秋の風景2023/枝垂れ荻と背高泡立草 2023年11月01日 09時25分26秒 | 植物 一旦天気が崩れて 雨や曇りの日が続くと、 もう晴れの日なんて 来ないんじゃないかと 思ってしまうくらいの 秋雨の暗い雰囲気。 でもまた晴れると こんな景色が目の前に 出現する。 河原端で見た 本当に秋らしい風景。 近くで見た荻の穂は 綺羅綺羅艶々房々総総。 あまりの見事さに しばらく見とれていた。 日本の秋は平和だ。
秋の花・華コレクション2023/美し過ぎる穂 2023年10月28日 09時05分20秒 | 植物 秋には穂草が一番美しい季節。 その中でも美しさ極まるのは このパンパスグラス。 ススキやオギも群生は見事。 でもその一方で もののあわれを醸している。 日本人の心が中世から 繋がっている感覚を 呼び覚ましてしまう。 でも、こちらは 一本だけでもゴージャス! さすがは南米やオセアニア 伝来だけある陽気さ。 ちなみに生えていた場所は 七草の藤袴と女郎花を 探しに行った三島市の楽寿園。 その他の園内で撮り溜めた写真も 近日公開予定。
秋の華・果実コレクション2023/赤い実青い実黄色い実② 2023年10月27日 18時02分42秒 | 植物 青い空の下で もっと濃い青で熟する実。 20年くらい前の 街路樹の流行りはハナミズキや サンザシだった記憶があるが、 近頃はナンジャモンジャなどの ヒトツバタゴ属の木や 姿が似ているトネリコの仲間が 多く目に付く。 全国的にはどうなのか 分からないが、 とにかくレースみたいな 白い花が華やかに咲き誇り、 うっ…美し過ぎる! それなのに、 花が散ったら来年まで ほぼ注目されない地味さ。 そんな ナンジャモンジャの木に 沢山なっていた 青い実の一部。
秋の華・果実コレクション2023/赤い実青い実黄色い実① 2023年10月26日 18時33分05秒 | 植物 川に架かった 橋のたもと付近で 目に付いた黄色い実。 調べたら ピラカンサの黄色だそうだ。 赤以外にも実の色があるんだ。 それでも、 もう少し経ったら 冬になる頃には ひょっとしたら赤くなるんじゃ? …なんて思ってたりもする。 冬になったら確認しに来よ。
秋の花・華コレクション2023/ゲンノショウコ 2023年10月19日 09時47分22秒 | 植物 社会派(?)の記事用にと カタバミの写真を撮り溜め しとこうと思い、 「ムラサキカタバミ見ーつけ!」 とスマホカメラを寄せたら 私の中で長年話題と なっていながら実物は未見の ゲンノショウコだった! 名前にインパクトがある。 アクセントの付け方、 抑揚が分からない。 ゲ↗ンノシ↘ョウ↗コ ゲとシとコが強で上がったり下がったり ゲ→ンノショウコ (ゲだけ強であと平旦) どうなんや?! 家にある植物百科事典には 民間薬としてよく効くので 「現の証拠」からそう呼ばれるように なったとある。 それからすると ゲ↗ンノシ↘ショウ↗コ なのか? ▲集合写真 白や淡いピンクの花もあるそうだ。 日本や朝鮮、半島台湾の ありふれた植物みたいに百科事典や ネットに書いてあったけど、 私は今回、初めて遭遇した花だった。
秋の花・華コレクション2023/まだ頑張ってる夏の花達 2023年10月07日 09時47分30秒 | 植物 随分と涼しくなって来て 夜は寒いと感じる時期。 でも、道路脇の花壇では ポーチュラカが 変わらずに元気。 ミツバチが減少していると 言われているけど、 この花壇からは そうは感じられない。 沢山のミツバチが 花粉を集めていた。 景気良すぎて 休んでる暇もありまへんで! といった様子。 ゴーヤも大方 実が腐って落ち、 枯れてるのに まだまだ咲いてくよ! と言ってるみたいな 野生化した株があった。 線路の金網で 朝顔もにぎやかに咲いてた。
秋の花・華コレクション2023/もう不吉な花では無くなって来てる?② 2023年10月04日 09時07分41秒 | 植物 ▲ 早めに刈った田んぼの縁に咲いてる一族。 少なくとも昭和時代には 田園地帯に赤いヒガンバナしか 咲いてないといった 感じでした。 ここ数年で赤の中に 白が混じるようになり、 見慣れて来て、 それにつられて 赤い花も不吉感が薄れて来て いるのでしょうか? もう、 人様の庭の植木鉢の中で 寄植えみたいになって 咲いているのまであったりして。 庭に生えてても球根掘り返して 駆除しようという気配ナシ! 普通に庭仕事してんの。 「ヒガンバナの名所」なんて 今年になって 人生初めて聞いた言葉でした。 地位向上して、 ヒガンバナにとっては めでたいといった所 でしようか? 今後、 ピンクや黄色、オレンジ、 うす緑、うす紫、そして青いのが カラフルに秋の土手を彩ってたら もう全然不吉じゃない?! 町の振興地域では こんな生え方もあり!? 来年どんな風に増殖してるのか? 観察してみるつもりでいます。
秋の花・華コレクション2023/もう不吉な花では無くなって来てる?① 2023年10月03日 07時51分33秒 | 植物 近年、 大躍進の白い彼岸花。 こんな風に草原にぽつんと咲いて 目を引く一輪。 公園の入口の木の根元に 仲良く咲くのまで、 本当によく見かけるように なりました。 九州から広がったとの 事らしいですが、 静岡県の田舎の片隅にまで どのような見えざる手を借りて やって来たのでしょうか? 目的は?
秋の花・華コレクション2023/見つけた順で秋の七草④苦戦の女郎花(おみなえし) 2023年09月30日 17時43分13秒 | 植物 ▲ 萩と女郎花 秋の七草、 すぐ見つかると思ってたら 意外と苦戦中。 源氏物語の頃なら普通に 女郎花や藤袴は野原に 生えていたのかもしれないけど。 現代では…無い無い! 普通に野原になんて生えて無い!! あっても山野草好きの 個人宅のお庭か、 TVで槙野万太郎が 博士号もらった時に 来ていた服の胸ポケの飾り用。 …なので、 「植物で魅せる庭園」行くしか 無いなと思い、 第一候補に秩父宮記念公園が 浮かんだが、 御殿場…遠い。 もっと近い所無い? と脳内検索。 そしたら、 三島にもあった。 皇族ゆかりの 植物が多い庭園。 楽寿園が! ところが 季節は終わりで もう枯れかかっていた。 それでも、それでも 金色に輝く姿は美しかった! ▲ すすきと女郎花 …来年はもっと早く見に行くよ。 セイタカアワダチソウなら もうすぐこれでもかと見られるけど、 何か佇まいが違うんだよね。 やっぱり歴史の違いなのかな?
秋の華・果実コレクション2023/里山で見つけた秋 2023年09月29日 19時06分19秒 | 植物 私の実家は里山地域にあって、 時々遊びに行くのですが、 今まで入った事が無い道を見つけました。 田舎ならどこにでもありそうな 山の入口。 すぐに見つけた落ちたいがぐり。 これは珍しい実だと思って 見上げても木が見つからない。 沢山落ちているのに やっと見つけた! ヤシャブシという名で、 水生生物飼育の水質管理に 使えるそうです。 色々な飾り物にも 使われているそうですから、 今まで気が付きませんでしたけど、 これから ハロウィン〜クリスマスにかけて 見る事ができるかもしれません。 アオツヅラフジも実っていました。 葡萄に似てるけど、 わー美味しそうと 食べる物では無いそうです。 薬として使う場合は あるとの事でした。 異世界と繋がっているかも…な 雰囲気だったので、 奥へは行きませんでしたが、 入口だけでも 沢山の秋を見つけられました。