負ける相手ではなかった。と思います。
ですが、決勝戦ともなると、微妙が違いが勝敗を分けるのでしょうか。コートに入ってきたときからなんとなく陰が薄く、やばいかな、と思っていました。
準決勝のあと、マイケル・チャンコーチも、なんか体力に不安のあるような事をちらっと言っていたのではなかったかしら。
なにしろ、続けて2度もフルセットの死闘を制し、それから決勝ですから、自分では大丈夫と思ってもいつも通りにはプレー出来なかったんでしょう。
足が全然動いていなかった。今までの動きが全然見られず、本人も言っていましたが、全く錦織くんのペースには持ってこられませんでしたね。
本当にがっかり!!という感じでしたが、そのすぐ後に行われた表彰式でのインタビュー、これは本当に素晴らしかった。
相手を誉め称え、自分のプレーが全く出来なかった事を認め、さらにスタッフや観客に感謝の言葉を述べ、最後にはこの2週間、本当に楽しかったと述べていました。これを聞いたときには、また頑張って、と応援せずにはいられなかったです。
フジテレビの小倉さんも言っていましたが、このインタビューだけでも泣けてきます。なんか、素晴らしすぎて。
本当に、是からも頑張って欲しいです。スタートはここからですね。
相手のチリッチさんですが、背丈もあるし、サーブもスピードがあって凄いみたいですが、錦織くんが準決勝の時のような力を発揮出来ていたら、負ける事はないと思います。
彼の方が攻撃が多彩な印象。チリッチさんは力で勝負という感じ。
ここは日本人らしく、柔よく剛を制すみたいな感じでこれからは臨んでほしいですね。
今回のUSオープン見ていて思ったのですが、テニス界もフィギュアスケート界と同様、新旧交代のイメージですね。
今後、この決勝戦の相手同士の戦いが何回か見る事ができるのではないでしょうか。また、この二人が今後のテニス界を引っ張って行くように思います。
さて、これでテニスはオフと思いきや、今後は錦織くんはアジアツアーが待っているんだそうです。
その後は全豪オープン。すでにターゲットは次の大会ですね。