到底かなわないにもかかわらずヒーロー故にB級無免ライダーは深海王に挑むが成す術なく倒されてしまう。すんでのところでサイタマがかけつけて『よくやった、ナイスファイト』と言うシーンもよいです。例の如く深海王をワンパンで倒してしまうが、直後助けられた民衆のなかからそもそもにヒーロー達の実力を疑う発言が出てきて、安堵の雰囲気から一転して険悪な雰囲気となる。サイタマはそんな民衆のヒーローに対する疑心を払拭するために『他のヒーローが体力を弱らされてくれていて、遅れてきたおかげで手柄を横取りできた、自分が利用出来なくなるからしっかり手当しとけ』とウソを言う。この発言で改めてヒーローに対する感謝の念が民衆に広がるが代わりにサイタマに対する批判が集中してしまう。不器用であるがサイタマなりの配慮とその思いにただ付いていく誓うジェノス、そしてそんなサイタマのことを理解する無免ライダーとの間に友情が生まれる。