燐家の笹薮

我家の隣の爺さんがまだ元気だった頃は

家の裏庭の樹木等は一応管理はされてたけど

その爺さんが死んで、息子が一人住んでいたけど

住むと言うか、仮住まい的な、仕事で時々不在もあるお宅

私達が25年前に中古で今の家を購入した時は気にならなかったが

色んな種類の樹木植えて、お花も植えてたお庭が

今現在、笹薮が密集して、樹木もデカくなり燐家へはみ出し

笹薮、デカいフキ、野生化した花たちが

その場所で収まらずに我家の土地へ侵入してきた

笹の根っこは　四方に張り巡り硬く丈夫で　簡単には抜けない

我家にお金の余裕があるならば　地面掘り下げ基礎作って塀を建てたい

マジで笹の根っこ進出してくるの　もう最悪　勘弁して欲しい

我満出来なくなって　燐家の男性に訴えた

「笹の根が入り込んでくるので、除草剤撒いて良いですか！？」

男性

「ああ、うちは全然構いませんよ～　庭は気にしてないので～」

許可出たので除草剤撒きまくったけど　笹の根　強い

クソ～　除草剤って結構高値なのに　腹立たしいわ～　何で我家だけが

全く裏庭に出てもこない隣人に　ムカムカしてた矢先に　情報が

隣家の家土地を売りに出してたらしく

この度、買い手が決まって、建物壊して、庭木も伐採して更地にして

年内に、新しく家を建て直す事になったと

それは朗報

不動産の方が購入されるお客様の為に町内情報収集に我家へ訪ねて来た

冬季の除雪の事、町内会の事、住み易いかとか色々聞いてくる

今時の不動産の方はそんな情報も聞き込みするんだな～

正直、悪い情報は言わないｗｗｗ　（スゲ～悪い事は無いし）

ってか、それは住んでからじゃないと　その方が感じる事だからな～

此方だって、その新しい住民がどんな家族なのか知らんしな～お互い様

その不動産屋の人に、我家との土地の境界線がグチャグチャで分かりにくく

この際に、しっかり境界線はっきりさせて欲しいのですが！と訴えたら

翌日、測量士の方達が来て、境界線確認しに見にきてた

すると新たな事実が判明した

燐家の中途半端な途中で途切れたブロック塀の基礎部分が

なんと境界線を示す石の上に乗ってた

で、測量士の人が困ってて、我家の土地側から地面掘って確認してた

これって、前住民の方と　そういう約束してそんな塀作ったのか？

昔のブロック塀は　もう彼方此方欠けたりしてボロボロ

多分、それも樹木と共に　撤去するんだろうな～

どんな人達家族が新しい燐家になるか不安と楽しみもあるが

先ずは、笹薮が消えるのが　メチャ嬉しい！

多分、建物解体～建設な中　騒音に耐えねばならんけど

笹薮消える嬉しさの方が今は勝っている