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甲子園 全国高校野球選手権大会 本当だったら第104回大会❓という事の重み。

2018-08-08 15:41:36 | スポーツ
今、甲子園で熱戦が繰り広げられている全国高校野球選手権大会
今年は第100回の記念大会ということで、毎日始球式を行うなど、いろいろな趣向を行っているようです。

100回ということで、一体この大会はいつ始まったのか、と思ったら1915年。つまり大正4年❗️1915年と書くとピンときませんが、大正4年と聞くと昔だ〜という実感がわきます。でも、1905年が日露戦争と覚えているので、日露戦争から10年くらい経った時か、ということにも妙に納得しました。

その記念すべき第一回は朝日新聞社長村山龍平による始球式から開始。現在でも、羽織袴姿の村山さんが勢い良くボールを投げる写真が残されています。ここから103年、ですね。当時、この時の始球式も一球とカウントされていたということです。最初のバッターは三振になったのだとか。




余談ですが、高校野球が100回目を迎えて、今は巷で色々と話題になっている朝日新聞が、日本人だったら誰でも知っている甲子園の高校野球の主催者といのも皮肉に思える状況になっています。あの頃、朝日新聞がどういう経緯でこの高校野球を開催しようと思ったのかはわかりませんが、日本の若人に野球を広めたい気持ちが当時の朝日新聞には少なからずあったということでしょうか❓もしそうなら、当時の朝日新聞は日本を思う日本のまっとうな新聞社だったということかもしれません。今回の100回という記念大会、高校球児だけではなく、朝日新聞自体にも100年前の、高校野球を開催したころの新聞社の心意気を思い起こす時期なのかとも思えます。

さて、実際の100年目にあたる97回大会の時は、開会式で、第一回出場した学校のユニフォームを着て行進するというようなことが行われたようです。実はこの時の開会式のことはさっぱり覚えていません。長野県からは上田西が参加していますが、その試合自体もさっぱり覚えていません。どうやら、この年は全く高校野球に興味を持っていなかったようです。また、その時は今年ほど、100年経ったというようなことをそれほど宣伝していなかったように思います。今年は100回という記念大会である、ようなことをかなり強く押し出しているので、私でも気がつくことができました。

今年は100回というなら、始まったのは1917年かと思ったら1915年だったという事実に、高校野球にも失われた年月というものがあるんだな、としみじみ。
1941年(昭和16年)の第27回大会は地方大会の途中で中止、その後、太平洋戦争突入のため、1945年まで中止の状態です。この昭和16年の話、朝ドラか何かのドラマでも取り扱っていたような記憶が。
昭和16年夏といえば、まだアメリカと日本が戦争をしていない時期。そんな時になぜ中止になったのかと思ったら、「独ソ戦に便乗して発動された関特演に伴う軍隊の大動員による交通輸送の逼迫のため、基本的に県をまたいでの移動が禁止され」(wikiより引用)、中止になったんだそうです。
そして再開されたのが1946年(昭和21年)のことです。朝日新聞は終戦直後の秋に、高校野球を再開するか否か全国にアンケートを取り、翌年から再開することを決定したのだそう。終戦直後で社会情勢もままならない時の決定に驚いてしまいます。
また、戦争で多くの元甲子園球児が亡くなってしまったことは非常に残念です。

そんないろんな過去のドラマがある、甲子園で行われている高校野球。

次の200回記念大会はどうなっているのでしょうか❓




8月7日(火)のつぶやき

2018-08-08 05:52:32 | 海外ドラマ