飛行機こわかった

行きつけの高島屋ショッピング・センターで猫の本を買った帰り道、隣のお店でこんなのを見つけました。
猫の飛行機

ぱぱあ　これ　なんですかあ？

きてぃちゃんにおみやげですよ。
このモデルさん、きてぃちゃんにちょっと似てるね。

こんな風に空を飛べるんだってさ。

厚手のボール紙を折って曲げて、差し込んで挟んで。
ふーヤレヤレ　もうちょっと。

プロペラの作り方が解りづらくて、悩みました。
でもどうやら完成です。

さー、きてぃちゃん乗ってごらん！

こわくないですか？

こわくないよー、お友達の猫さんもみんな喜んで飛んでるからね。

ちょっと強引に乗せちゃいました。
それではシュッパーツ！
ハワイまでひとっ飛びー！　ビューイ～ン

アッ　そういえば、着陸方法を教えてなかった
それにプロペラが取れちゃってるよー

ガラガラガラ　ドッカーン！
墜落したー！

ドテッ　いたーい　うー　うー　口から出血？

ごめんごめん　プロペラがしっかり嵌ってなかったのでした。

こわかったですよ　でも　たのしかったので　もういちど　のりますね

トントン　トントン　ガチャガチャ
ハイ　　修理完了　出来上がり！

宇宙船の完成です。
これで月まで、ひとっ飛びー！　かな？

落ちても目が覚めない猫

もう朝晩は秋の気配がする今日この頃です。
夕方、下駄箱の上で寝ているきてぃの身体を秋風がそっと撫でていきます。

声をかけても返事がないほど、ぐっすり寝ていますから、
このままそおっとしておきましょう。

「スースー」

突然ドタン！　バタンドサッ！
大きな音がしました。

何だ？　どうした！

寝返りをしようとして、真っ逆さまに120センチも落ちたのです。

革靴に頭を突っ込んでしまい、おでこが痛いらしくて、右目の上が少し腫れていました。

それにしても、おっちょこちょいで鈍感な猫なのですよー。
落下中に目が覚めなくて、地上に落ちてから気づくなんて。

今までにも、鬼ごっこで廊下を走っていく途中、カーブを曲がりきれなくて、すべって転んでドタン。
（足の裏には白い毛が長く伸びていて、ツメブレーキが効かなかったから？）

そういえば、タンスの上からママちゃんの肩に飛び乗ったら、
その勢いでママが転んで、きてぃが下敷きになりかけたこともあったっけ。

しっかりつかまって　ねんね　してるのに　おちましたー

窓辺の桟の上や風呂場の窓やキッチンの出窓で外を見るのが好きなのです。
今も網戸越しにガビチョウを眺めては「ケッケケッケ」囀ってますよ。

しばらくすると、あれっ？
またうたた寝を始めてますよ。

こっくり　こっくり　ゆ～ら　ゆ～ら

パチッ！　手を叩いて起こしました。

わっ　ビックリしたー

落ちないように気をつけて降りなさいよね。

はーい　ゆっくり　おりまーす

夏の過ごし方

梅雨の中休みの今日、明日もまた蒸し暑い一日になりそうです。

『涼しい場所は猫に聞け』といいますから、きてぃに聞いてみましょう。

きてぃちゃん、一番涼しいところは、どこ？

ここですよ

午前中は南側の窓際にへばりついているのです。
草木を通り抜けたオゾンたっぷりの涼しい空気に胸の毛をなびかせて。

それにしてもきてぃちゃん、ちょっと毛が暑苦しいんじゃない？
週末にワクチン注射に行く予定だから、ついでに毛を切ってもらおうか。

け　さわられるの　だいっきらいでーす


午後になると西風が部屋を通り抜けていきます。
玄関の扉を小し開けておき、いっぽう東側の窓は大きく開け放します。

お腹がいっぱいの、きてぃ。
うたた寝中の姿は、まるでエジプトのスフィンクスのようですね。

あ　ゆうびんやさん　きました

しんぶんやさん　きました
おともだち　きょうは　まだ　きませんね

こうして夕方までは玄関番きてぃのなのでした。

慎重すぎる猫

おもーい　おもーい

きてぃが、さっきから変な寝言をいってます。

ふ～う！
しっぽがとれちゃった　ゆめみてましたー

ぱぱぁ　しっぽ　まだついてますか？

まだ付いてますよー。だいじょうぶだよ。
さあて、雨が降りそうだから、今のうちに散歩に行こうか。

はーい　いきます


というわけで、庭の猫タワーにやって来ました。

そして、ヒョイヒョイっと木の途中まで登ったのですが、
ふと我に返って

ちょっと　こわいです　おりまーす

おそる　おそる　そーっと　そーっと

いっぽ　いっぽ　ゆっくり　ゆっくり

まっすぐ　よくみて　あせらないで

すべらないように　しんちょうに

ここは　まがってるから　むずかしいのです

だんだん　みちが　せまくなってきました

いきを　ととのえて　きをつけて

みちが　ふたつに　なってますね

あれぇ？

ぱぱー　たすけて　くださーい！

お腹にオシッコ

☆昨日の続きです。

身体の具合を悪くした、猫のきてぃ。まだ猫ベッドで寝たままなのです。

数日前のお漏らしシーツが乾きましたので、取り替えましょう。

どいてくれないので、きてぃの上からかぶせてしまいました。
ついでにシーツの上から下から、ごちょごちょごちょっと、お腹をくすぐっちゃえ。

くすぐったいですよ　なにすんじゃ～　どっすん　どっすん　きゃっ　きゃ～

きてぃは起き上がって私の手をドスンドスン踏みつけ、噛みつき、引っ張り。

なんだー？　元気あるじゃん。
よーしもっとくすぐちゃうドー！

くすぐり遊びを20分も繰り返してたら、お腹が空いたようです。
カリカリの小袋をひとつ残らず食べました。
少し気分が良くなってきたのかな。

風邪が治りかけの私の方が疲れてしまいました。
ちょっと横になってひと眠りしようっと。
ママが優しく毛布を掛けてくれました。

すると……！
なんとお腹の上にきてぃが乗ってきたのです。
わーい！　ウレシイな。一緒に寝ようね。

嬉しさで、ちょっぴり目頭が熱くなりました。
それと同時にお腹がじんわりと温かくなってくるのです。

えっ？　あれっ？　なにこれ!?
なんと、じんわりの正体はきてぃのオシッコなのです。

毛布の上から、オシッコをしているのですよー！
貯めションを。

何で？　何で？　何か悪いことしたかよ？　恨まれることしたかよ？

いじわる　するんだもん　おばけ　だいきらいですよー
もっと　あそんで　くださーい

どうやら怖い夢を見て寝言を言っていた先日の夜。
あれ以来私を怖がるようになったのは、私の起こし方が悪かったかららしいです。

お腹にオシッコをされても、叱れません。
追いかけっこ、抱っこ、くすぐりっこをして、もっと遊びました。
昨日までは抱き上げると固くなっていた身体が、
ずっと柔らかくなって、されるままになってます。

これからも仲良くしようね。いっぱい遊ぼうね。

あっ！　そうだ。
オネショの毛布はママにナイショにしておこうね。



寝言を言って唸っている猫を起こすときには、タイミングに注意が必要です。
怖い夢を見ていて、まだ覚めていないときに声を掛けたり、触ったりすると
夢の続きだと思って怖がられ、嫌われてしまったのです。

猫ってそんなにもデリケートなんですね。

猫の異常行動

ゴールデンウィークの初日に風邪をひいてしまいました。
鼻が詰まって、息苦しいです。
大根おろしがいいと聞き、マスクの中には、大根おろし汁を浸したガーゼを入れて。
声は、ガラガラ声です。まるで別人のようです。

別人のような？　もしかしたらこの声か！

話は5日前に戻りますが、きてぃの具合が良くないのです。

深夜3時ごろ、きてぃの寝言に目を覚ましました。
「ヒーヒー　うーうー　ひーひー」
悪い夢でも見ているのか、悲鳴に聞こえます。

「きてぃちゃん、どうしたの怖い夢を見たの？　もう大丈夫だからね」
灯りを点けて話しかけながら手を出したら…
「ギャッ！」怖がられました。

「にゃー　にゃー　はやく　おきてよー」
朝は真っ先に起きてうるさく朝ご飯の催促をする、きてぃ。
なのにこの朝は起きません。
抱き上げようとすると
「いやっ　いやっ　いやだったらー！」激しく拒絶されました。


背中からお尻にかけて、ムズムズっと毛が波打ちます。
長い毛をむしり取る勢いで噛みつくのです。

シッポ、手、腹、背中、足をガシガシガシガシ！

ノミがいるのかと思い、ノミ退治薬〈フロントライン〉を滴下しました。
効果の現れる2日後になっても、相変わらずガシガシガシガシなのです。

そして、この日からベッドを出なくなったのです。
オシッコもウンチもしないのです。
トイレは2つ離れた部屋ですが、そこまで行こうとしないのです。
歩けない？　そんなことありません。
強引にトイレに抱いて降ろすと、脱兎のごとく尻尾巻いて駆け足でベッドに走り戻る。


でも口元にカリカリを持って行くと
「ムシャ　ムシャ　カリカリ　おいしいですよ」いっぱい食べるし、
「ゴクゴク　ゴクゴク　ぷふぁーあー　おいしかった」水も飲むのです。

その5分後、ザッザッザッと敷布をかきむしる音が。
見るとシーツにはビッショリとオシッコが。

エッ！　もしかしたら？　「トイレボックス」をベッド脇に用意しました。
「ボトン　ボトン　ボトン　ボトン」
2日間も貯めていたウンチを大放出。

食欲：OK!　水の量：いつもと変わらず
怪我：「シャーシャー」威嚇されながらも身体を触ったところ異常なし
内臓の異常：4月17日の健康診断では特に異常はない

うーむ。解らない。
でも、なぜだか異常に怖がるのです。私をです！
私の風邪声が怖いのかな。

あの時、蛍光灯の明かりが私を照らし、影がユ～ラユラ、
そしてガラガラ声で、手を差し伸べられて、
ちょうどお化けの夢を見ていたきてぃには、私がお化けに思えたのでしょうか？

それ以来、遊んでくれないのです。
御姫さま抱っこもしてないし、散歩もしないし。
このまま私は嫌われ者が続くのでしょうか。


症状
△気になるのか上方の一点を見詰めている事が多い
●身体のあちらこちらを痒がっている、毛が抜ける季節だから？
●抱き上げると身体を固くし、嫌がり、ベッドに逃げていく
●トイレはベッドのそばでしかしない
●明るいところを怖がる。夜になり電気を消したら部屋をウロウロしていた
○ベッドで、ずっと寝ているわけではなく、私の事を気にはしている
○ご飯も水もいつもと変わらない分量を摂取
●明るくておしゃべりな性格が、無口で臆病になった
○今日は身体を触ったら、ゴロゴロ喉をならすようになってきた

なんか変な2才の、きてぃなのです。

体調不良? 気分不良？

きてぃは、とっても明るい性格でお笑いが大好きな猫なのです。

こんな風に

ぱぱー　みて　みて～
ほーら～　くちべにー　まま　みたいでしょ
（実際は、鼻についた水滴をペロリの瞬間です）

なのに、昨日はちっとも遊ばないし、好きなカリカリも食べないのです。

しょんぼり

いつもだったら「遊ぼう、遊ぼう」ミャーミャー誘うのですが

ちっちゃな声で「ふぁー」

丸くなって寝てしまいました。

すや　すや

トイレを見ると、オシッコもウンチも一日半していないのです。

ちょっと心配で、かかりつけの獣医さんに行きました。

まず体温を測って、39度。「平熱ですね」

お腹や背中、シッポや耳、鼻や口の中、手や足を触診して。
「腸には細長いウンチが入っていますね」
「毛玉が詰まっている気配はないです」

ハイ、では血液検査しましょう。

「きてぃちゃんの血管は細いなあ、針が入りにくいよ」
血管を探して“3回”も注射針を刺しました。
（このお医者さんはベテラン先生。注射がヘタな先生ではないですよ）

震えるきてぃの体から、私の手にドキドキが伝わってきます。

血液検査の結果が出るまで、待つこと20分
その間に手足のツメを切ってもらいました。

受診待ちのワンちゃんの声に驚くかと思いましたが

「わんちゃん　すきでしゅ　あかちゃんのとき　いっしょに　あそんだもん」

受診結果が出ました。
◎体重は3.88kg
◎毒物や異物を飲み込んだ形跡はない
△気になるほどではないけど、少し数値が高いのもある
　でも食べてないし、病院ということで緊張してるからね。無視できる範囲。
◎なので特に異常は見あたらない

○結論は「どうも原因は解らない」ということでした。

栄養剤を首の後ろに注射。この日“4回め”の痛い思いのきてぃ。
「様子を見ましょう」ということで、受診終了。

「症状が悪くなったら、夜中でもいいので来てください」
2人の獣医さんから暖かいお言葉をいただき、帰宅しました。

一日経った、今日のきてぃですが。
9時、手の平に乗せた“ヘアボールコントロール・カリカリ”を10粒ほど食し
12時、お気に入りの“マグロ入スープ”をひと舐めし
　　　 水を、ペチョペチョゴクゴク飲んで
13時、オシッコをたっぷりして

食べて水を飲んで、でも元気ないのですよねぇ。
「なんで元気が出ないんだー！」

「きっと恋煩いじゃない」ママの診断。
人間の年齢だと23～24才のきてぃ。

窓の下を通り過ぎた美青年猫に一目惚れしたのかもしれません。

抜け毛の季節

昨日は急に暑く感じるほどの陽気でした。
午後3時には気温20度にもなって、窓を全開にしたほどでした。
西日が斜めに差し込むと、きてぃの抜け毛がフワフワと飛んでいるのが見えるのです。

アレッ！　きてぃの毛が！　ハゲてる！

背中の毛がゴッソリ抜けちゃってますよー。
きてぃちゃん、どうした？　自分で抜いたのかよ？

ぱぱの　いじわる～

えへへへへ～
実は「水のいらないシャンプー」を背中に振りかけたのです。

入浴している私を追いかけて風呂場に付いてくるくせに、湯船や洗面器に入るのが大嫌いなきてぃ。
それならば「水のいらないシャンプー」でゴシゴシジャブジャブこねくり回して「一丁上がり」

このあとブラシで梳かせば、風呂上がりのいい匂いきてぃの出来上がりなのです

ぱぱなんて　だいっきらい　ですよーだ

2才の誕生日に

3月26日、今日はきてぃの2才の誕生日です。

朝方に小雪がちらついて寒かったのですが、
この時間には快晴の空になり、満開の桜が眩しいです。

さあ久しぶりに木登り散歩の時間です。

ぱぱ～

なぁに？　どうした？

このみちですけどね

道がどうしたって？

こんなに　ほそく　なっちゃってますよ

道は細くなってませんよ。
きてぃちゃんが大きくなったから、細く見えるんでしょ。

かえろうっかな！

そうだ　ぱぱ～　て　かして

というわけで、木登り散歩は早々に中止して、家に戻ることになりました。

大きくなったきてぃには、細い枝や鉄管を伝わっての木渡りは、もう苦手なのでした。
あれほど木登り遊びが好きだったのにねぇ。
でもその分、家の中での大運動会と隠れん坊で大暴れ猫なのですよ。


さて2才になったきてぃ。

今まで病気も怪我もしたことがない健康優良児。
細かい毛を飲み込んでも、毛玉を吐くということもなかったようです。

しかし先日のこと……

朝、いつものようにカリカリを食べて、ウンチもオシッコも済ませ、
鬼ごっこと隠れんぼをして、仕事中の私のそばで昼寝をする。
こうして、いつもの日課が始まって。

でも昼過ぎ、起きようとしないのです。
「ご飯だよ」と声を掛けても反応が鈍いです。

どうした、お腹が痛いの？

ノロノロと起き上がったきてぃ、直後に吐きました。
ゲコゲコ、ゲコゲコ。白い水気のが2筋。

またゲコゲコ、ゲコゲコ。何か変なのを食べたのか？

またまたゲコゲコ、ゲコゲコ。
「こりゃヤバイ」
獣医に行く支度を始めました。

ところが何処かへ隠れてしまい、見つからないのです。
こんな時に隠れん坊しなくてもいいのにー！

「ちょっと2,3時間様子をみよう」そう家族と話しあって探し回りました。

でも、見つからないのですよー！
きてぃ、どこ行ったぁ～！
きてぃちゃん、どこに隠れたのー？
そんなこんなの大騒ぎ。

3時間程経過して、下駄箱の中に隠れているきてぃを、やっと見つけました。
自分で扉を開けて入り込み、寝ていたのです。

「ふわぁ～　ぱぱ～　おなか　すきましたー」

あくびをしながら出てきたきてぃ。
開口一番「腹減ったから、ご飯寄越せ！」

いつもより少なめのカリカリを与えたら、パクパクパクパク。
そのあと、トイレに行って「ポトンポトン」

それを見ていたお婆ちゃんが悲鳴を！
「ヒャー！トカゲの尻尾！」

そういえばあの時。
仕事部屋に入った時にダーッと凄い勢いで走って、何かを捕まえようとしてたのを思い出しました。

トカゲ

尻尾だけ残して逃げていったトカゲ。
尻尾をご馳走だと思って「パクリ」したきてぃ。

その後は『異常なし！』元気なきてぃですよー。

お騒がせいたしました～。

青い目の猫人形

ママが、きてぃに新しいおもちゃをプレゼントしました。

わーい　うれしいですですよ～

だっこしたり、かみついたり、転がしたり、放り投げたりと遊んでいます。

もうこんなに　けが　ついちゃいましたー

きてぃちゃん　この青い目のにゃんこに名前を付けてあげようよ！

なにが　いいですか

そうだなぁ、あおちゃんは？

うーん

じゃぁ、かわいいちゃんは？

かわいいって　だれのことですか～

ゴルフが好きな猫

きてぃは、来月下旬で2才になります。

朝晩の散歩が日課なのですが、最近は土の上を歩くのを嫌がるようになりました。
そんなわけで散歩は抱いて行くのですが、なにせ体重が5kgもあるので
「フウッ～！ 重い」

「よいしょっと」いつもの塀の上に降ろしてみましょう。　「ここなら足が汚れないでしょ」

ありゃ、2分と辛抱できずに「おうちに　かえりまーす」
もう腕に飛び乗ってきちゃった。

家の中に戻ったら「にゃーにゃー　にゃーにゃー」目を輝かせてなにか言いはじめます。

声は小さいけど「あそぼーよー　あそぼー」遊びの催促がとってもウルサイですよ。

「で、なにして遊ぶの？」と手を出すと。途端にダーッ！
あっという間に走って行き、姿が見えなくなっちゃった。

「かくれんぼ　だいすきです　ぱぱに　みつからないところ　しってますよ」

こうして隠れた猫を探して「どこ行ったの　きてぃちゃーん、どこ行った」
我ながら恥ずかしい猫なで声で、鬼ごっこ遊びを繰り広げるのです。

ところで、夜中の事です。
ゴロゴロゴロ～　ゴロゴロゴロ～　カミナリか？
変な音に飛び起きました。

廊下からまた聞こえます。ゴロゴロゴロ～　ゴロゴロゴロ～
見にいったらゴルフボールで遊んでいる、きてぃと目が合いました。
ゴロゴロゴロ～　私の足元にボールが転がってきます。
ゴロゴロゴロ～　きてぃ目がけてボールを戻すと
ゴロゴロゴロ～　またこちらに戻ってきます。

こうして寒い廊下で猫に遊ばれてる私なのですね。
「ハッッックショーン！」

おてんばさん猫

もう1時間ほど、私の足の上で昼寝をしているきてぃ。

きてぃちゃん、寝てばかりいないで、そろそろ運動しなさーい！

うーん　なにか　言いましたか？

足が両方とも痺れて痛くなっちゃったから、降りてくれないかなぁ。

こうして、ようやく重い荷物から解放された私の両足。
身体もコチコチに硬くなっていました。

そうだ部屋の空気を入れ換えよう、
窓を開けて、ウ～ンと伸びをしたその瞬間

ピョーン
きてぃは庭へと脱走して行きました！

コラーどこへ行った。
あちらこちらを見渡すと、ありゃー！あんな高いところに。

地上から5メートルほどあるでしょうか。

あーあ、ハシゴは届かないですよー。
どうしましょ？

猫の食欲

きてぃの一番好きな食べ物……
それは緑色の袋に入ったカリカリなのです。

こんな所に好きなカリカリがありました。
さて食べられるでしょうか？


【iPhone 3Gのカメラで撮影】

玉手箱を開けたからひげ面に

今日は庭の柚子の実と柿の実を収穫することにしました。

きてぃちゃーん、落ちてくる実に当たらないように気をつけていてね。

えっ　ちょっと　こわいですね

柚子が40個。柿が50個くらい採れました。大豊作です。

あとは、伸びきっている庭の木を切ってしまいましょう。

きてぃちゃーん、そこでもうちょっと待っててね。

はーい

★★★★
ギーコ　ギーコ　ザクザク　ギーコ　ギーコ
（ノコギリで枝を切っています）

チクタク　チクタク　チクタク
★★
5分経過
★★

★★
チクタク　チクタク　チクタク
★★
10分経過
★★


ぱぱー　まだですか

ギーコ　ギーコ

チクタク　チクタク　チクタク
★★
20分経過
★★

うっ　じんじん　じんじん

あしが　しびれてきました

ぱーぱー　まだ　まつんですか！
そんなに　まってると　きてぃちゃんは　おばあちゃんに　なっちゃいますよぉー

★★
30分経過
★★

キャー！　きてぃがおじいちゃん猫になっちゃったー

寒い時こそ猫を抱こう

なんだか急に寒くなってきました。
こんな時には毛足タップリの、あたたかムートンに包まれたいですね。

でも、これはちょっと重たいんですよ。

なーんでか……？

それはね、きてぃの身体なんだからだ。

昼食後にちょっと昼寝をしようとゴロンとしたら

あっという間に足の上に「よいしょ！」きてぃダンゴの出来上がり。
ポカポカしてきました。

きてぃの毛には、2種類あるのです。

長くて白い毛、ぎっしりと密集したねずみ色の毛の2種類。
どちらも極細の毛なのです。

エリマキトカゲみたいな首から肩までの毛は

サラッとしてて、夏でもひんやりして冷ゃっこいのです。

ですから暖かくなるためには、

ねずみ色の毛にくるまれないといけないのです。

あっ、そうそう。
もっと長い毛があるのを忘れてました。
一番の長い毛は、シッポのねずみ色の毛なのです。

これをマフラーにすれば風邪なんかひかないですよ。
でもくすぐったいから、クシャミが出ちゃいますけど。

ぱぱー　うるさいから　めが　さめちゃいましたよ

なにか　うわさ　してましたでしょ　くしゃみ　でそうです