しばらくお休みしてましたけれど、皆様お変わりありませんでしたでしょうか?
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きてぃは、スクスクと育って、2才9ヵ月になりました。
よく食べて、よく遊び、そして……ずる賢い猫!になってるのです。
それは昨夜の出来事でした。
深夜2時頃、何かがガラス窓を叩いている音に目が覚めました。
「夕方から風が強くなってたからな、木々が騒いでるのだろな」
『ゴトッ ゴトッ キー ガラッ』
ガラス窓の開く音に飛び起きました。
ドロボウ!
怖いです。身震いしてます。
冷たい空気がサーっと流れて来て「うー寒」ブルブルッ。
懐中電灯を手に急いで室内を見渡して、家族の無事を確認。
それと、きてぃは?
アリャ!
見あたりませんから、いつものようにどこかに隠れてるのでしょう。
ライトに照らされたガラス窓は、30センチも開いてる。
風にあおられたカーテンが、ゆらゆら揺れています。
震えながらもストーブを点けて室内を点検。
侵入者は、いないようです。
心配そうな家族の目を後ろにして、きてぃを探します。
でも、きてぃがいないのです。
見つからないのです「誘拐されちゃった?」
その時、外をネズミ色の物体が走って行くのに気づきました。
あっ! きてぃでーす。
すきま風を感じて、窓ガラスのロックが掛かってないのに気づいた、きてぃ。
夜中になってから「よいしょ よいしょ」ガラス戸をこじ開けて
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「ばんざーい だっしゅつ せいこうでーす」
「ぱぱー いってきまーす」
こうして夜遊び猫、きてぃは家出していったのでした。
夕方、ガラス窓のロックを閉め忘れたのは私でした。
寒さに震えながら、不良少女の帰宅を待つ父親の心境に。
そのころ、きてぃの母といえば「大丈夫よー 帰ってくるに決まってるわよ。もう寝るからね」
暖かい布団に戻って行くんですよー。冷たい母親ですこと。
そして待つこと2時間後。
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「ぱぱー ただいまー ままはー?」
ママの言うとおり、不良少女はご帰宅なされました。
「ぱぱー はらへったー なんか くれー」
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「コラッ! 心配したんだぞ、悪いやつに誘拐されたらどうするんだ! バカモン! ガミガミ ガミガミ」
「たっぷり叱られて神妙になってるから、もう家出なんかしないよな」
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「はーい きょうは もう でて いかないもん」
今日は? じゃ明日はどうすんのよー?
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「えへっ ちがうところ みつけちゃった あそこから でてみよっと」
そうなんですよ。
今さっき、きてぃは、またもや家出して行っちゃったのですよー。
「グズン」