交通事故談1、2、3、4、5、6、よりの続きです。
翌日月曜日になり、私は市民病院に診断書を受け取りに行きました。
そして、多分自分の保険を使って車を修理する事になるだろうし、病院からの診断書を
警察に早く提出して人身の届けを出した方がいいだろうと思っていましたが
まだ交渉は始まったばかりでしたので、ここ1~2日は様子を見ようと思い家に帰宅しました。
家に帰ってしばらく休んでいると、私の保険会社の担当者から電話がかかってきました。
「かなんさん、事故の相手方の方から連絡がありました。」と明るい声で話し始めたのです。
担当者からの話の内容はこうでした。
元々あちらのマレーシア人の女性は車の保険にそろそろ入ろうと思っていた所だったようで
この事故の翌日の日曜に、ある保険に加入したのでそちらの担当者の●●という人物から
連絡がこちらに入った。
その●●という人物が言うには土曜の事故なのでうちには関係ないが、新しく保険に
入ってくれたお客さんなので交渉させてもらうと言って来た。
神戸の○○という人物よりは、こちらの●●という人物と交渉をした方がいいと思うので
今後はこの●●と交渉を開始する。
という話でした。
そして続けて
「あちらの方は車の修理費用も治療費用も全額支払うので、人身の届出を警察には出さないで
欲しいと言って来ています。
それでよろしいですよね。」と言われました。
私は修理費用も病院代も全額負担してもらえるのなら問題は無いと思いましたので
「わかりました。
その方向で話を進めて頂いて結構です。」と自分の保険の担当者に伝えました。
この日の夜はやっと、この事故が解決に向かいそうなので正直私はホッとしました。
翌日、事故相手のマレーシア人女性と旦那さんとおもわれるペルー人男性が、直接私の家を
訪ねて来るまでは…。
続く…