樹木希林さん -- ついにあちら側の人になってしまった、と思うと感慨深いものがあります。

樹木希林さん、「全身がん」と告白していながらお元気でいたのでまだまだでしょうと思っていたので、訃報のニュースを聞いても信じられない思いでした。

ついにあちら側の人になられたかと思うと、感慨深いものがあります。
今頃は、「あ〜、やれやれ」と言いながら、地上の人があたふたしている姿を見てほくそ笑んでいるのかもしれません。

強烈なキャラクターの持ち主でしたが、嫌味もなくさっぱりとしていた方のように思えますが、さっぱりしているだけではくいろいろな気遣いもされていたのではないでしょうか。
内田裕也さんとの結婚生活は凡人には到底理解できないことですが、お互い心の底では離れられないような、何か宿命のようなものがあったのだと思います。

それにしても75歳、、、。
同じ日に亡くなった朱旭さんは88歳。88歳でも、今の日本では「若いのに」と言われてしまうような長寿社会。そんな中で75歳、というのは非常に若すぎると感じらてしまいます。
が、3月にがんの骨転移がわかっていたということだそうです。それですぐに終活に入られたということでした。ご自分の死期を悟っていたのでしょう。が、8月に一時危篤状態だったという報道もありましたが、テレビでの樹木希林さんしか知らないので、ウソでしょ、と思っていました。

本音を言うと、樹木希林さん、80代まで生きて欲しかったですね。
勝手な言い分ですが、80代になった樹木希林さんがどのようにお年寄りを演ずるのかを見てみたかった気持ちもあります。若い頃からおばあちゃん役が多かった樹木希林さん。本当のおばあちゃんと呼ばれる年齢になったらどのような演技をするのか、興味がありましたが。。

ご冥福をお祈りします。

心に残る作品をありがとうございます。