「天狗の中国四方山話」

~中国に関する耳寄りな話~

No.91 ★ 日本で「逆張り旅行」 中国の若者の間で流行 混雑避け…伊豆の河津桜&海岸散策

2024年02月16日 | 日記

テレビ朝日

2024/2/15

日本で「逆張り旅行」 中国の若者の間で流行 混雑避け…伊豆の河津桜&海岸散策

 春節を迎え、日本各地を旅する中国からの旅行者たち。そんななか、若者の間で混雑を避けた穴場の観光スポットを目指す「逆張り旅行」が流行しています。

■札幌で連日10℃超え 150年の観測史上初

 最高気温24℃に迫った沖縄では、海水浴を楽しむ人に…砂浜で日光浴をする人の姿も見られました。 海水浴客 「(海の中は)そんなに冷たくないですよ。全然、大丈夫」  東京も、今年最高となる18.5℃まで上昇。4月上旬並みの気温となりました。

 気温の上昇は北の大地・北海道でも…。2月の札幌で、2日連続10℃以上となったのは、150年の観測史上、初めてのことです。  

支笏湖の湖畔で開催される氷の祭典では、気温が高く氷が崩れる恐れがあるため、今月25日まで開催予定だったイベントの中止を決めました。 支笏湖まつり実行委員会 松澤直紀さん 「40年以上続く、このイベントで中止は初めて。いよいよ人を入れるのが難しい状況」

■伊豆・春の風物詩「河津桜」 春節訪日客の姿も

 頭を抱える人がいる一方で、暖かさを歓迎する人たちもいます。  街を彩るのは、伊豆の春の風物詩としても知られる早咲きの河津桜です。きれいに咲いた桜を楽しむ人たちの姿がありました。

静岡県内からの親子 「こんなに咲いていると思わなかったので、天気も良くて暖かくて良かったです」

「(Q.何歳ですか?)今9カ月です」 「(Q.初めての桜?)そうですね。春なので、せっかくだから一緒に見たいなと思って」

にぎわう桜並木の中には、春節の休みを利用して訪れた中国人観光客も多くいました。都心から片道3時間もかけて、河津桜を見に来た理由を聞きました。 上海からの観光客 「上海では、こんなにもたくさんの桜は植えられていないかな。こんなに多くはないかもしれません。それに、桜は日本を象徴するものなので、日本で見るのは文化的にも合っていると思います」

中国からの観光客 「日本は近くて、2時間くらいのフライトで来られるので。中国国内を旅行するよりも、景色や桜を見るために日本に来るほうがいいと思います」

「(Q.買い物よりも観光や体験の方がいいですか?)観光や体験メインです」

■日本で「逆張り旅行」 中国の若者の間で流行

 最近は、日本ならではの伝統や文化、景色に触れる旅行が人気だといいます。  そんななか、中国の若者たちの間で流行っているのが「逆張り旅行」です。人混みを避けながら、ニッチな場所を楽しむという旅行。SNSにも、「逆張り旅行」を勧める投稿がありました。

中国のSNSから 「美しくてロマンチックな桜が咲いています。混雑を避けて静かに桜を観賞したいなら、伊豆の河津はいい選択肢」 「東京や大阪、京都だけじゃない。よく日本に来るなら、あまり有名ではない地方旅行に行くのを本気で勧める」  

実際に、河津桜まつりの会場から離れた場所を取材してみると、ひと気もまばらな伊豆の「白浜海岸」に中国人観光客の姿がありました。 中国からの観光客 「伊豆から東伊豆に行って、そして河津桜を見てから、ここに来ました」

「(Q.ここは中国で有名ですか?それとも有名ではない?)有名ではありません。人が多すぎる場所は好きではないので」  春節の休みを使い、親子で旅行を楽しんでいるという2人。これまでに東京や京都を旅行した経験はあるといいますが、今年は人混みを避け穴場を満喫しています。 中国からの観光客 「すごく海が青くて、空気がきれいです。気分は最高です」

 (「グッド!モーニング」2024年2月15日放送分より)

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