編み物日記

手作り作品の記録。
たまーにオリジナル作品あり。

カーディガンの編み直し

2011-03-06 22:30:56 | 毛糸編み
もう2年以上前になりますが、いろいろ試行錯誤していたカーディガン。
結局、どうがんばってみても、自分のサイズに合わないものが
出来上がりそうだったので、諦めて最初から編むことにしました。
もう一度ゲージを編んで測ってみたら、なんと本よりも編み針は1号太め、
かつ段数を増やさないといけないことがわかりました。
通常、本の通りだと1~2号細めで編むとちょうど自分サイズになるのに。。。
モデルさん、もちろん細いけどそんな小柄には見えないんですけどね。
よほど緩めに編んでいるのでしょうか。

気を取り直して、再度チャレンジです。
後身頃があと数段で編みあがるころ、ふと見ると一部分、7~8cmほど他と比べ
てガタガタな編み目。
 
赤い線から上側のガーター編みが下側に比べて編み目がガタガタです。

ここの部分だけ突然下手になったか?と思いましたが、 よくよく思い出してみると、依然編んだものを解いたままの縮れたの糸を使って いる箇所でした。

こんな感じ


後身頃だし、また解く元気がないのでそのままにしましたが、
「さて、これ以降どうしよう?」と悩みました。
ガタガタになるのがわかっていて、縮れた糸を使う気にもならないし、かと言って新しい毛糸玉が一着分残っているわけでもないし。。。

解いた糸を洗うか?とも思いましたが、昔母が、
「解いて縮れた糸は水蒸気にあてるとまっすぐになるのよ。」
と言っていたことをこの際、実践してみることにしました。
あまり期待せずに。

玉にした糸を約1mぐらいの輪にまとめて、少しずつ、やかんの注ぎ口から出る水蒸気に
当てていきました。するとみるみると縮れた糸が伸びていくのです。
おもしろいぐらいに。

右半分が湯気をあてたところ

 
5分もしないうちに一巻き分の糸が元通りのまっすぐな糸になりました。
最初はきっとなかなか延びずに時間がかかるんだろうなぁと思っていたのですが、
逆に、ふにゅ~と伸びる糸の動きを見るのが楽しいぐらいです。

これが、↓こんなになりました。



帯締めの房はまだ試したことありませんが、バサバサになった帯締めの房も水蒸気にあてると直ると聞いたことがあります。きっとこれも同じようにみるみるうちにしゃんとなるのでしょう。

ということで、そろそろ春の兆しが見えているというのに、冬用のカーディガンの再開です。

 

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