タオルかけ
久しぶりに母の作品。もう20年以上も前の作品です。
どんなお稽古でもそうなのかもしれませんが、刺繍の場合、先生の趣味が色濃く出ます。
母が習い始めたのは、戸塚刺繍からでした。戸塚刺繍は教本というか作品の本が数十冊あります。(今だと百冊以上あるのかもしれません。)
教本があるので、もちろんその作品を中心に刺していくのですが、
色は、本に合わせずに先生の好みで決められていました。
つまり、色は先生のセンスに依存してしまうのです。
この色の組み合わせのセンスが悪い(悪いわけではなく、自分に合わない、かな)先生だと
いろいろ不満もたまります。
良い先生とは、技術が長けている、人間的にできている(大人である)、熱心である、お金にきれい 等などいろいろありますが、刺繍の場合は、色のセンスが良いというのも必要な条件かもしれません。
今、母は、自分で良い先生を見つけ、楽しんで作品を作っています。