これは私が手術直後、ICUの個室にいる時に友人が撮ってくれたものです。
この時は、上半身を自力で起こすことができません。
ベッドで横になっている時は比較的楽ですが、長い時間
上半身を起こしていると、心臓に負担がかかり危険なのです。
この時、実は油断できない状態だったことが、後になって分かりました。
私は単身で暮らしていたので、
もし、部屋で意識がなくなっていれば死に至り、孤独死で発見されたでしょう。
急性心筋梗塞になって意識があったのは運が良かっただけです。
たまたま私は自分で病院に行くことができましたが、
どこにも連絡ができないまま、緊急手術になりました。
突然、消息不明になった私を
心配していたパートナーが友人に連絡し、あちこちを駆けずり回って
入院している私を見つけてくれた時の大切な写真です。
友人が「パートナーに見せるから笑って」と言われ、パチリ!
本人は精一杯笑ったつもりが・・これです(笑)
易経の中にこんな言葉があります。
「物事には始めに兆しがある。
後になってトラブルになり訴える場合でも、その物事が始まった時点で、
すでにトラブルの原因が内包されていることが多い」
私は、倒れる前の生活の中で、
身体がだるい・動悸を感じる・息切れがする・胸の痛み
などの兆しを感じていました。
それを認識していながら、太っているのが原因だろうとか
自分だけは大丈夫だろうなどと高を括り、
病院に行こうともせず普段通りに生活をしていました。
その結果がこれです!
皆さん、自分は大丈夫と思っていませんか。
身体にいつもと違う兆しがあったら、まず病院で検査をして下さい。
自分枠から一歩踏み出る勇気満載の
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