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京都アニメーション放火事件の犯人と精神疾患

2019-07-19 21:19:00 | 事件
京都アニメーション放火事件
 
本当に痛ましい事件です。最初のニュースでは、1名が死亡という話でしたが、モクモクと建物内から流れてくる黒い煙と建物内には70名くらいの人がいた、というニュースで、大変残念だけれど死者はもっと増えるのではと心配しながらニュースを見ていたら、なんと33名もの命が失われてしまいました。
 
その後明らかになる事件の経過を聞き、この方達は、事件発生後ほんの数分でで亡くなってしまっただろうと推測できましたが、なんとも痛ましい事です。
 
単にアニメの仕事をしていただけなのに、放火で亡くなってしまうなんて、誰が想像できたでしょうか。それも33名も。さらに、朝に。
 
時間の経過と共に、犯人は誰なんだろう、なぜ発表されないのだろうと思っていましたが、本日その名前と背景が一部報道されました。
 
犯人の背景として、精神的な疾患があるため訪問看護を受けることもあった、というのがあり、これを聞いた時にはやっぱり、と思ってしまいました。
 
というのもこんな恐ろしい事件、普通の神経だったらできないと思うのです。精神疾患の人を差別しているわけではありませんが、幻聴、妄想などを抱えている人もあるので、常人とは違うところがあると思います。
今回、「パクられた」とか言っていたようですが、それも幻聴、妄想の結果なのではないのかとも思ってしまう。
又は、もともと犯罪性、暴力性のある人格の持ち主で精神疾患も患っていた、のかもしれません。
 
と同時に、この犯人はきちんとした治療を受けていたのだろうか、という事。訪問看護も受けていたという事は、精神疾患としては重いほうではなかったのでしょうか。また、生活保護で一人暮らしだったようですが、ご近所トラブルも多く、精神疾患を抱えての一人暮らしが妥当だったのか、という疑問も残ります。
 
精神疾患と言っても、どの程度のものだったのはわかりませんが、前回の逮捕後の措置が妥当だったのかどうか、今後問題になっていくかもしれません。
 
統合失調症などの精神疾患で苦しんでいる方は大勢いらっしゃいますが、こういう事件が起きてしまうと、色々と考えてしまいます。今後はどうやって予防できるのか。精神疾患の人を社会にどのように受け入れて行くのか、どのように理解して社会に受け入れていくのか。
 
精神科の先生のご意見も聞いてみたいです。
 
亡くなられてしまった33名のご冥福を心よりお祈り申し上げます。