差し押さえ逃れようと執行官を車に乗せ疾走
2015/1/22 00:40
京都市伏見区で、64歳の男が裁判所の執行官を不法に監禁したとして逮捕されました。
男は車のローンが払えず、愛車を差し押さえられそうになったところ、とんでもない行動に出ました。
逮捕監禁の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の自営業・出口正憲容疑者(64)です。
執行官が後部座席で荷物を運び出そうとしたところ、出口容疑者は急に運転席に乗り込み走り出しました。
監禁されたのは、京都地方裁判所の執行官(55)。
出口容疑者の車の後部座席で容疑者の所有物がないか確認している最中でした。
出口容疑者は車のローンが払えず、愛車を差し押さえられていて、執行官は引渡し作業をするため、容疑者の自宅を訪れていたのです。
走り続ける車の中で執行官は何度も、「降ろしてくれ」と交渉しましたが、出口容疑者は応じません。
そこで執行官は自ら警察に通報しました。
出口容疑者は4キロほど走り、農道に逃げ込みましたが警察の捜査員に囲まれ逮捕されました。
目撃した人は、「パトカーが5台くらい来てた。珍しいし、ただごとではない」と話しています。
警察の調べに対し出口容疑者は、「仕事用の荷物があったので、職場に運ぼうと思った」と話していて、一部容疑を否認しています。
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