私が以前から興味を持っているのが、
アメリカの新幹線。
なぜかというと、アメリカのような車社会のところで、日本のような新幹線が受けいられるのか、興味津々だからです。車社会だからこそ、アメリカって今でも19世紀の遺物かとも思える重たいドアで重たい車両の鉄道しかないようなイメージで、事故も多いアメリカで、高速鉄道なんて可能なのかと。
しかし、そういう中でも最も興味を持っていたのが、
テキサス新幹線。
これ、聞いたのは随分前のことで、私の昔のブログにも書いた事もありますが、そのテキサス新幹線が一体いつになったら本当に実現するのかと思っていたら、ようやく2026年に実現しそうな雰囲気となったみたいです。
【2026年開業予定】アメリカ・テキサスに新幹線が走る~年内着工か~
この新幹線、テキサス州のヒューストンとダラス間に建設するもので、今だったら車で5時間以上かかるところを1時間半の時間に短縮するというものだそう。
人の交流、ということを考えたら、移動時間が短い方がいいだろうし、移動するのにもいろんな手段があった方が良いとは思うのですが、政府の支援がないため、計画が通っても実現には長い時間がかかるというのがアメリカという社会らしい。
どうしてアメリカ政府は高速鉄道に消極的なんでしょうか。車社会だから❓車産業に影響が出てはいけない、と思っているのでしょうか❓
あの広い大地のアメリカ。そこに、もっと前から高速鉄道が走っていたら、アメリカの経済はどうなっていたのかな❓と考えてしまう。
が、車社会の影響か、鉄道に対する技術面での進歩が遅く、そのためアメリカでは鉄道の事故も多く、事故が起きたらどうするかを重視するアメリカと事故は起きない前提で新幹線化をすすめている日本とは、考え方が随分違うようですし、鉄道に対する技術的な差もアメリカと日本では随分とあるようです。
さて、カリフォルニアでも高速鉄道の計画が進められていたようですが、頓挫したみたい。当初は中国頼みだったようですが、案の定、計画書❓がなかなか提出されず、それで大幅に計画が遅れてしまったようです。その後、規模を縮小したようですが、結局は白紙❓
カリフォルニア高速鉄道計画が大幅遅延で住民激怒!「テキサス州は日本の新幹線を導入するから順調で最高だよ!」
アメリカでは、鉄道は貧乏人の乗り物、とでも思われているのでしょうか❓というか、そんな時雰囲気です。だから、ニューヨークの地下鉄も一時は大変な状況。が、それが今では車両も日本製にして綺麗にして、切符も日本式の自動販売機に変更して、随分と雰囲気が変化したようです。が、当時、自動券売機なるものを使用したアメリカ人が少なく、説明に苦労した、ということです。そういう駅構内の空間デザインを担当した人も日本人。
ニューヨーカーの行動を変えた地下鉄デザイン 宇田川信学①
さて、アメリカ全土に高速鉄道を、という計画も持ち上がっているようですが、政府自体が消極的なのに、実現なんてあるのでしょうかね❓
今回、テキサス新幹線が開通しても、日本のように綺麗な車両でいられるのか、安全でいられるのか、お掃除から技術面でも日本からのご指導をお願いしたいと思います。
昔、中国の新幹線に乗った事がありますが、においがちょっと、と思ったので。
アメリカ全土に高速鉄道ができたら、アメリカってどうなるのかな❓
テキサス新幹線の話は初耳で、大変興味深いです。