「天狗の中国四方山話」

~中国に関する耳寄りな話~

No.36 ★ 2023年の対中投資8%減で、マイナスに転落

2024年01月28日 | 日記

NNA ASIA

2024年1月24日

アジア経済ニュースNNA ASIAは2024年01月22日に、中国商務省は2024年01月19日に、2023年の外資によるFDI(Foreign Direct Investment/外国直接投資/海外直接投資)実行額が前年比8.0%減の1兆1,339億1,000万元(約23兆3,500億円)だったと発表した。米ドル建ての投資額は示さなかった。

産業別では、製造業向けが1.8%減の3,179億2,000万元。うちハイテク製造業向けは6.5%増だった。医療機器設備・計測機器製造業向けは32.1%増、電子・通信設備製造業向けは12.2%増。

サービス業向けは13.4%減の7,760億8,000万元で、建設業(43.7%増)、科学技術成果の転換サービス業(8.9%増)、研究・設計サービス業(4.1%増)が伸びた。

ハイテク産業への投資は4,233億4,000万元となり、全体の37.3%を占めた。比率は22年に比べ1.2ポイント上がり、過去最高となった。

地域別では、フランス(84.1%増)とイギリス(81.0%増)からの投資が大幅に増えた。オランダ(31.5%増)やスイス(21.4%増)、オーストラリア(17.1%増)も増加した。

外商投資企業の2023年の新設数は39.7%増の5万3,766社。

新型コロナウイルスの感染拡大で国・地域をまたいだ投資が冷え込む中でも、外資による直接投資は2022年まで4年連続で過去最高を更新していたが、2023年はマイナスに転落した。

中国政府は2023年08月に外資企業の投資環境の改善に向けた施策を投入するなど、外資の呼び込みに動いている。
しかし。中国は、これまで投資先を探していたので、急に180度転換は難しい。

2〜3年で成果が出ることだろう。

2024年01月16日---中国は日本の代表団に対し、二大国家は違いにもかかわらず現代経済において相互補完できる可能性があると語る。

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