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韓国ドラマ オクニョ に見る韓国のドラマと現実との矛盾

2019-01-20 20:06:49 | 海外
オクニョ

一昨年はNHK BSで一年間放送され、今は総合で放送されており、いよいよ佳境に入って来ているところです。
それに、ネット配信もされるようになっているので、復習の意味もあり、Hulu で韓国語+日本語字幕で時々見ています。

というのも、最初にBSで見ていた時は、当然ですが、人の名前も役所とかの名前も全部韓国語。で、これは人の名前なのかなんなのか、それにこの人とこの人の関係はというところを理解するのに手一杯で、細いところを正確には理解できていなかったと思います。

そこで、ネット配信されている映像を時々視聴しているわけですが、復習だと理解力が違うな、という感じ。

そんな事を思いながら見ていたのですが、第42話を見ている時、このセリフの内容って今に当てはまるのではないのか、と思った事がありました。
42話には、明からの使者が、朝鮮兵が度々越境しており、今の皇帝から苦情があるということで、使者が朝鮮の王様と謁見するという場面があります。明の使者は挙兵もじさないという剣幕です。
ここで朝鮮の王様はある勅書をこの使者に見せます。それは、先代の明の皇帝が朝鮮の臣下に渡した勅書。
そこには、女真族討伐のためだったら越境しても構わない、と書かれていました。
そこで、朝鮮の王様は、
これが明の見解だ❗️先の皇帝の勅書を軽んじ、立場を変える理由を申せ❗️」と物凄い剣幕で迫るのです。

このやり取りを聞いていて、これって今の韓国とそっくりの状況なのでは、と思ってしまった。
つまり、明の使者は今の韓国。国王は日本でしょうか❓
例えば1965年の日韓条約。日本は佐藤栄作、韓国は朴正煕。皇帝の勅書ではないですが、この条約を掲げ、「これが日韓両国の見解だ。先の指導者たちの条約を軽んじ、立場を変える理由を申せ❗️」にしても、ほとんど通ずる。
それに、2015年の日韓慰安婦合意。その時は安倍晋三と朴槿恵。それも、「これが日韓両国の見解だ。先の指導者たちの合意を軽んじ、立場を変える理由を申せ❗️」と言えます。

ドラマの中とはいえ、先代の皇帝の勅書に敬意を払い、明の見解と理解する王様。

良くも悪くも昔の指導者たちが決めた条約とか合意って、いとも簡単に一方的に破棄したりする事は可能なのでしょうか❓
そこには昔の、国の指導者に対する敬意も何も無いように思えます。

昔だったら、破棄した時点で即、戦争になりそう。

オクニョに出てくる王様は実在の人物。(ということも最近知りました。)
第13代王明宗さんに「この紋所が目に入らぬか」風に現実でも言ってもらえたら。

ドラマの中のこととは言え、韓国の現実とは矛盾しているかも、と思うと同時に、韓国の皆さんは何も感じなかったのかしらと思ったドラマの一場面でした。



1月19日(土)のつぶやき

2019-01-20 05:21:49 | 神社