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100日で習慣を変え、マインドセットを書き換える

迷いがなくなり、行動を加速させるマインドセットで新たな人生脚本を描く。

記憶に感謝...

2014-12-19 08:25:07 | お袋の認知症日記

おはようございます♪

いよいよ本日が
感謝のリレー5日目ラストの日です。
5日間、継続できました(^^) 

内心、ホッとしているところです。

 

 

さて、本日の感謝は、

 【記憶に感謝】

 

私は元々、脳科学に興味を持ち、
生活心理学をインテリアデザインに
取り入れていたことが、
現在の「生活習慣の変える」ということに
結びついたような気がします。

 

習慣を変えるというのは
脳をだまくらかすようなもの(^^)

脳の性質を知れば、
悪習感に良習慣を上書きすることができます。

と言っても

パソコンのように悪習感が
消えてなくなるわけではありません。 

なくならないから、油断すると、
悪習感が顔を覗けるのです。

 

 

おやおや(^^)

話が随分、横道にそれてしまいましたので
記憶の話に戻るとしましょう。

記憶というと、 

お袋の認知症の症状を観ていると、
人は何故、記憶しなければいけないのか
ということがよく解ります。 

彼女の場合、2、3分前に話したことが
まったく記憶にないので、
普段、気になっていることや
不安なことを、再三、質問してきます。 

 

答えてもすぐに忘れるので
こちらが面倒くさくなり、
いい加減に答えたり、怒ったりすると、
相手の感情の動きに敏感なので 
怖がって自分に閉じこもります。 

 

彼女は、こんな言葉をよく言うようになりました。

「私はアホになってしもうた」

記憶がなくなることを本人も理解しているのです。

生活していても、
自分が何のためにここに存在しているのか
解らなくなるのでしょう。

「私は死んだほうがええ」などと

言いながら、あっちでウロウロ
こっちでウロウロ。

私が”何を探しているん?”と聴いても

「何を探しているのかわからん」

と、こんな感じです。

 

記憶というのは
良いことも悪いことも一定期間、
留めておかないと、行動の整理整頓ができません。

彼女は、暮らす目的が理解できないので
自分が何のために毎日、食事をし、
何でヘルパーさんが来ているのか
理解していない時があります。

自分がどのように生活しているのか
何のために生きているのか
誰のために存在しているのか解らないのが
不安でしょうがないのでしょう。

 

記憶がなくなるということは
 

生きる意味さえ理解できず、
まるで空気のような中でよどみが湧いてくると、
それに反応する繰り返し。 

 

私たちが生きていると

死にたくなるようなこともあります。

何で自分だけがこんな仕打ちを受けるのだろうと
卑屈になることもあります。 

楽しくて楽しくて
こんな時間が永遠に続けばいいと思うこともあります。

四季折々の感情の動きを楽しむこともできます。 

 

様々な出来事から湧き出る感情を
素直に受け入れ、一つひとつを
きちんと積み上げていくこと

これが私の記憶を大切すること

 

 

 

 


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お袋に感謝

2014-12-17 08:31:14 | お袋の認知症日記

おはようございます♪

今日の京都は最高に寒いです。
雨こそ降っていませんが、雨男の私に相応しく
過去に例のない寒気が来ておるようです。 

 

 

さて、本日の感謝は、

【お袋に感謝】

今年の1月にお袋は認知症を発症しました。
認知症になったお袋を
不甲斐ない思いで受け入れることができず、
自己嫌悪になる毎日でした。

故郷に帰るのが楽しみで観ていた
車窓からの四季の景色も
灰色に観えるようになってました。

 

あの気丈で生活力のあった

お袋が・・ 

どうしても認知症を受け入れず
口論をした日もありました。

泣きながら、病気を伝えたこともありました。

認知症の知識も勉強しました。

ある日、突然、元通り、
気丈な彼女に戻っている夢も観ました。

この一年、

パートナーや友だちに支えられながら
やっと、認知症の発症を、お袋の
新しい個性として受け入れました。 

認知症は人によって、
進行状態に違いがあります。

この先、自分の息子として
私を認知できる時間がどれだけ
彼女に残されているのか分かりませんが、

できる限り私の時間を
お袋のために使いたいと思っています。 

 

 

親が子を愛おしく想うように
子が親を愛おしく想う

そして人が人を愛おしく想う

認知症という病気によって
改めて、生きることを私に教えてくれた
お袋に、心から感謝しています。 

 

 

 

 


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認知症の行動には理由がある

2014-12-09 16:39:35 | お袋の認知症日記

お疲れさま♪

倉敷の実家から京都に帰ってきました。
やはり、実家より自宅が落ち着きます。

今回は特に(笑)

 

今回、帰郷して感じたのは
お袋の状態に少し変化があるような気がします。

先日から アルツハイマー型認知症治療剤の
レミニールOD錠を強い12mgにしたところ、

彼女の認知症の状態が、
少し前の段階に戻ったような気がします。

 

 

 

これまでは、何となく無気力な感じだったのが、
お金に執着する、前段階に戻っているのです。

お金に執着している頃には、
随分、悩まされたので、彼女の一挙手一投足が
ハッキリと頭に残っています。 

同じ轍を踏まないと言いたいのですが、
お金のことを細かく疑われると嬉しいものではありません。 

とは言え、新たな発見もありました。

 

彼女にこんな質問した時に・・・

今、来ているヘルパーさんの中で苦手な人はいる?

「いる、ちょっと体格がいい人が苦手じゃ」

その人のどんなところが苦手?

「わからん、何となくすかん」

 

とお袋はこんなことを愚痴りました。

 

後でヘルパーさんの上司に
お袋の苦手なヘルパーさんの特徴を聴いてみると
声が大きく、早口でまくし立てるように話す女性らしい。

認知症の人は大きな声でまくし立てられると
威嚇し怒られているように感じ、
萎縮してしまうらしい。 

 

もう一つありました。

薬を服用する際、
ヘルパーさん自身の手のひらに直接薬を出し、
それを少しずつもらって飲んでいるらしいのです。

彼女はそれが大嫌いだという。

何故か聴いてみると、

「私は一人でも、喉に引っ掛からないように
少しずつ飲めるのに絶対に薬を渡してくれない」

 

私はてっきり、
自分でできるのにさせてもらえないから
嫌なんだと思っていましたが、
念の為、もう少し掘り下げて聴いてみたところ、

ヘルパーさんの中に男性がいて、
同じように薬を手のひらに出し、それを摘んで
少しずつ飲ませてくれるのはいいが、
その男性に不潔感を感じるそうだ。 

私は何故、その男性に不潔感を感じるのかを
もっと突っ込んで聴いてみると、

お袋が会社員だった頃、
部所のある男性が、トイレに行っても
手を洗わない人だったらしく、
その人が持ったものを触りたくないくらい
嫌だったそうだ。

私はピンときて、彼女に聴いてみると、

「男の手は洗っても汚い!」と一言(笑)

 

彼女は男性のヘルパーさんに
手を洗わない会社の男性を重ねて観ているので
女性のヘルパーさんにも同じ嫌悪感があったのです。 

認知症の人の言葉や行動には、
ちゃんとした理由があるということ。 

例え、日常生活がままならなくなっても
尊厳を奪うような言葉や行為は
深く傷つけ、病気の進行を早めるかも
知れませんね。 

 

 

 

 


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要介護2

2014-12-03 10:21:34 | お袋の認知症日記

おはようございます♪

京都はすっかり本来の寒さになりました。
紅葉も終わりに近づき
各地に落ち葉のじゅうたんが敷きつめられています。

 

 

先日、お袋の要介護認定の
見直し申請をしていたのですが、
一昨日、要介護2に認定されました。

デイケアがすっかり気に入った彼女にとって
サービスの範囲が増えるのは良いことですが、
何やら、複雑な気持ちがあります。

 

一人住まいの彼女にできることが
限られてきました。

炊事、洗濯、掃除、入浴・・

もう、ひとりでは出来ません。

私が帰っている時以外は
全てヘルパーさんに助けてもらっています。 

今のところ、徘徊と排泄の心配がないので、
就寝は大丈夫ですが、この間の受診で、
そろそろ特養に入ることを前提に
予約をしていた方が良いと言われました。

 

彼女は大好きだった自宅に
一日でも多く住んで居たいでしょう。

特養に入ればペットも飼えないし、
近所の人と井戸端会議をすることも
なくなるでしょう。

それを想像するといたたまれないです。

 

実家に帰ると私の向かいに
笑って座っていた彼女がいなくなるのは
現実的に考えたことがなかった。

 

もう、どれだけ一緒に過ごすことが
できるのでしょう。

 

できるなら、
場所が分からなくなるまで
一緒に過ごしてもいいかなと

考えてはみたものの・・・

 

 

 

 


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生活習慣と認知症の関係

2014-10-29 14:16:23 | お袋の認知症日記

こんにちは♪

何故か今、和紙ブームで
和紙作り体験ができるところでは
外国人のお客さんが多いそうです。

てなわけで、和紙がユネスコ、無形文化遺産に
登録されそうですよ。

 

 

さて、前回、ブログの内容が少し変化してきたことを
話しましたが、このブログの中には
「お袋の認知症日記」というプチブログがあるんです(^^)

当初は別のブログに分けようかと思いましたが
この中で一緒に書いています。

大した理由ではないのですが、
認知症と生活習慣は関係してるように思ったからです。
医者でもない私が言うことですから、
医学的な根拠はありませんが、お袋を観察してると、
そう思えることがあるのです。


最近、脳科学の本を読んでいると
認知症の症状とでも言いましょうか、

認知症の人がどのように考えているのか
何故、そのような行動をとるのかが
少し理解できるようになりました。

 

認知症にはタイプがあり、それぞれ個々の
性格や環境で違った症状が現れます。

私はお袋のことしか解りませんが、
彼女を観察していると不安やストレスにより、
症状が進行しているので、

できるだけ不安やストレスを取り除いてやれば
少しでも進行を遅らせることが
可能な気がしてきたのです。

 

お袋の場合、私と離れて暮らす独居生活なので
孤独からの不安ばかりか、自分自身の
異常とも思える物忘れにストレスを感じています。

彼女の不安やストレスは、生活習慣を乱し、
どんどん体調を崩してゆきました。 

不健康になれば誰でも不安になり
ストレスが溜まりますね。 

 

もし、認知症に生活習慣が影響しているとしたら、
日々の健康を維持し、できるだけストレスをなくし、
毎日を楽しく生活することではないでしょうか。

できましたら、

認知症の介護をされている方の意見を聴かせて
いただけたら嬉しいです(^^) 

 



 

 


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