ホスト経営者殺害 元従業員に懲役２０年 東京

ホスト経営者殺害　元従業員に懲役２０年

2014年9月9日(火)22時51分

東京・八王子市でホストクラブの経営者を殺害した罪などに問われた元従業員の男に、懲役２０年の判決が言い渡された。

八王子市のホストクラブの元従業員・阿部卓也被告は、２０１０年に勤めていたホストクラブの経営者を拳銃で射殺し、遺体を遺棄した罪などに問われている。

９日の判決で、東京地裁立川支部は「犯行に高い計画性があり悪質」とした上で、「遺体を鍋にいれて薬剤と加熱し溶かして捨てるという、死者の尊厳を踏みにじる常軌を逸した行為をしている」と指摘した。

その一方で、「被害者である経営者から理不尽な暴力を受け続けていた」「殺人の実行犯ではあるが、首謀者ではない」などとして、阿部被告に懲役２０年の判決を言い渡した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140909-00000064-nnn-soci





ホストクラブ経営者殺害、元従業員に懲役２０年

2014年9月9日(火)16時28分

東京都八王子市のホストクラブ経営・土田正道さん（当時４３歳）が殺害された事件の裁判員裁判で、東京地裁立川支部は９日、殺人や死体遺棄などの罪に問われた同市、
クラブの元従業員阿部卓也被告（２７）に懲役２０年（求刑・懲役２５年）の判決を言い渡した。

矢数昌雄裁判長は、阿部被告らが拳銃の試し撃ちをしたり、遺体を運ぶための収納ボックスを事前に用意したりしていた点を挙げ、「計画に基づく殺害方法は極めて悪質」と指摘。

殺害後、土田さんの遺体を薬剤で溶かしたことにも触れ、「死者の尊厳を踏みにじる常軌を逸した行為」と非難した。

阿部被告が土田さんから金銭の要求や暴力を受け、悩んだ末に犯行に及んだとする弁護側の主張については「警察に相談するなど、殺害以外に被害者との関係を断ち切る方法はあった」と断じた。

判決などによると、阿部被告はクラブの元共同経営者の男（殺人罪などで逮捕・起訴後に自殺）らと共謀し、２０１０年１１月２５日、土田さんの経営する八王子市内のホストクラブ店内で、土田さんを拳銃で射殺するなどした。





元従業員に懲役20年＝八王子ホストクラブ殺人―東京地裁支部

2014年9月9日(火)18時6分

東京都八王子市の元ホストクラブ経営者土田正道さん＝当時（43）＝を殺害したとして、殺人などの罪に問われた元従業員阿部卓也被告（27）の裁判員裁判の判決が9日、東京地裁立川支部であり、
矢数昌雄裁判長は「完全犯罪を狙った極めて悪質な犯行」と述べ、懲役20年（求刑懲役25年）を言い渡した。

矢数裁判長は殺害について「遺体を収納するボックスを用意するなど非常に高い計画性があった」と判断。

遺体を溶かして遺棄した点も「死者の尊厳を踏みにじる常軌を逸した行為」と非難した。

一方、クラブの共同経営者で事件を主導したとされる玄地栄一郎元被告＝立川拘置所で自殺、当時（32）＝から暴力を受け、解放されたいと望んでいたと指摘。

「ある程度同情の余地がある」と述べた。　







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