌手あさみちゆきさんの新曲マキシ・シングルが発売されました。
80年代を思わせる、懐かしくて口ずさめる唄に仕上がっています。
機会がありましたらお聞きになってください。

井の頭公園での週末ライブは200人もの観客を集めるほどで、
多くの中年の方からも支持を得ていると新聞にも取り上げられました。