僕は君を知らない。だけど君は僕を知っている。

いわゆるバックアップだとお思い下さいませな。
しかし、先は不明。

交通事故<後日談2>

2005-06-20 17:09:39 | 平和社会社会不安
交通事故談1~14、<後日談1>をお読み頂いてからどうぞ。



<後日談1>の後、また数日してから保険会社の担当者より連絡がありました。

「かなんさん、向こうが修理代をすべて支払ってくれたので、こちらの保険は
使用しませんでした。」と明るい声で言うのです。

「本当ですか~。良かったぁ。
じゃあ、結局マレーシア女性が支払ってくれたんですね~。」と言うと

「違います。彼女が支払ったんじゃありません」との返事

誰が車の修理費用を払ったのか。

それは、事故当日の夜うちに電話をかけてきた神戸の○○という男でした。

何故、その男が支払ってくれたのか。

理由は、前にマレーシア女性が訪ねて来たときに言っていた
「車と免許証は日本に来た時渡された。」という言葉に関係があります。

その車は任意保険には加入していませんでしたが、所有者として提出されてある
書類に記名されていたのは○○の名前だったのです。

多分、前に彼が買って乗っていたのを買い替えたかなにかで、彼女のように日本に
やって来た外国の人達用に回したのだと思います。
ただ、自分の手元からは手放してしまったので任意保険にも入らずにそのままにして
あったのかもしれません。

しかし、担当者が言うにはそんな場合でも所有者に修理代を請求することができる為
内容証明付きの書類を○○宅に送ったそうです。

この件に付き支払わない場合裁判をする可能性もあるという事。
(この事故の場合支払った時その金額は確定申告時に申告すると、控除対象になる
という事も書面には明記しておいたそうです。)

それで○○が修理前の写真と修理後の写真を要求してきた為、それを○○宛てに
送ると即金でディーラーの口座にお金を入金をしてきたそうです。

私は前にマレーシア女性から○○は×××という事をいわれているので、その事も
担当者に聞いてみました。

担当者の答えはこうでした。
「彼は多分ブローカーだと思われます。
きちんと今後お互いこの事故につき、何も請求しないという書類を取り交わします
ので御安心下さい。」

そして後日、担当者がその書類を家に持ってやって来て言いました。

「いや~。今まで私が担当した案件の中で初めてですよ。
あちらの方から日本に来られて任意保険に加入していないパターンで、きちんと
お金を支払ってもらえたのは~」

それを聞くと脅されたりとか色々ありましたが、払ってもらえた事自体が、かなり
珍しい事のようですので良しとしようと思いました。


まぁ本来なら事故を起こさないのが一番いいんですけどね


交通事故 後記に続きます。