100日で習慣を変え、マインドセットを書き換える

迷いがなくなり、行動を加速させるマインドセットで新たな人生脚本を描く。

退院の朝

2013-04-20 09:31:56 | 健康
午前4時
廊下でコトコトとお茶の準備が始まる音で目が覚め、
本を読んだり、音楽を聴いたり
それが私の入院暮らしの日課でした。

しばらくすると廊下が忙しくなり、
明るくなった外を観る。

上空の青白い雲は朝焼け色に染まり
低い雲は かわものようにゆっくりと流れています。

同じ部屋からいつものように見る景色が
まるで他人事のような気がします。

社会復帰する自分をイメージして武者震いと言いたいが
内心 プレッシャーで押し潰されそうで
学生から社会人になる時の
希望と不安が入り混じる気持ちと似ているかも知れません。

写真は最後の朝食です。


入院中、DM・留守電・コメント
そしてお見舞いに来て下さった
友達の皆さんに改めて御礼申し上げます。


さて また歩き始めるとするか・・







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人生が変わる三つのきっかけ

2013-04-19 18:59:48 | 健康
病室暮らしを通して、感想をひとこと申し上げます。

心筋梗塞で入院した患者の食事は、塩分を1日、6~7gに抑えています。

これは、とてもまずかった!


退院してもこんな食事を続けなければいけないのかと思うと憂鬱になります。
今思えば、術後の5日間はまったく食欲が湧かず、
5日過ぎても、ご飯を食べずにおかずばかり食べていたので
入院前より10キロ以上痩せてしまいました。

筋肉が落ちているのが自分でも分かったので、
油断しているとすぐに太る恐怖がありました。

とはいえ、
今度、リバウンドすると確実に「死」が待っているので
心して掛からねばと腹をくくっています。

そんな病室暮らしの中で唯一の楽しみは、外界と繋がるスマホです。
Facebookの友人と話したり、エピソードを聴いたりすることが楽しかった。

友人の投稿やコメントでどれだけ励まされたことか・・・
仕事やプライベートで、色んな話題をふりまいている元気な友人と
繋がっていられたのは救いでした。

眠れない日が続いた病室を出て
明日から、新たな第一歩を踏みしめます。
不安と希望が入り混じった、雑多な気持ちはベットに置いていきます。





人生が変わる三つのきっかけ

倒産・解雇

大切な人の死

生き死に関わる病気


この三つの大きなきっかけで、大きく人生が変わることがあります。






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表裏なし

2013-04-16 16:57:13 | 健康
病室暮らしの中で感じたこと

病院によって格差はあるかも知れないが
少なくとも私が入院している病院においては
患者への接遇が徹底されていました。

多くの患者は入院すると、一時的とはいえ外界から遮断され
一般社会の情報は間接的にしか得ることができません。
それに加えて病気や怪我という物理的 或いは精神的にかかるストレスは
相当のものになるでしょう。

家族がいれば大概のことは代行してくれるが
私のように身の回りのことを、全て他人に委ねている場合
普通ならかなり気を使うところです。
ところが この病院は可能な限り患者の要望に応えようとしてくれました。

それは、
システム化しているファーストフードのように
インフォメーション的ではなく
患者とのコミュニケーションにウエイトを置いていました。

短期で目的が限られていれば
インフォメーション的サービスも有効だと思いますが、
その目的も色々 お付き合いも長期となれば違ってきます。
しかし、何もかも行き届いているような過剰サービスは、
時として窮屈に感じます。

ここで私は「おもてなし」という言葉が浮かんできます。
おもてなしの語源のひとつとして「表裏なし」
つまり表裏のない気持ちで応じる利他の精神です。

「おもてなし」と言えば宿泊施設や店舗などがイメージされます。
病院とホテルを比較すると、あれ?と思うかも知れませんが
ホスピタルとホテルは「ホスピス」という共通の語源から生まれ、
原点は「おもてなし」と言っても差し支えないですね。


入院すると選択することができない「居心地」は
私にとって「おもてなし」が最高の薬だったかも知れません。







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実にシンドイ手術だった

2013-04-13 14:50:20 | 健康
ふぅ~ やっと二回目の手術が終わりました。
一回目は緊急手術でしかも閉塞箇所が多く、手術が3時間近くかかりましたが
今回は1時間ほどでした。

麻酔は穿刺部分だけなので、直径約1.7mmのカテーテルが血管を通る時に
なんとも言えない感触です。治療しているところはモニターで見えるので
好奇心旺盛な私は、ずっと見ていました。

治療は、血管の閉塞した部分の掃除から始まるわけですが、
その時に血管にへばり付いたゴミが心臓から飛び出て、脳で再度、閉塞することがあるそうです。

一番、辛かったのは掃除が終わり、血液が通った瞬間から10分ほどが
痛みとは違う、何というか心臓をキューっと締め付けられるようで
もうやめて欲しい!と叫びたくなるような苦しさです。
術後、強く握っていた爪が手の平に食い込んでいました(笑)

一回目の下肢(大腿動脈)からの心臓カテーテル検査は、
足の付け根の動脈血管からカテーテルを入れました。
検査後は止血が確認できるまでの間、膝を曲げることもできず両足を固定され
12時間ほど歩行はもちろん、背臥位以外の体勢をとることができません。
非常時の即時対処のため、カテーテルは血管内に入れた状態です。

話は前後しますが、検査の前に陰部を剃毛し両側の足の付け根を消毒するのですが、
苦しさで恥ずかしいどころではありませんでしたよ(笑)

二回目は、手首(橈骨動脈)からの心臓カテーテルを入れました。
手首からのカテーテル検査は出血の合併症が少なく検査後も肘を曲げることができるという
メリットがあります。検査後は、伸縮性のあるガーゼで圧迫止血を5時間ほどしていました。
一回目とは違い、すごく楽でした。



写真は一回目の手術後の点滴です。おぞましいので小さくしてますが
勇気ある方はどうぞ(笑)
何故か、二回目の術後、四日間ほど高熱が続きました。
そちらの方がしんどかったですよ。

術後は順番にリハビリをしてゆきます。
まず、術後の翌日からできるのは、
他動座位といって、ベッドを90度に起こし、約10分間姿勢を保持します。
次に3日目くらいから、自動座位といって、自力で起き上がり、約10分間姿勢を保持します。
約一週間ほどで、立位、ゆっくり立ち上がることができます。

何故、慎重にリハビリをするかというと、
弱っている心臓は、急に身体を動かすことで負担がかかり、
再び心筋梗塞や不整脈を起こすからなんですよ。






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友情の深さは縁の強さ

2013-04-10 13:15:36 | 健康
パートナーと共通の友人で
作家でありフォトグラファーの草野光恵さんが、
お見舞いだけの為に、
仕事を調整し、わざわざ東京から来てくれました。
息詰まるような入院生活の中に、
彼女は、その日の心地良い陽射しと、一滴の温もりを落とし
東京にとんぼ返りしました。





今日はタイミング良く尿道に入っている管がとれ
尿バックをぶら下げて歩くこともなくなったのです。

そしてこの日は、パートナーと一緒に、担当医から術後の経過と二回目の手術の説明を
心臓の模型とモニターを見ながら聴いた。

手術中にもモニターを見ていたが、
改めて見ると、造影剤によって映し出された手術中の冠動脈と、
大きく波打っている心臓は
その偉大さと命の尊さを思い知らされました。




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