今日のお客さまはアライグマ

今日も夕方から集まる、お客様を紹介します

町内会のお祭り

2009-10-08 13:08:09 | フォト
土曜日、日曜日は町内会のお祭りでした。

前日まで続いていた雨は、御輿の組み立てが終わる頃には薄日がさしてきました。

西空には十五夜の月が輝いています。明日はとてもいいお祭り日和になるでしょう。

ところで、祭りの装束は半纏に半ズボンに足袋なので、携帯電話はどう持ったらいい?
首からさげる巾着に入れればいいと教えられました。

混雑の中、万が一落としたら困りますので、連絡先を袋に書いておき、
さらにセキュリティー対策をします。

4つの暗証番号を正しく押さないと起動できないようになります。


1つめの数字にタッチ…



2つめの数字にタッチ……あらぁ、きてぃの目!

偶然きてぃの目に重なりました。


3つめを………



4つめをタッチ…………
4つの数字が正しく押されると、全ての機能が使えるようになります。

もし4回間違えてしまうと、iPhoneの中身全部が消去されてしまいます。
ですから暗証番号を忘れたら悲惨な事になりますね。



さてさて、お祭りに戻りまして休憩タイムです。

用意された、ジュースにお茶、ビールにおにぎり、じゃがいもにお新香、バナナにチョコレートでスタミナが快復しました。
さあ次の地点に向かって、ソーレ ソーレ!

この日の私の役目は交通整理です。
長いロープを持って行列の最後尾に付き、御輿行列の安全を守るのです。
担いだ人たちがセンターラインをはみ出して、反対車線の車にぶつからないように。
御輿行列の後ろにストップさせた車たちとトラブルにならないように、前を見て後ろを見て出発進行!
これが結構しんどくて、担ぎ手たちがラインからはみ出ちゃうのです。
危ない!
ロープを引いても、逆に引っ張られちゃいます。
ウーン! もっと腰を入れて引っ張れ、もっと引っ張れ!
そんなわけで、御輿を担がなくて、綱引きをしてました。

みんなは御輿を担いでます


午前10時の宮出しから、5回の休憩を挟んで午後7時の宮入まで、たいへん疲れました。
(そうして翌日から起き上がれなくなり、ギックリ腰に悩むのです。3日間も寝込んじゃいました)

待てば海路の日和あり

2009-08-03 18:34:07 | フォト
8月2日は朝から小雨でした。
だけれど、行くと決めていたのだから決行しよう。
バッグにはタオルに包んだレンズ2本とフィルム・カメラを入れて。
手にはビニール傘を持って出発。
目的は『大賀ハス』です。

さて40分後には、町田市の薬師池公園に着きました。
でも雨が強く、写真を撮るどころではないのです。
弱ったナー、どうしよう。
折角だから、とりあえず1枚だけでも!

「ハスの池」では『大賀ハス』が池全体を覆っていました。

雨はますます強くなってきたので、茶屋へ避難します。
30分待っても、1時間経っても雨は止む気配がないのです。
あと10分待ってダメだったら「帰ろう」と独り言を言いながら空を見上げると
心持ち東の空が明るくなってました。

3杯めのコーヒーを急いで飲み干して茶屋を出、早足でハスの池へ急げー。
気づくとあれほどいた雨の止むのを待っていたカメラさんが一人もいません。
皆さん帰られてしまったのですね。

もう雨は止んでいました

エヘヘヘヘ、大賀ハスを独り占めしちゃいました。

雨の滴が重たく、風にも煽られて、花びらは横になびいてます。

ハスの花は早朝に開花し、昼頃にはもう閉じてしまうのです。

翌日また開いて、また閉じるを三回繰り返して。
そしてそっと散ってしまうとか。

この柔らかピンクが儚くも健気な姿形に似合っています。

この蕾が明朝には開花するのでしょうね。
その次には向こうに見える花の番でしょうか。

大賀ハス (古代ハス):
関東学院大学教授だった大賀一郎博士が
縄文時代の遺跡から発見したハスの種のうちの一粒を育て、開花に成功したハス。

そのたった一粒の種から、こんなにも多くのハスが育って全国に広がっているのです。

こうして次々と命の絆の大切さを教えてくれる花。
2000年も昔の姿のままに見せてくれるハス。

ここにとても小さな花がありました。
大きな葉たちに囲まれて、守られるように花開き始めています。

他の花の茎より細く、か弱く繊細にして。
でも陽の光を浴びて、しっかりと重い花を見せてくれる事でしょう。

初秋のバラ

2008-10-20 18:32:37 | フォト
穏やかな陽射しの先週末は、バラを見てきました。

自然林の中のゆるやかな坂道を400メートル登り詰めると、
左手に急な階段が待っていました。
この108段もの木の階段を、汗とヨイショ、ヨイショの掛け声とともに登り切ると、
開けた目の前にようやくバラ園が見えてきたのです。

生田ばら苑
樹林に囲まれた丘の中に500種4,000本もの薔薇が咲き誇っています。
まだ三分咲きということでしたが、この暖かな陽射しで開花が進んでいくことでしょう。

さて、いくつかの花々のご紹介を……

フローレンス・マリー



ピカデリー



チャールストン



プリンセス・オブ・ウェールズ



ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ



アンネ・フランク

多くの市民ボランティアさん達のおかげで、こんなにも綺麗なバラたちを見ることが出来たのでした。

カメラ:NIKON F3 レンズ:Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S、Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
フィルム:富士フイルム プロビア400X(ポジフィルム)

吾亦紅

2008-09-24 17:30:10 | フォト
ご無沙汰しておりましたけど、皆様お元気でしたでしょうか?

きてぃちゃんは、夏バテしなかったかな?

きてぃちゃん げんきですよー でも ちょっと やせました

やせた? どこが~!
毎日のように走り回ってて、畳がボロボロになっちゃったのは誰のせいですかー。



秋分の日の昨日は、フィルムを詰めたカメラを持って、近くの森林公園を散歩してきました。

木漏れ日に輝く、曼珠沙華。

まるで花火のような音が聞こえませんか?
パチパチパチッ! ドーン!


儚げにひとり咲く、吾亦紅。

地味だけど凛とした枝に命の力強さを感じさせます。

吾亦紅といえば、すぎもとまさとさん歌唱の「吾亦紅』
発売以来19ヵ月間ヒット継続中です。

年末の紅白歌合戦への出場が待たれますね。

第27回 横浜開港祭

2008-06-02 18:46:46 | フォト
6月1日(日)、2日(月)の2日間、横浜開港祭が催されました。

暖かな日曜日の昼過ぎに出かけてみました。目指すは海王丸です。

まずはドッグに係留されている初代・帆船日本丸

総帆展帆(そうはんてんぱん):全ての帆を広げること
ボランティアさん達がマストをよじ登り、
閉じてある帆の紐をほどいて、その後、甲板から「セーノ」のかけ声と共にロープを引いて帆を満開にするのです。

甲板からマストの頂上まで43メートル。
高所恐怖症の私にはとてもマネの出来ないことです。



さて、開港祭を祝って姉妹船の2代目・海王丸がやってきました。

海王丸の総帆展帆時刻まであと20分。

その時、2隻のタグボートが近づいてくるのです。

海王丸に対して直角にタグボートが止まってしまいました。
「船にぴったり付いちゃったら、船体が見えないじゃん」

海王丸の帆桁に点々と人がいるのが見えますでしょうか?

商船高校生・大学生たちが登って足を開いて踏ん張り、帆を縛っていたロープをほどいていきます。
中には女子学生の姿も見えます。約2割は女性なんですって。凄ーい!

帆が段々開いてきました。
先程来のタグボートの仕事は、帆が風で孕むと船が傾くので、それを押さえているのでした。

でも、タグボートは邪魔だなああああー。

大きな笛の音に続いて「せーの、よいしょ、わっしょい」かけ声が響いてきました。
すると帆がゆっくり回転していくのです。
そうかー、風を読んで帆を廻すのかー。

心地よい海風の中で総帆展帆の出来上がりです。

ところで上の写真たちは、このカメラで撮影したものです。
Nikon F3+モータードライブMD-4。
フィルムは富士フィルム:プロヴィア400Xというポジフィルムを使いました。

周りの携帯カメラ・マンさんや一眼デジ・カメラマンさんのシャッター音はカチャ・カチャと静か。
対して私のカメラは「ガシャッジー、ガシャッジー」
シャッターを切る音とフィルムを巻き上げる音が周りに響いてました。
迷惑かけて「すみませんでーす」

寝ているきてぃに、このシャッター音を聞いてもらいました。

せーの「ガシャッジー」

わっ! びっくりしたー

逃げられちゃいましたー。


第34回:野毛大道芸

2008-04-28 17:44:40 | フォト
ゴールデンウイーク初日の26日から野毛の大道芸が催されました。
あいにく土曜日は雨模様でしたので、日曜日に行くことにしました。
桜木町の駅を降りるとすでに人の波で混雑しています。

パンフレットを貰って、さてどこに行こうか。
ありゃー、40近くもの催しがあると分かりましたが、
野毛大道芸公式HPうーんどれにしよう。

とりあえず、ミス・サリバンさんの所を目指しました。

コンクリートの道に座って約30分間、ジャグリングの演技を見るのです。

この人の笑顔と面白いパフォーマンスに、お尻の痛さを忘れちゃってました。

決めポーズの時には片足を上げて「ハイ拍手!」
可愛い~、大ファンになりました。

次は一輪車に乗って刀剣のジャグリングです。
こわごわしながら膝がブルブルしてるのに一輪車に乗ろうとするのですが、
本当に乗れるのかなぁ。なんて心配させる演技なのですよ。

でも上手いもんですね、落ちませんでした。
一輪車をスイスイしながら3本の剣、4本の剣をクルクル。
見ているこちらが目が回りそうですよ。

それもそのはずトヨタのポルテという車のCM
ジャグリングをしながら車に乗り込むというのに出演している、まさにその人だったのですから。


さてお次は、イギリスから来たロブ・ロイさんのアクロバットマジックです。

この黒い箱はガタガタしてて今にも外れそうなのです。落っこちないか心配なのです。

何をするのか? 鎖で上半身をがんじがらめにされていきますよ。

片言の日本語で「もっときつく もっと もっと アハン」ですって、マゾですねー。

こんな形のまま3メートルほどのハシゴを登っていきます。

ハシゴの頂上で周りを見回して「だれか たすけてくださーい」なんて言ったって助ける人なんていやしない。

肩がだんだん小さくなってきたのです。肩の関節を外しているのですって。
思わずこちらの体にも力が入ってきました。

アッ! と思った時には鎖が体から外れて落ちていきました。
あとには真っ赤に茹であがったロブスターさんがいました。
ちがいました、ロブさんでしたー。

次は何を見ようかなーと他の会場を目指したのですが、ものすごい人の数で歩くことすらなりませんでした。
これにてオシマイ。

次は横浜港ドックに係留保存されている帆船日本丸の所に行きました。

29日には総帆展帆・満艦飾の予定なのです。
マストのそこかしこに、ボランティアさんたちが登って帆を開くのです。
見応えタップリです。
さて撮影にはどこがいいのかなぁと下調べをしてきました。
よしココに決めた、あとは快晴で無風だといいな。

カメラは直ったけど

2008-04-15 13:10:14 | フォト
故障してしまったフィルムカメラNIKON F3が修理完了となりましたので、受け取ってきました。

見積りの時に約4万円と言われていたのですが、実際には28,224円で修理できました。


きてぃちゃん、よかったね~。
修理代をママが半分出してくれるって、先に2万円もらってたんだよ。

あのねナイショなんだけど、
ママには4万円かかったと言っておいて、おつりの1万円返さないんだ。
パパのお小遣いにしちゃいましょっと。

きてぃちゃん、オモチャなにが欲しい?

あ~ いっけないんだ いっちゃおっかな~
ままちゃん くちべに ほしいって いってましゅよ


というわけで、おしゃべりきてぃのおかげで1万円はママの財布に戻ってしまいました。残念!


こちらが、このカメラで撮った写真です。

デジタルカメラの画像と比べると、このベルビア100Fというポジフィルムは緑色と赤色が鮮やかになる特徴があります。

空の青もこんなに綺麗な色だったかな、そう思わせる発色具合なのでした。

直ったカメラを肩にして、週末はどこに行こうかな。
きてぃちゃん一緒に行かない?

花散る桜に涙のひとしずく

2008-04-07 18:18:41 | フォト
昨日は、朝から眩しいほどの青空でした。

羽田から西に向かって福岡か大阪に、ひとっ飛びでしょうか。

この日は見頃の桜を訪ねて、生田緑地ばら苑に行きました。

薔薇造りを見学しながら桜を見ようという“遊園跡地の桜ウオッチング”という催しなのでした。

桜を見る会を終えてから、近くの民家園まで足を運びます。

ここは1月にも行った場所です。
その時の同じ場所から撮った写真が冬の民家園雪の中の風景です。

途中で見覚えのあるカメラを構えている親子とすれ違いました。
横目でカメラを見ると『NIKON Fモータードライブ付』です。
思わず振り返って「いいカメラですね」そう声をかけました。
親子でカメラ好きで
「娘と一緒に一眼レフ・マニュアル機で民家園を撮ろう」なんですって。

気になる40年も前に製造されたNIKON Fのモータードライブ『メカニック音』の事を尋ねたら
「よかったら、どうぞシャッターを切ってください」ウレシイお返事をいただきました。
遠慮無くお借りして、シャッターを「バシャ~ン」音に痺れました。

写真を撮っている姿を見ながらお母さんは、
「休みの日には娘と一緒に写真部屋でカメラ談義してるんです。私の入り込む隙なんてないんです」
「今日の私は運転手役なんですよ」そう笑ってお話しされてました。
同じカメラ好き同士いつまでも話し続けていたいのですが、記念に写真を撮らせていただいて微笑ましい親子とお別れです。


さて私のバッグには、デジタル一眼レフの他にもフィルム一眼レフ:NIKON F3も入っているのです。

『菜の花と紅梅のバックには茅葺き農家』を狙いながら
NIKON F3のシャッター音を楽しみにして、シャッターボタンをそっと押します。
その瞬間「ギーギャシャ」なんて変な音! 今までに聴いたことのないシャッター音でした。

ミラーが上がったままです。
フィルムを巻き上げられません、シャッターが動きません。
アー! 故障してしまいました。
「うーん、カメラを浮気したから、怒ってしまったのか」ショックでした。

その足で新宿のニコン・サービスセンターに持ち込んで点検してもらったところ、
「シャッター故障です。修理に約4万円かかります」だったのです。
オーバーホール修理完了まで10日間の入院となりました。

しょげて帰宅したら、「きてぃちゃんが、ふさぎ込んでて動かないよ」
家族の言葉に慌てて庭に出てみると

ママとお散歩してたら、草むらで動かなくなったんですって。

きてぃちゃん、フリーズしちゃっててどうしたのさ。

あ~ ぱぱぁ あそぶって おやくしょく わすれちゃってるでしゅよ

あー、いけない。
朝からカメラの支度ばかりしてて、きてぃちゃんと遊ぶのを忘れてました!

アライグマが来たんですけど

2008-03-30 13:02:53 | フォト
あちらこちらから桜の開花情報が報道されていますが、どこも大勢の人々で混雑しているようですね。
そこであまり混雑していない所へ出かけてみました。


ここは町田市・薬師池公園です。

広さが7,700平方メートル(東京ドームの16%の面積)の池を中心に、
梅、桜、藤、花菖蒲、蓮、椿など4000本もの木や花が植えられています。

梅はすでに散ったあとでしたが、200本もの桜が満開でした。

人の数が少なくて静かで落ち着いた公園です。
中でいちばん混雑していた場所は売店でした。

朝採りの野菜や、こんにゃく玉、ウドンや菓子パンの売店があります。
なぜか子供のおもちゃまで売ってました。


さて今日は外観はボロボロで惨めな姿になってしまったレンズを持ってきました。
Ai Nikkor ED 180mm F2.8S

舞台撮影やポートレート、風景を撮影すると綺麗な色とシャープでクッキリした画質が撮れる、
とても良いレンズなのです。
でも長く使っているあいだに、ぶつけたり落としたり、転がしたりして傷だらけになってしまいました。
でもまだまだ元気な望遠レンズです。

池の対岸まで100メートルほど離れているでしょうか、集まっているカメラマンの狙っているのはカワセミです。
待ってても、なかなか姿を見せないカワセミ。

辛抱強く1時間ほど待ってみましたが、カワセミを見ることはできませんでした。

ところで帰宅後のことです。
疲れてちょっとゴロ寝をしていたら「アライグマが来てるよ、起きてよー」
家族の大きな声で外を見るとアライグマがいました。
姿かたちで2006年11月9日のアライグマだと思われます。
カメラを用意した時には、もう逃げ帰ってしまいましたので、写真は撮れませんでした。

元気で過ごしていたアライグマ、またおいでね。


カタクリの花

2008-03-22 22:01:17 | フォト
夜遅いのですが、きてぃを散歩に連れ出しました。

きてぃちゃん、夜でも寒くなくなったね。

あっちの しろいの なんでしゅか

桜ですよ。

庭の彼岸桜が咲き始めました。

暖かくなると綺麗な花がいっぱい咲くんだけど、
きてぃちゃんはまだ見たことなかったね。

ところで相談があるんだけど、聞いてくれる?

なあーに?

明日なんだけど、おばあちゃんといっしょにお留守番しててくれないかな?

おるしゅばんて なんでしゅかぁ

おりこうさんで待ってると、おみやげにおいしいカリカリやおもちゃが貰えるから待っててね。

ということで前夜きてぃといっぱい遊んでから、今日はかたくりの里に行ってきました。

花の高さは10センチ程なのでヒザをついて頭を低くして、風にそよぐ花が止まるのを待ちます。
シャッターを切るまで息を止めてるので、酸欠状態で立ち上がるとクラッとするほどでした。
熱中症を思い出しました。危ない、危ない。

カタクリの花は2分咲き、まだパラパラッと咲いている状態でした。

中でも、この花たちが美しくて何枚もシャッターを切りました。

気がつくと後ろでカメラマンがいっぱい順番待ちしていました。
きっと誰もが浅田真央さんのスケート姿を想像しながら、光の具合や構図を練ってシャッターを切ったのでしょうね。

おばあちゃんに梅まんじゅうをお土産にしました。
きてぃにはセブンイレブンで買ったカリカリがおみやげだったのはナイショですよー。


武蔵野を散歩

2008-03-04 18:27:14 | フォト
水ぬるむにはまだ早い3月最初の日曜日、川沿いを散歩してみました。

日だまりの鴨が日光浴中、私のセーターも太陽がフワフワに膨らましてくれてます。

ふと、足元に変わった実が落ちてるのを発見。

何だろ? 見たこと無いぞ。半透明の殻を振るとカラカラと音を立ててます。

こりゃいいわ!猫のきてぃにお土産です。
廊下をカラコロ転がして、喜ぶきてぃの顔が目に浮かびます。

もっと落ちてないかキョロキョロしてたら、ポンと肩を叩かれました。
私の手元を指さしながら、それ「ムクロジだよ」おじさんが声をかけてきました。

「羽子板遊びしなかった? 羽根の先に黒い豆がついてるだろ、その豆がそれに入ってるんだよ」
なあるほど。よく見ると黒くて固そうな豆が入っています。

「あんた暇かい?」「ええ、まあ」
「ちょっと来なよ」

というわけで、おじさんの後を付いて行くことになりました。

茅葺きの家が!
話し好きのおじさんに案内されて入った家は、水車を使って精米をしていた農家なのでした。

【武蔵野の水車経営農家】
明治の初め頃から、直径5メートルもの水車で精米していた歴史ある農家なのですって。
昭和40年代の護岸工事で水の流れがなくなるまで、営業していたということです。

この後、精米機の仕組みから昔の道具や蚕の育て方まで、あれやこれやと1時間も聞かされてました。

はぁ~、疲れました。
お土産のムクロジをたっぷりポケットに詰め込んで、帰路のバスに乗った時には空は黄砂で濁ってました。

付録:あさがお

『あさみちゆき/あさがお』が3月5日に発売されます。

心地よいリズムと歌声に、ちょっと懐かしい下町風情を思わせる、とてもいい曲です。

少し歌詞をご案内します。

仕立ておろしの 浴衣着て
 ひと箸つけた 冷麦の
 妹の つたない箸さばき
 思い出します あの夏の日

 花火見つめる 縁側で
 ビール片手の 父がいた
 傍らで寄り添う 母の手は
 そっと団扇を あおいでた

今年の盆踊りにはこの曲が流れること間違いなしです、お楽しみに。

〔追記〕

[火曜の夜は歌コン]
11日夜8時、NHK『歌謡コンサート』に出演が決定しました。
あさがおをお聴きになるチャンスですよ。

一番桜

2008-02-13 13:27:03 | フォト
数日前に雪が降ったとは思えないほど暖かな日に、早咲きの桜を探しに来ました。

東名高速道路・大井松田インター近くの松田山からの景色です。

さくらまつりが催されて、夜間はライトアップが綺麗と聞きました。

まだ咲いている木は少なく、所々にほんのりと開花した桜がありました。

一方菜の花畑は満開でした。

疲れた体にミカンが美味しくて、8個も食べちゃいました。
はい、食べ放題なのでした。

さて、新しく購入したマクロレンズのテスト撮影です。
風に揺れる桜が止まる瞬間を待って、シャッターを切ったのがこの一枚でした

満開になるには、あと10日くらいかかるかな。
夜桜のライトアップが楽しみだなぁと想像しながら帰路につきました。

みなとみらい

2007-12-27 12:37:03 | フォト
クリスマスの夜、仕事を放っぽらかして横浜港へ行ってました。
みなとみらい「オフィルビルの全館点灯TOWERS Milight(タワーズミライト)」最終日でした。


ロイヤル・ウイング号の出航時刻に間に合いました。

乗船客の皆さんは、美しい夜景と美味しい料理のディナークルーズを満喫してるんだろうな。
こちらはお腹がペコペコで寒さが身にしみました。

ナビオス横浜のイルミネーション:光のゲート。

ここからの撮影は私にとっては、一番難しい所。
遠景にピントを合わせるとゲートはボケるし、ゲート全体が入らないし。ムズカシイ!

クリスマスの夜としては、思ったほどの人出ではなかったので、三脚をあちこち移動してパシャパシャ。

3時間も歩き回って、カメラ機材の重さに肩は悲鳴をあげるし、
お腹はグーグー泣きだして「ハンバーグ食べたい~!」でした。

府中市・郷土の森を散策

2007-10-29 08:58:22 | フォト
台風一過の朝、青空がとても澄んでいました。

秋を感じるものが何かないかなぁ、キョロキョロと目を右に左に巡らすと、
ススキの穂に光が当たってました。

紅葉は……ありました。
この1本だけが色づき始めているのです。


野の花に囲まれたのどかな風景の中に、農家を移築した食べ物どころがありました。

選んだメニューがカレーライスだったのが、雰囲気に似つかわしくないと気づいたのは後の祭り。
暖かな陽射しをたっぷり浴び、綺麗な空気を吸い、美しい景色を堪能してきました。


避暑地

2007-08-26 20:34:49 | フォト
最高気温予想の35度を避けようと、涼しい所へ行くことにしました。
名付けて「マイナスイオンタップリで冷たい水に足を浸すぞ」
東京都西多摩郡檜原村、払沢(ほっさわ)の滝に行こう。

強めの冷房が効いた電車を乗り継いで約1時間半、満員のバスに乗ること30分。
お昼すぎには滝に到着しました。


ここから湧き出して


こちらが滝壺


滝の高さ60メートルのうち、下半分しか見えないのですが、東京周辺の滝では一番の見所です。

流れの緩やかな浅瀬に手を入れ、「うー冷たい!」
お休み処でコーヒーを飲んでいるとき、
壁の温度計が25度を示しているのに気づき、思わず「すずしー」とつぶやきました。

でも冬の雪が少なかったために、水量がだいぶ少ないと女将さんが話してました。
こんな所にまで温暖化の影響が表れているのを実感しました。

お土産に、ケヤキ製のお玉、椎茸、川魚を持って地元駅に降りたとき、
先日の熱中症で倒れた事を思い出しましたが、マイナスイオンたっぷりの体で無事帰宅しました。

待ちくたびれていた、きてぃが背中に飛び乗り、肩に二筋の切り傷がついてしまい、イテテテ!