ギャラリーブリキ星

古いもの。ガラクタ。店主のお気に入り。

白薩摩の大皿

2007年12月27日 | Weblog

幕末、明治のきらびやかなタイプと違って、
古い薩摩は渋いですね。
45cmを越える大皿です。
「民芸館にある李朝みたい」と感心している
お客さんに、思わずニッコリです。

鉄鉢

2007年12月14日 | Weblog

お坊さんが、托鉢のときに使った鉄鉢です。
見るからに大きいです(胴径23センチ、高15センチ)。
お米や野菜がいっぱい入りそう。
朱で書かれた二文字(嵐?歳?)が好ましいです。
時代は室町だと思うのですが・・・

唐白磁

2007年12月14日 | Weblog

ちょっとクリームがかった白土に
貫入(かんにゅう)があって、
温かみのある中国唐時代の白磁です(口径28センチ)。
唐白磁は当時、日本や世界各地に広がっていきましたが、
これはインドネシアからの招来品。
大好きな一品です。

電気の傘

2007年12月14日 | Weblog

乳白の地に赤・黄・黄緑の文様があって、
いかにも大正時代のガラスです。
氷コップだったら人気商品なんでしょうが、
これは天井に取り付けるタイプの電気の傘。
あかりが灯ったら、どんなにきれいか・・・

馬の土人形

2007年12月07日 | Weblog

足は欠けていますが、
山形県村山地方のとっても珍しい土人形。
時代は幕末~明治の初め頃です。
飾り馬は、古墳時代、
「権威の象徴」「神様」が乗る馬でしたが、
その後は庶民の願いを託されるようになりました。
お正月に飾って、ゆったり気分になりたいものですね。

錫の茶入れ

2007年12月07日 | Weblog

高さが18センチもある、とても大きな茶入れ。
時代ははっきり分らないのですが、
錫がトロトロになっているところをみると、
かなり古そうです。
長崎の、江戸時代から続いているという
茶舗にあったものです。

オランダのタイル

2007年12月07日 | Weblog

17世紀後半のデルフト染付タイルです。
このワイルドな天使、
可愛くないところが魅力的。
まるで、画家・内藤瑶子さんの
ドローイングを見ているようです。