LOVE - GOLDEN APPLE

投資とフィギュアスケート、映画とドラマに政治、その他諸々。
自分の興味ある事を勝手に綴っているブログです。

コロンビア墜落事故 原因は燃料切れ

2016-12-02 23:55:36 | 海外
コロンビア墜落事故、その後の報道で原因は燃料切れ、ということが発表されています。このため、機長の責任ではないのか、とも言われています。

なんともやりきれない原因です。他の原因だったらともかく。。

燃料計算ってパイロットが行うのだと思いますが? パイロットが重さ(ポンド)で燃料の量を決め、搭載する時にはガロンに換算しているんだと思いますが、うろ覚えですいません。

1987年に起きていたエアカナダ143便が燃料切れで不時着したという事故、これは燃料の量の計算間違いが原因でした。当時はヤード/ポンド法からメートル法に切り替えている最中で、そこで計算ミスがあったようです。計算ミスがあったということに気がついていないパイロット達は、当然、燃料が足りないということに全く気がついていなかったということです。また、燃料搭載量情報システムが故障していたということで、手入力していたということです。そのせいもあり、燃料切れに気がつかなったようです。
その結果、高度10000メートルで燃料切れ。

今回はいったい、どういう原因でこのような事態に陥ってしまったでしょうか。燃料搭載量情報システムというものもあると思うのですが、燃料タンクが突然破壊した?か何かがあったのでしょうか。
機長の緊急宣言も遅かったということも指摘されているので、燃料切れに気がついていなかったのかもしれません。

エアカナダの場合、高度10000メートルで燃料切れになり、全エンジン停止となったにもかかわらず、全員生還しています。
この時の機長がグライダーを操縦するのが趣味だったようで、飛行機をグライダーと同じように操縦し、無事着陸に至りました。カナダ空軍の今は使われていないギムリー基地に無事着陸した、ということでこの飛行機は「ギムリー・グライダー」と呼ばれ、今でも語り継がれています。

エアカナダの場合は偶然に偶然が重なり、全員生還ということになりましたが、単純ミスで大勢の方が亡くなるような事故はもう起きて欲しくはありません。ご家族の方々も非常にやりきれない思いだと思います。
なぜ燃料切れなどどいうことになったのか、原因究明が大切と思います。