
気付けば2006年も後2週間。
特に12月はいろんなことがありすぎてあっという間でした。
久し振りにいっぱい眠った朝。
大好きなパンを食べゆっくりコーヒーを飲み、いつもより早く出勤。
まだまだ湿っぽい自分に元気を入れる為、
好きなこと、気持ちがすがすがしくなることやってみた。
でも、まだあかんみたい(笑)
そうは言っても、人並みに忙しい生活が戻ってくる。
16日の奇跡に立ち会えた夢のような出来事が、夢でなかったことが奇跡。
奇跡の連続起こったよ。
行って良かった、行けて良かった、四国は高知。
応援してくれた方々、一緒に行ってくれた友人、ありがとうございました。
Hi-Six X'mas Special Live 2006@高知 ベイファイブスクエア
Jackson vibe / 秦基博 /矢野真紀
2006.12.16
セットリスト
1.SUPER Y
2.愛のうた
3.バスにとびのれ
4.未来少年
5.LIFE
6.GOD OF MUSIC
7.朝焼けの旅路
8.MUSIC FREAKS
-アンコール-
9.案ずるな
10.Walk down a bridge
行きの飛行機やバスでひたすら言っていた。
「今日は泣かない!笑顔で楽しめる自信がある。」
正直、下北は楽しむより緊張と不安の方が上回ってた。
ステージは前回書いたようにいつも以上の奇跡が起こってたし、
私にとっては、これは全て出し切った完結されたものだったから、
本当に楽しくて忘れられない伝説のライブになったことは間違いない。
ただ、脱退を発表されてから初めて観るライブに、
気負うところが大きかったことは否定できない。
だから、ラストは全開の音楽に対抗して、全開の笑顔を見せたかった。
いつものSEで登場。
下北よりは、少しやわらかい雰囲気の4人。
うん、うん、そうじゃなかったらあかんよ。
やっぱり最後は笑顔でピースやろ?
笑顔で始まった『SUPER Y』。
千葉LOOKの最前で初めて観た時、
あまりにも手の動きが速すぎて見入ってしまったこの曲。
”どうだっ”というより”どうでしょう?”って笑顔が忘れられません。
『愛のうた』
『バスにとびのれ』
ほんまに楽しすぎて顔ぐちゃぐちゃ、笑顔です!
だったのに…。
ハッシーの顔見たら、堪えてた涙がツツツーと、
体は全身で音を楽しんでるのに、涙は止まらんかった。
心は大泣きやのにめっちゃ笑顔でぴょんぴょん飛んでるハッシー。
私には、”泣いたら男の子じゃないで”って怒られへんようにしてるお兄ちゃんにしか見えんかったわ。
やっぱり長男やね(笑)
『未来少年』
これは、去年の12月8日のジャンボツアーファイナルを思い出さずにはいられんかった。
最初に受けた衝撃を、今もまだ褪せることなく思い出せる。
どこまでも続く空が4人のバックに見える広がりある曲。
4人が奏でる音がどこまでも続くように…。
『LIFE』
『GOD OF MUSIC』
『朝焼けの旅路』
ありったけの心で 迷いのその中で
物語を走らせる 戦いの旅路で
もう 戻れない 駆け抜けた道は
ここにある 何が見えた
ありったけの力で 涙のその先へ
僕の心走らせる 朝焼けの旅路よ
”ここ”ってところのグロさんの顔が忘れられへん。
必死に涙堪えて、真っ赤なった目を見開いて、力強く下を指して歌ってた。
涙のその先を見てたんかな。
今も、あの顔を思い出すと涙が止まらんねん。
私も含めてみんなを応援してくれる歌やけど、
この日のこの曲は、これからのすがっちに贈る歌やってんなぁって。
『MUSIC FREAKS』
これほど歌詞が沁みたことはない。
涙と震えが止まらんかったよ。
アンコール前、嗚咽付きでエーンと泣いていた私。
なかなかエーンって泣かれんで、いい大人が(苦笑)
そして、すがっちの本当の最後の挨拶。
「流す涙はもうないってほど流してきたので、
今日は笑顔でやろうって言ってたのに、この様です(笑)」
と、ステージの脇で見守る3人を見るすがっち。
グロさんは、しゃがみこんで泣いてるし。
ハッシーは、また笑顔で腕組みして見守ってる風なのに、心で大泣き。
モトキチさんは、必死に淋しさを耐えてる。
”この様”って言ったすがっちも言葉詰まらせるし。
こんな愛に溢れるバンドが大好きでしょうがない。
泣きながらそんな4人を見守ってました。
「もう少し曲をやらせてください。笑顔で音楽やりましょう。」
『案ずるな』
ステージもスタッフも客も涙でぐちゃぐちゃ。
でも、最高の笑顔やったよ。
これで、この先に待ってるいろんなことにも正面から立ち向かっていける。
吹っ切るように歌い続けてたグロさんの声が、今までで一番届いたよ。
『Walk down a bridge 』
これが本当のラスト。
最後のグロさんのシャウトは終わることを拒んでいるように長く、
そして、私もこれが永遠に続くことを願っていた。
最後の音が止まった瞬間、何を思ったか思い出せない。
ただ、淋しさとは違う涙を流してた。
最後に4人で並んで挨拶。
繋いで上げた手のおかでげで、みんな変な顔だった(笑)
溢れる涙が拭えず、無理矢理な笑顔。
ぐだぐだやのに、めっちゃかっこよかった。
あんな笑顔見たことない。
ステージから裏へ入る最後の瞬間、
後ろ向きでピースをしていたグロさん。
いつもは、みんなのピースを見てとびきりの笑顔でピースをするグロさん。
今日はその笑顔見れなかったけど、いつも以上にとびきりの笑顔やったでしょ?
やっぱり最後は笑顔でピース。
今も、これを書きながら涙は止まりません。
書き切れるか不安やった。
上手じゃないし、うまく伝え切れてないことが一杯やけど、
あの日観た奇跡はここに書き記しておきたかった。
そして、最後に。
「恋してる」と告白じみたことも平気で言えるくらい、Jackson vibeが大好きで、
Jackson vibeに出会えて、彼らの音楽に触れて、ライブで起こる奇跡を体感できて、
それらの歓びを感じることができたことを、心の底から嬉しく思っています。