ギャラリーブリキ星

古いもの。ガラクタ。店主のお気に入り。

アンダーソン彩文土器

2007年06月28日 | Weblog

昔は一部の人しか買うことができなかった
中国古代の土器。
最近は安く手に入り、楽しめます。
この彩文土器は、スウェーデン人の
地質学者によって発見されたことから、
日本では発見者(ヨハン・アンダーソン)の名前で
呼ばれることが多いようです。
モダンな形ですね。
これが、紀元前1500~4000年前のものだなんて、
驚きです。

三足土器

2007年06月28日 | Weblog

中国の新石器時代の土器です。
ふくらみのある三足の形は、
「鬲(れき)」といわれて、よく見かけるものですが、
これだけ大きくて(底径20センチ)プリミティブな
迫力にあふれる土器は珍しいですね。
穀物を入れた実用性の高い器だったと思われます。

土師器(はじき)の壺

2007年06月18日 | Weblog

古代の土器づくりの史料(正倉院文書)によると、
土器のつくり手は、女性だったとか。
この姿形を見ていると、
「やはり、そうだったのか」という気持ちになります。
高さ24センチの美しい壺です。

鉄の机 その1(表側)

2007年06月09日 | Weblog

一見ふつうの文机のように見えます。
手で触れてみて、アッと驚きます。
すべてが鉄でつくられていて、
木目調のペイントまでされています。
ペイントがはげて、
鉄味がよくなっています。

鉄の机 その2(裏側)

2007年06月09日 | Weblog

裏側を見ると”太田胃散”の文字が
とびこんできます。
むかしの薬屋さんで使われた
帳場机だったのですね。
それにしても、なぜ木でなく、
鉄で造ったのかナゾです。

大正時代の三輪車

2007年06月07日 | Weblog

鉄のラインがきれいです。
彫刻を見ているような気分になってきます。
大正時代の三輪車といえば、
子どもの遊具として大変なぜいたく品。
お医者さんだった家の蔵から
出てくることがあるそうです。

大正時代のスケーター

2007年06月07日 | Weblog

前掲の三輪車と同じで、
パイプが登場する以前のもの。
ハンドルと足置きの部分が木で、それ以外は鉄。
車輪もゴムがついていない鉄製です。
いい形をしています。
ときどきキックスケーターを持つ若者を見かけますが、
これは元祖キックスケーターです。

鉄の棒

2007年06月07日 | Weblog

145センチもある細長い鉄の棒。
先に付いている花の形は百合でしょうか。
フランスの教会の鉄柵だったようです。