平御幸先生の弟子日記

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雨にぬれて

2010-02-11 23:11:15 | Weblog
今日は、本当に久しぶりに友達と逢って、いろいろおしゃべりしていました。彼女が、目の手術をすることになって、落ち込んでいたので、慰めたり、励ましたり、それから、どうでもいいような話をいっぱいしていました。感じのいい喫茶店で、コーヒーと、甘いケーキを食べました。外は、雨がしとしと降っていましたが、お店の中は暖かでした。いろいろ話をして、彼女から、長崎二十六聖人の話を教えてもらいました。二十六人の内、二人は伊勢の人(親子)で、その一人の、14歳の少年の像が伊勢の小さな教会に建っていることをききました。長崎で処刑された二十六人の内、二人が伊勢の人だったことに、彼女はとても驚いていました。私は、長崎二十六聖人のこともよく知らなかったし、伊勢に少年の像があることも知らなかったのです。
もう夕方で、外は薄暗くなっていて、雨も強く降り出していました。でも、彼女は、今からその像を見に行こう、と私を誘いました。もちろん、私は行きました。車を走らせ、教会に到着して、マリア様の像を過ぎて、目立たないところに、14歳の少年の像はありました。雨に濡れていましたが、天に向かってりりしく立っていました。彼女も私も雨に濡れながら、ただ、佇んでいました。
帰ってから、彼女からメールが届きました。
『落ち込んでいたけど、全てを神様に委ねようと思いました。これからも、感謝して生きていきましょう』

手術が成功するよう、私にできることは、祈ることだけです。