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昨日、群馬で震度5の地震は珍しいと思っていたら、今朝は大阪で震度6弱の地震 + 耐震基準法の話題

2018-06-18 15:33:16 | 災害
昨日、群馬県で震度5の地震がありました。渋川あたりが震源地だったようです。群馬県で震度5なんて珍しいのでは❓と思っていたら、稀な地震なんだそうです。長野県のこの辺りでも揺れたようですが、私は全然気がつきませんでした。




そんな稀な地震についてもほとんど忘れていた頃、今朝, NHKを見ていたら緊急地震速報が。大阪で震度6弱の地震、なんて南海トラフと関係があるのか❓とすぐに頭に思い浮かんだのですが、今回は内陸部での地震だということです。




また、専門家によると、この大阪の地震も稀な地震だということ。ですが、歴史を紐解くと、過去には大きな地震があったらしい。群馬県でも大正時代には震度5の地震があったということです。

ですから、現代に生きる私たちには稀でも、歴史の長いスパンを考えれば、それほど稀ではないことがわかります。

専門家の人たちは、大阪付近はいつ大きな地震が起きても不思議ではない、と言っているようですが、住んでいる人にとっては、こんな大きな地震なんて今まで経験したことがないと思っていると思うので、かなりびっくりされたのではないのかと思います。
でも、稀な地震が立て続けに起きている、というようなことは、やはり、今後の大きな地震と関係があるのか、と心配もしてしまいます。

それにしても、未だにブロックベイで死者が出ている、ということって大阪の人たちはブロックベイの危険性についてあまり考えたことがなかったのでしょうか。特に小学校で死者が出ているとは。。
驚きました。
壊れた塀が、新耐震基準を満たしていると震度5までは大丈夫とされているということです。震度6で倒れた場合は、不可抗力とみなされるらしいですが、これは以前の情報なので、最近はどうなっているのかわかりません。
が、熊本地震でもブロックベイで死者が出たこともありましたが、その時は、ブロックベイの所有者の方が過失致死傷害容疑で刑事告訴されているということです。

ですから、今回のこのニュースを聞いた時、その小学校や市や県は、地震が起きた時はどうなるのか、と考えたことがあったのかどうかということに非常に疑問を持ちました。
今回の小学校の塀は以前の写真によると、こんな感じの高い薄っぺらい塀だったようです。



それが地震で上半分がポッキリと。



この塀、高さは2メートル以上もあり、暑さは15cmもなさそうで、明らかに建築基準法に違反しているようです。鉄筋も入っていないように、これらの画像から推察されます。周辺の住民からも危険だから撤去してほしい、などの訴えがあったということですが、それにもかかわらず、放置していたということのようです。確かに、この塀のすぐそばを歩くのは怖いような感じにも思えてきます。
大人たちの怠慢で若い命がこんなことで亡くなってしまうとは大変残念です。熊本地震の教訓が全く生かされていない、今回の出来事です。
地震大国日本ですから、いつ何時自分の身に起きるかわからない地震、と肝に銘じておく必要があります。特に今回のような教育機関に携わる者にとっては。

これを機に、全国の教育機関で様々な見直しが必要なのではないでしょうか。





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