ドイツW杯が終わり、ヒデが引退し、Jリーグが再開したサッカー界。
この間、わずか1ヶ月程度の時間でしかない。
日本代表も新たに「オシム監督」となり、新たな船出の時を迎えた。
キリンチャレンジカップ2006として、トリニダード・トバゴ戦が行われた。
試合結果は2-0で勝利!!
まずは勝利での「出発」となった。
しかし、1ヶ月前に見た日本代表のそれとは全く質の異なる代表がそこにいた。
システムや明確なポジションも無いに等しく、ボールの無いところの動きは激しく、
出たボールは簡単に可能な限り少ないタッチで前線へ運ばれる。
攻め込まれれば1人、2人と詰め寄り、かわされればまた別の選手が1人、2人、3人と
相手の動きを封じ込みに掛かり、奪えば素早く展開。
う~ん、シンプル。
攻撃では、相手の動きがイマイチという事を差し引いたとしても、
攻撃時の枚数の多さはここ最近見た事が無いほどの多さ。
可能性を大いに感じさせてくれる展開が何度も訪れた。
そしてムダに時間を掛けないスピード感は良かった!
あの三都主でさえ、2タッチ程度でボールを離す。
かなり意識して試合に臨んでいる事がわかるプレースタイルであった。
全員が必要な時に必要な動きを心掛けた結果、多くのパスコースや攻撃の選択肢が生まれ、
誰がFWで誰がMF、DFなのか?そんなモノが関係ないほどに前線に現れる選手たち。
三都主の決めた2点目。
左サイドで駒野がボールを持つ前に、既に三都主は最前線に向かって走り始めていた。
しかもフィールドのど真ん中を一直線に上がって行く。
そんなの、Zico JAPANで見た事無いよ。(笑)
日本はオシム監督の目指すサッカーを手探りで模索しつつも、
その形が何となく見えつつある感じであった。
明らかに相手は日本の豊富で自由(自分勝手ではなく)な動き、
そして、ボールと関係ない部分での動きにより、スペースやパスコースが生み出される事で
完全に困惑、翻弄されいる場面が何度も発生し、その瞬間に可能な限り少ないタッチで
一気にゴール前に攻め入っていく日本代表。
心配されたスタミナも、選手交代によって途切れる事無く全体を動かせたと思う。
とは言え、全体練習を行って数日。
ゴール前に攻め入ってもフィニッシュし切れない場面が多かった事や、
やはり90分間走り切れないスタミナ不足、まだまだ意思の疎通は不十分なパス、
ただ、これだけの動きを行えるとわかっただけでも十分収穫のある試合だったと思う。
基本的にZicoの目指したサッカーと、オシムの目指すサッカーの根幹は近い。
ただ、選手の自主性、そして成熟をただ待つだけだったZicoと、
その為に何が必要かを示すオシムとは大きな差を感じる。
また初代表の選手が多く、バイタリティー溢れるプレーは非常に気持ちがいい。
気迫と言うか、モチベーションが高いと言うか、意気込みを感じると言うか。
Zico Japanの代表選手とは雰囲気の違うオシムJAPANに好感触であった。
まだ始まったばかり。この先がどうなるかはわからないが、伸び代の多さは感じた。
来週のイエメン戦。
教え子でもあるジェフの選手、W杯戦士を多く抱えるガンバの選手が
何人か追加された体制で臨むであろう。
今日よりさらに発展した形が見られる事を信じて...。
この間、わずか1ヶ月程度の時間でしかない。
日本代表も新たに「オシム監督」となり、新たな船出の時を迎えた。
キリンチャレンジカップ2006として、トリニダード・トバゴ戦が行われた。
試合結果は2-0で勝利!!
まずは勝利での「出発」となった。
しかし、1ヶ月前に見た日本代表のそれとは全く質の異なる代表がそこにいた。
システムや明確なポジションも無いに等しく、ボールの無いところの動きは激しく、
出たボールは簡単に可能な限り少ないタッチで前線へ運ばれる。
攻め込まれれば1人、2人と詰め寄り、かわされればまた別の選手が1人、2人、3人と
相手の動きを封じ込みに掛かり、奪えば素早く展開。
う~ん、シンプル。
攻撃では、相手の動きがイマイチという事を差し引いたとしても、
攻撃時の枚数の多さはここ最近見た事が無いほどの多さ。
可能性を大いに感じさせてくれる展開が何度も訪れた。
そしてムダに時間を掛けないスピード感は良かった!
あの三都主でさえ、2タッチ程度でボールを離す。
かなり意識して試合に臨んでいる事がわかるプレースタイルであった。
全員が必要な時に必要な動きを心掛けた結果、多くのパスコースや攻撃の選択肢が生まれ、
誰がFWで誰がMF、DFなのか?そんなモノが関係ないほどに前線に現れる選手たち。
三都主の決めた2点目。
左サイドで駒野がボールを持つ前に、既に三都主は最前線に向かって走り始めていた。
しかもフィールドのど真ん中を一直線に上がって行く。
そんなの、Zico JAPANで見た事無いよ。(笑)
日本はオシム監督の目指すサッカーを手探りで模索しつつも、
その形が何となく見えつつある感じであった。
明らかに相手は日本の豊富で自由(自分勝手ではなく)な動き、
そして、ボールと関係ない部分での動きにより、スペースやパスコースが生み出される事で
完全に困惑、翻弄されいる場面が何度も発生し、その瞬間に可能な限り少ないタッチで
一気にゴール前に攻め入っていく日本代表。
心配されたスタミナも、選手交代によって途切れる事無く全体を動かせたと思う。
とは言え、全体練習を行って数日。
ゴール前に攻め入ってもフィニッシュし切れない場面が多かった事や、
やはり90分間走り切れないスタミナ不足、まだまだ意思の疎通は不十分なパス、
ただ、これだけの動きを行えるとわかっただけでも十分収穫のある試合だったと思う。
基本的にZicoの目指したサッカーと、オシムの目指すサッカーの根幹は近い。
ただ、選手の自主性、そして成熟をただ待つだけだったZicoと、
その為に何が必要かを示すオシムとは大きな差を感じる。
また初代表の選手が多く、バイタリティー溢れるプレーは非常に気持ちがいい。
気迫と言うか、モチベーションが高いと言うか、意気込みを感じると言うか。
Zico Japanの代表選手とは雰囲気の違うオシムJAPANに好感触であった。
まだ始まったばかり。この先がどうなるかはわからないが、伸び代の多さは感じた。
来週のイエメン戦。
教え子でもあるジェフの選手、W杯戦士を多く抱えるガンバの選手が
何人か追加された体制で臨むであろう。
今日よりさらに発展した形が見られる事を信じて...。