Cafe SLOWHAND

珈琲と紅茶の小さなカフェのお話

オレンジ・ペコー

2009年08月20日 | 日記

先日、親しい友人宅で久しぶりの夕食会を開きました。
先方のご主人、料理の腕前はプロ並み、というかプロ以上かも。
ご主人のおいしい手料理と冷たいビールで盛り上がり、
あれやこれやと話題は尽きません。

その時の話、
「紅茶のオレンジ・ペコって、オレンジの味がする?」

実は、「オレンジ・ペコー」の本来の意味は「紅茶の大きさ」のこと。
加工された紅茶の葉っぱは、網目を通して一定の大きさのものを集め、
茶葉のサイズ別に箱や袋に入れて出荷されます。
サイズによって、だいたい4段階に等級区分され、
その最も大きなサイズをオレンジ・ペコー(OP)と呼んでいます。

ところが、紅茶メーカーがブレンド名としてオレンジ・ペコという商品を
販売していて、これがまたおいしいことから、とても人気が高く、
オレンジ・ペコは商品名と理解されているようなんです。
中には、オレンジの風味をつけたブレンドもあるようで、
オレンジの味がすると思われている向きもあるようですね。

さて、宴もたけなわ。
SLOWHANDのオヤジ、ご主人に負けてはならぬとつまみを作りに台所へ。

ところが、「イテテテッ!」。なんと包丁で、指を‥‥。
オヤジは叫ぶ、「カットバン、カットバン!」
ところが通じず、誰も無反応。

そう、「カット・バン」は方言、というか商品名。
正式には「救急絆創膏」と呼ぶそうです。
ちなみに、「サビオ」、上品ないい方で「バンドエイド」も同じ。

皆さん、気をつけてくださ~い。
方言丸出しにしてたら、いざというとき通じませんから‥‥。

なお、オヤジの傷は浅く、唾をつければ治る程度の軽傷でしたので、
ご心配なく。
それともう一つ、そのお宅の奥さんの方も料理はうまいので、念のため‥‥。


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