昔から、風呂敷ひとつで商売をする人がいましたが、
骨董商の徳永さんは、
ボストンバッグひとつに商品をつめて、
文字通り風呂敷一枚を広げて、
各地のノミの市に出店しています。
以前は、高そうな仏教美術ばかりを並べていましたが、
最近はどうゆうわけか、その中に「究極のガラクタ」が
混じるようになりました。
この「枕」はその一品。
木や陶製の古い枕はよくありますが、
針金と布でできたものは初めて見ました。
本当に枕かどうかは、定かではないのですが、
用途を超えて、ただ見ているだけで、
そこはかとない美しさがあります。
これぞ、ガラクタの名品!