若干旬は過ぎましたが、今回の池井戸ドラマ ノーサイドゲーム は楽しませていただきました。
ラグビーの事ですし、主役が大泉さんですし、そして上川隆也さんも出演❗️という事ですからね、池井戸作品はもういいとは思いつつ、見てしまいました。
こんな出演者の皆さんの中で、私が最も興味を持ったのが、松たか子さんなんです。
なぜか
というと、全然動かないからです。
松たか子さんの出演場面は少なくなかったと思いますが、なぜか、いつもダイニングテーブルに座ってパソコン触っているような場面だけ。そこで、松さんの口から飛び出すセリフが、ダンナをうま〜くコントロールしているような、ある意味恐ろしい内容に聞こえてしまっていました。
この奥さん、すごいと思いながらドラマを見ていましたが、そのうち、なぜいつも同じ場所で座って喋るだけの演技なんだろう、と不思議に思い始めたのです。家の中というシチュエーションにしても、料理を作りながら、とか家事をしながらとか、そんな設定にできないのかな、とドラマを見ていてジリジリしていたのです。要するに、動く場面が、全くないのです。
ちなみにこの奥さんの職業が弁護士、という事のようですが、それも、本当に❓ぐらいにしか思えない。
一体、松たか子さんはいつ動くんだろう、というのがこのドラマの最大の山場と言ってもいいくらいに私の興味を引いていました。
その松さんが動いたのは、最終回。
ラグビーの試合を、ようやく見に行ったんですね。やっと動いてくれて良かった、と妙なところで安心してしまいました。
しっかし、これも一つの意味を持った演出なんでしょうか❓ラグビーファンが増えるのには時間がかかる、というようなことを表しているのかなあ、なんて。