私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

郵便料金の改定および新料額の普通切手の発行などについて

2024-06-26 23:00:00 | 切手
郵便料金の改定および新料額の普通切手の発行などについて

まあ、料金改定については既定路線通りとなりましたが、
新料額の普通切手に注目が集まります。

まず、1円切手の意匠が変わらなかったのは、まことに残念です。
前島密の功績は多とするところですが、それは郵政内部の論理であり、利用者に押し付けるものではないからです。
商品の顔が創業者なんて、APAホテルぐらいのものではないでしょうか。
他の切手と混貼りしたときの違和感が、このまま続くのは、やるせなく感じます。

差額切手が各種発行されるのは評価します。もっとも、窓口で証紙対応になる場合が多いとは思いますが。

意匠に関しては、ハッキリしすぎかな、と思います。特に85円の松はお目出度過ぎます。
かつて20円切手に二条城の松が採用されていたのをリスペクトしたのかもしれませんが。

郵便には多種多様な利用目的がありますが、気持ちを伝えるのではなく事実を伝えるという事務的な用途でもまだまだ利用されており、
そのような目的からは、あくまでも事務的な表情で届く郵便物が好ましいと言えます。
スンッとした意匠が普通切手には最も好ましいでしょう。
切手の意匠が気に入らないなら料金別納印なり料金証紙なりを利用すればよいのですが、料金別納は10通からですし、料金証紙は赤いインクが嫌だという人もいますし。
その点、今回のスマートレターの料額の意匠はもっとも好ましいものと考えます。

さて、今回の発表で「郵趣のための押印サービス」がありませんでしたが、ハト印は使用されるのでしょうか。
新切手発行時の大切な儀式であるハト印の押印は、あると信じていますが…
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