写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

雑感(能登その1)

2024年01月11日 | 随想
能登地方には友人・知人がたくさんいて、今までも何かと情報をいただいたり交流させていただいたりしていたので、今回の大地震の甚大さには他人事と思えず、ニュースを見聞きするたびに心が痛い。
何もしてあげられないことに無力感を覚えたり苛ついたりしている。
被災地の皆さんが一日も早く元の生活に戻れることを願うばかりである。

不謹慎は重々承知の上だが、
表六玉の宰相を戴いていると大震災に見舞われるということは、1995(平成7)年1月17日に起きた阪神淡路大震災での村山富市首相(自衛隊への拒否反応で多くの家屋の下敷きになった人を焼き殺してしまった・・・・)や、2011(平成23)年3月11日におきた東日本大震災のときの菅 直人首相(内閣官房長官が仙谷由人)で懲りていたはずだろうに、こともあろうにボンクラ岸田文雄なんかを首相に据えていたがために、またしても大きな震災を招いてしまった。(ボンクラの愚行については、虎の尾無知あるいは洗脳されたまま暑くても 我慢をすれば ポイントが (お粗末!)オモテからウラからどんぶらコロナと「大麻」、などでも言及している。)



ここまで愚鈍な蛮行が繰り返されて大震災が起きてしまってみると、天が災いによって政治のあやまちを戒めるという災異説というものが今の世の中でもれっきとして生きているのではなかろうか、と思わざるを得ない。

震度7の地震は東日本大震災以降で5回あるようだが、東日本大震災がその名の通り東日本で揺れが多かったのに対し、令和6年能登半島地震では日本全国にわたって大きく揺れたようである。




能登半島は、東日本を右腕、西日本を左腕とする弥次郎兵衛の支点となる位置にあり、重心が大和堆の付近となる地勢となっている。(リンク図の中の「P2富山深海長谷」は信濃川の367kmよりもはるかに長い約 750km の長さとなっており、日本周辺海域では最大規模の海底谷である。)
能登半島が日本の真ん中に位置しているので、左右の腕が同じように揺れた訳だ。




奈良・平安の時代には、対岸に渤海という強国があり、日本海を股に掛けた活発な交流が日本海側の各地で行われていたようである。
何しろ、ひとたび舟を出せば、対馬海流・リマン海流に乗って、山手線よろしくグルっと回ってこれるという便利さがあった。



どうも能登半島周辺を震源とする地震は、原因が従来からの定説とされている「活断層」では説明がつかないようで、苦し紛れに「地下水が・・・」などと理屈をあれこれ言い訳がましく掲げているようだが、「活断層が」と言えば国の予算がつくし、他の説を述べたところで、予算がつかないという、ただそれだけのことである。温暖化とかCO2とかいう紛い物と同じ構造。(ちなみにSDGsとかは紛い物というよりも「キリスト教」的詐欺。)
今回の「原因は水」説は数年前からの能登半島群発地震が、従来の「断層のずれ」などでは全く説明できなくてチョロチョロっと出してみたら何とか予算がついた、という、ただそれだけのことで。
また、最近では地震だけでは受け入れてもらえなくなってきたのだろうか、「津波」をセットにして地震を語ることが定番となっているようで、長野県という内陸部で発生した地震の報道でも「津波の心配は・・・」などと寝ぼけた報道がされるようになっている。ここまで愚かな社会に成り下がっているのが、今の日本の実態なのだろう。情けないを通り越して悲しくなる、というものだ。

また、地震が起きると、「原子力発電所の一部が・・・」とか、如何にも福一のメルトダウンが地震や津波が原因だとされているようで、東電のHPででも「津波により電源を失い原子炉を冷やすことができず・・・」などと、今になっても真実を語ろうとしていないのだが、「そうじゃない」と青山繁晴参議院議員(だけ)が真実を訴えている。

(動画)



あの国」とは勿論「アメリカ」のこと。動画の中で「メーカー名はふせますけど」と言っている「メーカー」というのはアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)社のこと。日本製(日立製作所、東芝、三菱重工業ならどこのでも)だったら「絶対に」事故らなかった、とかはよく言われてた。それほどお粗末なメーカー(GE社)の製品だった。

しかも、当のアメリカの裁判所で、地震には耐えられないとの理由で「欠陥製品」と烙印を押され、売り先がなくなっていた出来損ないの装置だったのだが、それを忖度した日本が当時の通産省の口利きで東電に売却。しかも、その設置工事には日本の業者は一切入らず、アメリカのハリケーン被害を想定した基準による工事の結果、配電盤が「地下」に置かれるようになっていた。(アメリカは避難場所としても地下室がお好き。地下室なら安全という思い込みが激しい。)
ここら辺は青山氏が実際に事故現場を見た唯一の議員だからこそ指摘できることだろう。
そして、事故発生というのは、この「地下」にあった配電盤に、じわりじわりと水が入り、使用不可能になるまで放置されたことによる停電のために、原子炉を冷やすことができなくなって大惨事へと繋がっていく訳である。「津波による浸水」、などによる停電ではなく、「地下」に水が漏れて浸入したがために起きた停電だったのである。

つまり、GE社製の欠陥製品であったこと、それをアメリカに忖度した役人が仲介して東電に買わせたこと、日本の工事業者を排除してアメリカの業者がアメリカの基準で工事したこと、という日本製なら絶対に起こりえない原因がいくつも重なって大事故になった訳であり、ここには、「地震」も「津波」も「原因」の中には一切でてこないのである。
つまり、他のほとんどの原子力発電所は日本製でできており、意図的な不正工事等がない限り、地震にも津波にも全く関係しない、ということでもある。

国は、そして国を忖度する報道機関は、いつの世でも嘘を本当らしく周知しようとするので、何が本当なのかを常に感覚として把握していなければならない。これは昨今のロシア報道コロナ報道でイヤというほど見せつけられた危険極まりない行為である。

この国の政府(通産省、現在の経産省)が、アメリカのご機嫌伺いしたことが、福一事故の最大の原因であり、それを隠蔽するために、今でも国を挙げて「津波がぁ・・・」、「活断層がぁ・・・」とやっている訳である。ピエロもえぇかげんにせんかい!

そして、能登半島地震への支援に40億円を拠出する一方、ウクライナ支援には6,500億円ったぁ、おぃおぃ、えぇかげんにさらせよ。