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九州北部豪雨 -- 若い人達も犠牲に。まだ連絡の取れていない人が多数。

2017-07-09 09:33:46 | 災害
災害時、現地の様子がリアルタイムでテレビで放送されることがよくあります。
今回の九州北部豪雨でも、「今までに経験したことのない大雨」「50年に一度」などという表現を使いながら、大雨の様子と川の濁流の様子が映像として流れてきますが、現地を知らないものにとってはなかなか実感が湧かない。状況がイマイチ大変なこととは思えないように感じてしまう。
そういうこともあり、「死者18人、その他、連絡の取れない人多数。」という報道に、改めて、未曾有の災害だったのだと驚いています。

あの東北の大津波の時も、波が押し寄せる映像がリアルタイムで流されてきましたが、画面で見る限りでは、とっても静かで人の姿があまり見えなかったため、現地の人は皆さん全員避難されているのではなどと楽観的に考えてしまっていて、のちに伝えられた多くの死者数に打ちのめされた事を覚えています。

今回も、後になってからわかる、災害の大きさ

昨日も、続々と見つかる犠牲者の中に、母子3人の姿がありました。お母さんは妊婦さんで、出産間近だったという事。
この痛ましいニュースを聞いて、遠いところでニュースしか見ていない私のようなものが抱く思いとは、どうして逃げなかったのか、という事です。

が、当時、雨が滝のように降っていたという事。こういう状況では、外に出るのも憚れる状況だということです。幼ないお子さんを抱えてはなおさら、だったのだと思います。家の中でも外でも危険な状況。
そうこうしているうちに濁流が一気に押し寄せてしまったのではないでしょうか。

亡くなられた江藤さん、5日にインスタグラムに「すごい雨」というような投稿を寄せているそうですが、ご本人もよもやと思っていたのだと思います。

日本に多くある、左右そして後ろが山に囲まれた地形。
このようなところでは、今回のような大雨の場合、それも短時間で大量の雨が降ったような場合には濁流が一気に押し寄せる可能性があります。

そのような場所は全体に比較的狭く、どこに逃げても同じような状況だったのかもしれません。

亡くなられしまった方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、今後の復旧の迅速な進行を希望しております。

が、これからは台風シーズン。
これ以上の大きな災害が起きませんように。






7月8日(土)のつぶやき

2017-07-09 04:25:35 | TOKYO2020