僕は君を知らない。だけど君は僕を知っている。

いわゆるバックアップだとお思い下さいませな。
しかし、先は不明。

『エマ』

2005-06-22 19:24:08 | 漫画吹雪

『エマ』といっても、ジェーン・オースティンの方じゃ無いですよ。

森薫嬢の本です。

私が始めて、この本の存在を知ったのは朝日新聞の書評欄でした。

キャッチコピーは
『メイドに恋をしてはいけない時代がありました』
19世紀末ロンドンの空気を漫画で表現!

思わず、おぉっ、これは読まねばと本屋に買いに行ったのです。

今5巻まで出ていますが、お話自体はゆっくり展開。
私のお気に入りは3巻で出て来た マリア・カラスをモデルにしたエマの新しい勤め先のドロテア奥様でしょうか~

森薫嬢の『伯爵夫人の昼食会』

 


ゴミ屋敷は世間に結構あるようだ。

2005-06-22 19:03:47 | 平和社会社会不安
一時TVでゴミ屋敷をキレイにするという企画があったが

コチラもスゴイです。

夜逃屋事件簿

実際の不動産屋さんが出くわした件だけあってリアル。

私の弟は内装業なんですが、仕事先でもエライ目にあうことはよくあるらしい。

水道を止められても、部屋でずっと居続けてやっと明け渡してもらって
さぁ、又人に貸すために内装のやり直しとなった所で、その家やらマンションに
行くとドアを開けた途端に、ものすっごい汚物の臭気が…。

トイレに向かうと、便器の中は水道を止められて流せなくなった汚物が山盛り…。


そんな部屋に次に入るのは、なんだかイヤだ…








マリア様がみてる

2005-06-22 18:45:17 | 本の道
どうも今すごく人気のある小説らしい。

かなりオネーサマな百合モノストーリー展開みたいなんですが読んでみたい。

もうシリーズで何冊も出版されているようなので、今読まなければいけない本が
たまっている身とすれば…

あううぅ

『マリア様がみてる』とはどういう話なのかネットで探してみると


こちらのサイト少女浪漫館を見つけました。

まずトップの絵が、すご~い、綺麗に描かれています。

その後、たまにこちらの絵を見たいが為に訪れるサイトです


(スーパードルフィーコンテンツもあるよ)
     ↑
人形です。但しリカちゃん人形とは、ちと違う。


その後、古本屋で『マリ見て』本を6冊購入
しかし、まだ読んでないっす…




古本屋さんで見かけたら買い!の漫画家の巻

2005-06-21 23:41:50 | 漫画吹雪

最初は『りぼん』で、その後『ぶーけ』で描いておられた漫画家

『内田善美』さん

この方は今は休筆(絶筆?)中であり、ほとんどの本が廃版の為、今までの本が
高値で取り引きされています。

繊細で独特のストーリー、緻密な絵柄の方でファンの多い漫画家さんです。

私自身2度Amazonマーケットプレイスに、この方の本を出品しました。

1册目は『かすみ草にゆれる汽車』
購入価格は¥100-で売価は¥1000-

2册目は『草迷宮・草空間』
購入価格は¥1000-で売価は¥2500-

先日Amazonマーケットプレイスを見たところ『草迷宮・草空間』が
¥5000-で出品されていました。

私から見ると、少し設定価格が高い気もしますが
(ヤフーオークションにて、それより低い金額で出る事もあるので)

廃版本は出品者が自由に金額を決められる為、その金額でも買いたい!
という人がいればその本は¥5000-だろうが¥10000ーだろうが
売れていきます。

ブームの名作漫画の文庫化を、この方の場合は現在されていないので
今後文庫化される事があれば、取り引き価格は下がってくると思いますが
今はこの漫画家さんの本を古本屋さんで見かけた場合は

買いをオススメ。

しかし私の場合、内田さんの本は自分の手元に置いておきたくなるので、同じ本を
2冊持ってるのに限りウリだったりする。
 


金曜日に… 

2005-06-21 13:13:59 | うぇぶ関連

私にはちょくちょく金曜日に訪ねるところがある。

それは…

ジョナサン・ケイナーの星占い!


こちらの星占いは週間占いで毎週金曜日に更新されるのだが、12星座占い
なので全部で12パターン。

全ての人が、この書いてあるパターンに当て嵌まるとはいえないが私の場合は
色々考えている事に対してその時の指針になる事が多いので気持ちが楽に
なったり、やる気が出てきたりするのだ。

ジョナサン毎週ありがとう

(注:たまにジョナサンがお休みで違う人の占いの時もあります。)

交通事故談 後記

2005-06-21 13:04:23 | 平和社会社会不安

長々と続いた交通事故談を、お読み頂きありがとうございました。

交通事故談のなかで次に起こった話の展開を優先させる為書かなかった部分も
あります。

マレーシア女性が私の家に来た時の私の対応もそうです。

彼女が来た時私は自分の部屋で寝ていて途中から話に加わりました。
彼女は、私の体調を尋ね、大丈夫?と聞いてきました。
私も彼女の置かれた状況を色々話を聞いていくと理解できるので、こんな事を
書くと変かもしれませんが、かなり彼女に対しての思いが最初の事故を起こした
時から変化したのです。

髪を金髪に染め、小太りな彼女は話してみると憎めない女性でした。
その時着て来た服は事故を起こした朝と全く同じ物でした。
日本で稼いだお金も国への仕送りにまわしているんだろうと思いました。

だから彼女が涙をため言った
「日本に来ればお金持ちになれると思っていた。」という言葉と、それを
言った彼女の顔をこれからも私は忘れる事は無いと思います。

彼女が私の家から帰る時ふたりでハグをして、そして
「多分もう会う事もないだろうけど、さようなら。」と言って別れたのです。

その後、彼女からかかってきた電話等で嫌な思いをして少し裏切られた
ような気持ちになった事はありますが本当に嫌う事はありませんでした。

その為私は最後マレーシア女性が修理代を払わずに済み○○が払った事
でこれで良かった。

本来一番払うべき人間が支払ったと思ったのです。

そして、私がその事を保険の担当者に言ったところ担当者は
「かなんさん、そういう人物というのは決して自分が損をしない様にする
ものなのです。
○○は必ずそのマレーシア女性から又、取り立てるでしょうね。
それは恩をきせて今回支払うはずだった金額より高くなる可能性も
あるんですよ。」という返答でした。

私はまたそれを聞いて、なんともやるせない気持ちになりました。

実際×××というのは本当に、お金で動くというのは、今回の事故で
身をもって良くわかりました。

確かに普通のカタギといわれる人々もみんなお金は大事です。

その為というのもおかしいですがお給料をもらう為に皆仕事で一生懸命
働いていたりします。
しかし、やはりお金儲けの発想の方法が普通の一般の人々と全く違います。

交通事故というのは本当にいつ誰におこってもおかしく無い事です。
その事故相手を自分で選ぶ事は出来ません。

今回体験した事故は少し特殊なケースだったかもしれませんが、保険会社
の担当者に言わせると任意保険に加入していない外国人の方は大変多いようです。

私は、この事故があってから車の車両保険は絶対外さないようにしようと思い
ました。
もし外してしまっていたら、今回の件の交渉は全て自分でしなくては
ならなかったでしょう。

最後に病院の診察代ですが、病院から市役所に行った時、最初は、やはり事故
では健康保険は使えないと言われてしまいました。
それで保険会社のの担当者もよんで、事故相手のマレーシア女性が事故時に
記入した住所にいなくなってしまった為こちらから連絡も出来ない状態を
伝えると事故相手の車の自賠責保険の会社に連絡を入れ、1週間ぐらいの
病院通いの金額なら人身を出していないこの状態でも、保険会社が残りの
金額負担してくれる事になったので市役所もやっと書類を発行してくれました。

そしてそれから1年後の夏、この事故もすっかり過去のものと思っていた
私のもとにその自賠責保険の会社から封筒がとどきました。

この事故に関して会社を休んだ日の給料分と病院への通院の交通代、あと少し
ですが見舞い金が支給されるとの事でした。
金額とすれば少しのものでしたが、もらえると思っていなかった為こんな事も
あるんだなぁとしみじみしてしまいました。

そして久し振りにマレーシア人女性の事を思い出したのです。

もしかしたら、まだ彼女は日本にいるかもしれない。
旦那さんの故郷のペルーにいるかもしれない。
自分の国のマレーシアに戻っているかもしれない。

どこにいても彼女が幸せでありますように。

彼女の名前はここには書けませんが、とても響きのきれいな名前でした。




交通事故<後日談2>

2005-06-20 17:09:39 | 平和社会社会不安
交通事故談1~14、<後日談1>をお読み頂いてからどうぞ。



<後日談1>の後、また数日してから保険会社の担当者より連絡がありました。

「かなんさん、向こうが修理代をすべて支払ってくれたので、こちらの保険は
使用しませんでした。」と明るい声で言うのです。

「本当ですか~。良かったぁ。
じゃあ、結局マレーシア女性が支払ってくれたんですね~。」と言うと

「違います。彼女が支払ったんじゃありません」との返事

誰が車の修理費用を払ったのか。

それは、事故当日の夜うちに電話をかけてきた神戸の○○という男でした。

何故、その男が支払ってくれたのか。

理由は、前にマレーシア女性が訪ねて来たときに言っていた
「車と免許証は日本に来た時渡された。」という言葉に関係があります。

その車は任意保険には加入していませんでしたが、所有者として提出されてある
書類に記名されていたのは○○の名前だったのです。

多分、前に彼が買って乗っていたのを買い替えたかなにかで、彼女のように日本に
やって来た外国の人達用に回したのだと思います。
ただ、自分の手元からは手放してしまったので任意保険にも入らずにそのままにして
あったのかもしれません。

しかし、担当者が言うにはそんな場合でも所有者に修理代を請求することができる為
内容証明付きの書類を○○宅に送ったそうです。

この件に付き支払わない場合裁判をする可能性もあるという事。
(この事故の場合支払った時その金額は確定申告時に申告すると、控除対象になる
という事も書面には明記しておいたそうです。)

それで○○が修理前の写真と修理後の写真を要求してきた為、それを○○宛てに
送ると即金でディーラーの口座にお金を入金をしてきたそうです。

私は前にマレーシア女性から○○は×××という事をいわれているので、その事も
担当者に聞いてみました。

担当者の答えはこうでした。
「彼は多分ブローカーだと思われます。
きちんと今後お互いこの事故につき、何も請求しないという書類を取り交わします
ので御安心下さい。」

そして後日、担当者がその書類を家に持ってやって来て言いました。

「いや~。今まで私が担当した案件の中で初めてですよ。
あちらの方から日本に来られて任意保険に加入していないパターンで、きちんと
お金を支払ってもらえたのは~」

それを聞くと脅されたりとか色々ありましたが、払ってもらえた事自体が、かなり
珍しい事のようですので良しとしようと思いました。


まぁ本来なら事故を起こさないのが一番いいんですけどね


交通事故 後記に続きます。





交通事故<後日談1> 

2005-06-19 18:17:29 | 平和社会社会不安
交通事故談1~14をお読み頂いてから、こちらをどうぞ。


後日談…。

その電話はまさに後日談といっていいような頃にかかってきました。

私とマレーシア人女性の事故があったのは3月中旬でした。

この電話が、かかってきた時は5月の初旬になっていました。

かけてきたのは私の保険会社の担当者でした。
「かなんさん、申し訳ないんですが、御自分の保険を使って頂く事になりそうです。」

私「えっ?マレーシア女性が払ってくれる事になったんですよね。」

担当「実はそれなんですが、待つようになっていた彼女の給料日である4月28日に
あちらに電話をすると繋がらなくなってしまっていたんです。
それで2・3日様子をみようと思っていたところ5月3日に、その女性からこちらに
連絡があり5月末の給料日まで又待って欲しいと言ってきたんですよ。
しかし、車の修理をしたディーラーから5月末まで支払いを待つ事はもう出来ないと
言われてしまったんです。
申し訳ないんですが…。」

私は、これではもう仕方がないと思いました。

「わかりました。
ところで電話が繋がらなくなったという事は彼女はどこからかけてきたんでしょう?」
と聞くと

「◇◇市の市内の公衆電話の番号でした。」という答え。

◇◇市というのは私と同じ県内にある県庁所在地のある市です。

マレーシア女性は、私が人身の届けを出さなかったので、帰国せずどうも不法滞在
のまま仕事を続けているようです。

担当者が
「もう少しこちらでも動いてみますが、ダメだったら諦めてもらうしかありません。」と
言ってその電話は切れました。


交通事故<後日談2>に続きます。

それでこの交通事故のお話は一応終わりになります。
その後、後記で私が感じた事を少しお伝えしたいと思っています。



交通事故談 14

2005-06-19 18:10:59 | 平和社会社会不安

交通事故談 1~13よりの続きです。


家に帰宅したその後、私はあらためて保険会社の担当者と話しました。

担当者が言うには、マレーシア女性本人より電話が入り、こちらで修理代を
全額払うので人身届けを警察に提出しないで欲しいという事と支払いを
来月末の給料日まで待って欲しいという2つでした。

そしてその担当者より車を修理してもらう為に持ち込んである車のディーラーにも
支払いが来月末になるという事で了解を頂いたので、修理の終わった車は
そのまま、かなんさんが引き取って家に持ち帰ってもらってもOKということ
でした。

それから数日後、ディーラーより修理が終わったとの連絡が入ったので
私は車を取りに行き、久し振りに自分の車を運転して家に帰ったのです。



交通事故<後日談>に続く…




交通事故談 13

2005-06-19 12:34:20 | 平和社会社会不安

交通事故談1~12よりの続きです。

保険会社からの連絡を受けた後、内容を家族に伝えましたが、この一週間
目まぐるしく変わる展開において私はかなり疲れてきていました。

そして、私は休息と気分転換を兼ね高校時代からの先輩と同級生の友人宅に
2、3日泊めてもらいに行く事にしたのです。
(先輩と同級生はルームメイトで同じ家をシェアしています。)

有り難い事に快く了解をしてくれました。

警察署への人身の届け出は母が出しに行ってくれる事になりました。
(事故現場に近い担当の警察署は家から車で1時間近くかかりますが、
その近くに例のパチンコ屋があり顔を知られてしまっている私が行くのは
もしかしたら危険な可能性が無いともいいきれない為。)

私は荷造りを始め、遠い場所へ車で出かける時は
(先輩と友人宅は他府県にあたり車で片道3時間ぐらいかかります。)

いつも道中の無事を祈る為、神社にお参りしてから出かける事にしています。
(この状態の時に又事故というのも困りもんですもんねぇ)

その神社にお参りして、道中の無事とこの事故の早期解決を真剣にお祈りして
私は一路友人宅に車を走らせていました。

それから約1時間ぐらいたった頃私の携帯に電話がかかってきました。

かけてきたのは母でした。

又保険会社の担当者から連絡があり、担当者が言うには、マレーシア女性本人
から連絡が入り、修理代は出すので人身を出さないで欲しいと言って来たと
いうのです。

私が母に
「それほんと?また同じ事くり返すつもりなんじゃない?」と聞くと

母が「担当さんが今度は大丈夫だろうって言ってるよ。
だからとにかく人身は出さないようになったから。」と言うのです。

ここまできたらなるようにしかなりません。

私は2日間その先輩と同級生の友人宅でお世話になり、また家に帰ったのです。
(すごく料理上手な人なので、毎日おいしい物を頂いておりました。)



続く…





交通事故談 12

2005-06-18 23:39:17 | 平和社会社会不安
交通事故談1~11よりの続きです。



返答期限の金曜日になりました。

その電話は午後にかかってきました。

私の保険会社の担当者からです。

「かなんさん、すいません。●●に逃げられました!」

「はぁ?逃げられたって一体どういうことなんですか?」と聞くと

「もう自分には関係ないと言ってきたんです。」

その後の担当者からの話の続きを聞いて、やはり×××は…!
とゾッとする内容を伝えられました。

●●が企んでいた事。

それは私の家を脅し、うちからお金を取れるだけ取っていこうと裏で画策していた
のです。

ローンの審査等言って審査結果がでるまで時間がかかるので、もうしばらく待って
くれと言ってきていたのは、引き延ばし工作であり、その間、色々あちらで調べて
いたのです。

そしてこの事故の過失割合が0:10でマレーシア女性の過失が10だった為
●●はこちらの方に何も脅しをかける事が出来ないと判断し、結局うちから
お金を取れないという事で手を引いたのです。

これが警察の判断で1でも私の方に過失をつけられていたとしたら…
どうなっていた事か。

しかし改めて×××のやりかたというか考え方に、私はビックリしました。

事故相手の女性は不法滞在の人物です。

警察に探られて困るのはそちらのほうなのに、それでもこちらを脅そうと考える
のです。

そういえば、私の家にマレーシア人女性とぺルー人男性が来た時に言いました。
このパチンコ屋は全国でチェーン展開をしている大きいグループ組織の為
警察に言っても上部の人間はこちらと繋がりのある人物がいるから止めた方が
いいと。

真実がどうなのかはわかりませんが…。

しかし、このまま泣き寝入りするのも嫌です。

担当者が申し訳なさそうに
「修理の費用は全額保険で負担させて頂きますので…。」と言いました。

私は「明日、人身の届けを警察に出しに行きます。」と言うと

「是非そうして下さい!」と言われました。

電話を切ったあと、私は事のなりゆきを家族に説明しました。



続く…





交通事故談 11 

2005-06-17 16:07:46 | 平和社会社会不安
交通事故談1~10よりの続きになります


マレーシア人の女性から掛かってきた電話を家族で一番最初にとったのは私
でした。

又、一体何の話だろうと思って聞いていると彼女が言うには、今日パチンコ屋
の事務所で●●とその他の人物(多分そのパチンコ屋の関係者が)
この事故の亊を話しており、その中でヤルと言う話が出ていたというのです。

ヤル(殺す)という意味の事です。マレーシア人女性が言おうとしているのは。

それで彼女は危険だと感じて慌ててこちらに連絡してきたと言うのです。

車の修理費用は約40万。

40万で殺されたらたまったもんじゃないです。

それにうちの家の場所は相手には知られているので、家族に危害を加えられる
のも私は絶対に嫌です。

私は父にその電話を変わりました。
(この間うちに来た時、この女性は父の亊を、しきりにオトウサンはやさしい。
やさしい。と言っていたのです。
多分父が怒る訳でも無く色々あちらの身の上の話なんかも聞いてあげていたから
だと思います。)

父に変わると同じ話をくり返してその女性は言っているようです。

父はひととおり向こうの言いたい事を聞いた後
「今の日本でそんな事で人を殺す事はないで。
あんたが気にする必要はあらへん。」と言ってきかせています。

そしてそのマレーシア女性からの電話を切った後、家族で色々話しましたが
今回の電話はゆさぶりだと判断しました。

(まずそんな偶然に話の内容が聞こえる場所にマレーシア女性が居合わせる事
もかなり確率としては低いという事で。)

こちらが支払いを求めるのを引っ込めずに継続しているので、向こうは
このような電話をかけてきたのでしょう。

ただこれが、マレーシア人女性のスタンドプレーなのか、●●からか、
その他の人物からの指示なのかはわかりませんが…


しかし、次から次へとあちらは色々アクションを起こしてきます。
すでに私は、かなり疲れてきていました。



続く…


交通事故談 10 

2005-06-17 01:00:38 | 平和社会社会不安
交通事故談1、2、3、4、5、6、7、8、9よりの続きです。



翌日の水曜日、病院の診察から帰って来た後、保険会社の担当者より電話が
かかってきました。

「かなんさん、あちらから連絡がありました。
代金の支払いを分割にして欲しいとのことですが、どうされますか?」

全く信用の出来ない人物からの分割支払いの提案なんぞ一回目を払ってもらった後が
どうなるのかコワイです。
保険会社からもそれでOKしたのはあなただからと逃げられると、残金すべて自腹の
可能性もあります。

それでは、なんの為の保険か!

それで私は担当者に聞きました。
「もし、あなたが私の立場ならこの相手からの分割支払い条件を受けますか?」と

担当者は一瞬言葉につまった後
「……受けないと思います…。」という答えでした。

私の返事は決まりました。
「では一括の支払いしかお受けしないと相手に言っておいて下さい。」
そう伝えて私は電話を切りました。


しばらくすると又担当者からの連絡です。
「相手方よりお金を借りる為、ローン審査があるので、
その審査をしてもらうのにしばらく時間がかかるという連絡が入りました。」

私は担当者に言いました。
「警察に人身の届けを出せるのは一週間と言われているので
とにかくそれまでには、はっきりするようにして欲しいんです。」

担当者は
「わかりました。土曜の事故だったので金曜日には答えを頂くようにします。」
との返事でした。


そしてその後、あの電話がマレーシア女性から私の家に掛かってきたのです。



続く…




交通事故談 9

2005-06-15 22:34:06 | 平和社会社会不安

交通事故談1、2、3、4、5、6、7、8よりの続きです。



同じ日の夜、訪ねて来た二人が帰ってから私は早速自分の保険会社の担当者に連絡を
とりました。
家族と話し合った結果このような状態の人物と交渉せずに、自分の保険を使用して
車の修理をした方がいいという結論になったのです。

担当者にマレーシア人の女性とペルー人の男性が家に来た事、そして二人が話して
帰った事を伝え、もうこちらの保険を使用して車を修理するようにしたいと言ったのです。

担当者の答えはNOでした。

彼の言い分では、今向こうの●●は修理代も治療費も全額払うと言ってきているのに
こちらから、それを取り止めますと言う事は出来ないと言うのです。

「だからその●●が問題なんです。」
と言うと
「その二人のマレーシア人とペルー人の男女が自分達に支払いの責任が回ってこないよう
ゆさぶりをかけてきたのだとも言えます。」という返答でした。

確かにその可能性もある事はあります。

ただ、私が二人と話した感じでは、近々日本を離れるような話でした。

ビザが切れている事を、自分達からばらす事を考えればそれもありうる事です。
二人は×××が経営に関わっているパチンコ屋に、うちに訪ねてくるのは内緒で
来たようでしたし

(保険会社の担当者というのは、もちろん自社の保険が使われるよりは
事故相手に払ってもらった方がいいのは当たり前の事です。)

1時間近く私達は電話で話していましたが、担当者のねばり勝ちでした。

なので、こちらから要求は取り下げずにしばらく相手の出方をみてあちらとの交渉を
そのまま続けるという事になったのでした。


事故当日から4日目の夜の事でした。

(ふぅ~。
色々ありすぎてなんだか疲れたヨ~
しかし、×××相手に交渉ってどうよって感じなんですが)




しかし、話はまだ続く…






交通事故談 8

2005-06-15 02:11:37 | 平和社会社会不安

交通事故談 1、2、3、4、5、6、7よりの続きです。

その二人は翌日の火曜の夜、私の家を訪ねてきました。

警察で書いて渡した住所を元に探してきたようです。
そして、その二人から聞いた話は、私が今まで思っていた事と保険会社の担当者が
昨日伝えてきた話とは全く違う内容だったのです。

そのマレーシア人の女性は日本滞在のビザが1ケ月半前に切れてしまっている
今この時点では不法滞在にあたる女性だったのです。

この女性は今までに何回か母国と日本を行ったり来たりしている、いわゆる出稼ぎの
女性でした。
そして同じく出稼ぎのペルー人男性と知り合ったようです。

出稼ぎという事は彼女はこの日本で勤めていました。
(警察署で仕事はしていないと言ったのは、多分その時点で
不法滞在になってしまっている為嘘をついたと思われます。)

彼女の勤め先は私との接触事故を起こした場所の近くにあるパチンコ屋でした。
その地域でも一番大きいお店です。
事故の時は、彼女もその店に出勤する為の通勤途中だったのです。

そして警察署で見せた免許証は、彼女自身がはっきり私に言ったのですが
「日本に来た時に車と一緒に渡された。」
そうです。

この話のカギはパチンコ屋さんだと思って下さい。

『パチンコ屋』

もちろん普通の一般のカタギといわれるオーナーさんも、たくさんいらっしゃると
思います。
ただ彼女が勤めているパチンコ屋さんは、どうもそのタイプのオーナーさんでは
ないようなのです。

彼女が目に涙を浮かべながら言うには
「日本に来ればお金持ちになれると思っていた。でも現実は違った。
ある時、同じパチンコ屋で働いている日本人の女の子とお給料の話になった。
その女の子と自分は同じ仕事をしているのに金額が違った…」

もちろんこのマレーシア人女性の方が、明らかにかなり低い金額で同じ仕事を
していたのです。
この女性と同じような思いで日本にきて、同じような思いで夢破れる人は少なく
無いことでしょう。

ペルー人の男性は非常にピリピリしていました。

男性はしきりに
「ギリギリやれるとこまでやる!」と何度も繰り替えして言っていました。
(これは私に対しての賠償という訳では無く彼等自身の身の振り方についてだと思います。
二人共自分達の事で手いっぱいなのです。
事実、後日マレーシア女性からのかかってきた電話の内容を考えると
こちらの為を思い掛けてきているようにみせながら…という事があったのです。)

この時の二人は本当に頼る人はお互いだけ、味方のはずのパチンコ屋もこの部分は
利用できるが、この部分ではトカゲのしっぽ切りのように切り捨てられるという
可能性がある事に怯えていたように思えます。

そして昨日私の保険の担当者から聞かされた●●の名前と神戸の○○の名前を出した所
二人の顔がギョッと変わりました。

そして急いで、その二人の人物は×××だから絶対にそちらの人物からは、お金は払って
もらおうと思わない方がいいと言い始めました。

●●が私の保険会社の担当者に言ってきた理由、マレーシア人の女性が日曜に保険に
入ってくれた為、交渉うんぬんは全くのデタラメでした。

その当のマレーシア人女性が全くその事を知らないのですから。

この事から新たに交渉を始めようとしている、この●●という男は全く信用の出来ない人物
だということがこのマレーシア人女性とペルー人男性の二人の訪問により分かったのです。



続く…