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映画「空母いぶき」は原作漫画とは別物、らしい。

2019-05-19 09:56:00 | 映画
最近、映画「空母いぶき」の話題が多く感じる。
えっ、もう封切りと思ったら、封切りは5月24日だということ。
 
 
ではなぜこの映画の事が話題になっていたのかというと、ビッグコミックでの佐藤浩市さんのインタビューだという事です。
 
 
 
そのインタビューで佐藤さんは
 
「(総理大臣役を)最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね」
 
 
と話したということです。
 
これから封切る映画の役柄について「絶対にやりたくない」というように表現したのは、まあ、役者さんが謙遜するような時によく表現するような言い方のように受け止められますが、「体制側の立場を演じることに対する抵抗感」とか表現してしまうのは、言い過ぎではないのかと思えました。
要するに、佐藤さんって左ですか、と思われてしまうような発言。と言っても、佐藤さんが左でも右でもどっちでも良いのですが、これもまた役者さんが良く用いるような言い回しで、こう言えば世間受けするのではと思って発言したのかな、とも思えてしまう。
 
しかし、今は時代が違う。昔はこう言っても良かったのかもしれませんが、今は受けません。かえって炎上してしまうと思うのですが、案の定。
 
佐藤さんの世間を見る目が間違っていたのでは
 
また、この発言から発展して安倍首相の病気を揶揄している、というような指摘は勘ぐり過ぎかも、と思っています。
 
しかし、この発言よりもこの映画について危惧しているところは、その内容が原作とはどうも別物らしいという事。
 
 
 
原作では日本vs中国が尖閣諸島で、というように現実の問題をストーリーとして取り上げています。それが漫画そのものに緊迫感を与え、多くの読者を熱中させたのではないのでしょうか。
 
それがこの映画では中国が架空の国で尖閣諸島も架空の島。それに最新鋭の戦いだから戦闘シーンも少なく、実際の自衛隊の協力もないものだから、艦隊シーンも全部CGらしい。映画の内容もいぶきのコックピットでの会話が多いらしい。
 
要するに
 
リアリティの全くない映画
 
のようです。
 
それがこの記事。
 
 
 
この記事を読んで、この映画は映画館に見に行こうと思っていたのに、見る気が失せました。
 
なぜ、中国に、そして尖閣諸島の設定にして原作のリアリティを表現しなかったの中国に忖度した結果、ですか
 
こんな内容になってしまって、原作者のかわぐちかいじさん、映画化に良く納得しましたね。それに、中国との戦いでないのなら、首相役の佐藤さんって必要がないのでは
 
中国にしておけば、トランプ大統領も来日するし、余計に話題になったかもしれないのに。
封切り初日の皆さんの感想を見るのが楽しみとなりました。私は原作でも読んでようかな。
 
 
 
それがですが、映画生活などのレビューサイトでは概ね高評価なのには驚いてしまった。が、最近の若い世代の映画に対する評価ってあんまり信用していない。昔と違って感激というか感動する視点が違ってきているような印象。要するに、物事の本質まで見抜くような力が失せてきているような印象を受けます。
豪華な俳優が揃っていれば満足、とか美辞麗句があれば満足とか、映像が綺麗であれば良いとかかる〜い感じが多いような気がする。
 
まあ、年代が高い人の方がいろんな映画を見てきちゃっていますからね。ちょっとやそっとの事では感動できない。昔の映画と比べてしまう。
 
映画生活では、今の時点ではただ一人「ワースト映画」と評されている方がいますが、私もそうなるんじゃないかな、なんて予想しちゃっていますが、そうなるのかどうか、それを確認するためにも映画館に行こうか、とも考えています。
 
その意味でも、皆さんの初日のレビューが楽しみでもあります。


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