製パン王キム・タック、見終わりました。
1本60分以上、それが30本。
短期集中ではかなり見応えがありました。
一言で言えば、少女漫画の王道を行くようなストーリーです。
薄幸の美少女の主人公がいて、そこに意地悪なお金持ちのお友達。そのお友達からいじめられてもいじめられても明るく立ち上がり、けなげにガンパってそして最後は目出たし目立たしで終わる内容。(今回は男性が主人公ですが。)
でもこういうストーリーって結構目が離せないんです。そして、こんな内容に世の読者=視聴者ってはまってしまうんですね。
シンデレラも同じですね。
今回のこのドラマも王道を外さず、怒濤の内容です。それも、薄幸の主人公VSお金持ちのお坊ちゃんという構図だけではなく、いろんな事が絡んできます。
妊娠しているのにお金持ちのお屋敷を追い出されてしまったお母さんはこれからどうやって生活していくのか
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この貧しい母息子はどうやって生活していくのか
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本当の父親のお屋敷に引き取られた息子=タックは新しい生活になじめるのか、そして母親はどうなるのか
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継母と秘書室長に追い出されたタックはどうやって生活していくのかそして母親を捜す事ができるのか
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勤め始めたところに義理の弟が。うまくいくのか。秘書室長の凄惨ないじめに耐え抜く事がタックにはできるのか
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タックは認定試験に合格できるのか
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お父さんとお母さんに再会できるのか
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会社は大丈夫なのかそして秘書室長の陰謀は暴かれるのか。
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ガールフレンドとの関係は
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誰が会社を次ぐのか、マジュンはどうなるの?
。。。。とまあ、次から次へいろんな事が起きてきます。良く考えてあります。そのため、1話見終わっても次はどうなるの?という状態がず~っと続き、睡眠時間を削ってでも見てしまいたくなるような巧みな展開でした。
そして1話60分以上もあるのに、全然飽きない。また、毎回必ず、ホロリとさせられるシーンがあるんですね。演じている役者さんも本気で泣いているような感じに見えました。
こんな内容ですから、視聴者を引きつけるのには十分ですね。
また韓国の生活を見るにも面白かったです。物語の設定は1980年代みたいですが、なんと、ガールフレンドのアパートのキッチンに裸電球が。。。。いくら80年代と言っても、裸電球ってその頃の日本の生活にありましたっけ?? そこは納屋ですか?とちゃかしたくなりました。
また寝るときの寝具が布一枚??。。。韓国の人たちって、そういうふうに寝るんですか?あったかいんですか?
タックの洋服もまるでホームレスのように汚い。いくらなんでも汚すぎるファッションです。まあ、ホームレス同然の生活でしたからね。
でもお金持ちの家はものすごいです。
また、お母さんも川で洗濯って、、明治時代ですか?(とちゃかしたくなる)
主役を演じたユン・シュンさんは、このドラマを超えるようなドラマに巡り会う事もないまま、現在軍隊に入隊中という事です。ユン・シュンさんも、最初に人気の高いドラマに出演してしまうと、主人公のタックのイメージが強くなってしまうので、次のドラマで視聴率を取るのは難しいかもしれません。
次は何を見ればいいかしら、と思っていても、ピンとくるものがなかなかありません。