ギャラリーブリキ星

古いもの。ガラクタ。店主のお気に入り。

多賀城の瓦

2006年03月18日 | Weblog

瓦って、一見ただのカケラだけれど、
空想する楽しみがいっぱいです。
多賀城は、古代東北の国府が置かれていた所。
昨年の夏に行ってきましたが、
1961年から始まった発掘調査が、
まだ続けられていました。

ラムネの瓶

2006年03月18日 | Weblog

ラムネがつくられたのは、1870年代のイギリス。
これは、生まれて間もない頃の元祖ラムネビン。
日本のものより、かなり大きいです。
当時、子どもたちが、中に入っているビー玉が欲しくて、
ビンを割ってしまうので、
ビン回収ができなかった話がつたわっています。

経筒外容器

2006年03月18日 | Weblog

「土管ですか?」と、よく聞かれます。
これは、お経を埋納するときの容器(経筒)を入れた外容器で、
平安時代末のものです。
筒型のものって、大きいのも小さいのも、
何故か魅かれるのですが、
これはひときわズドンとおおぶりで、迫力満点です。

川嶋徳人さんの書

2006年03月05日 | Weblog

「書家の書、画家の絵、料理人の料理はつまらない」
と言ったのは、たしか良寛さま。
納得ですね。
いくらうまくても、型にはまっていて、
心に伝わってくるものが無ければ面白くありません。
上手、下手をこえた世界を感じることができたときにこそ、
胸の鼓動が高鳴ります。
このドキドキさせられた川嶋さんの書、
彼が自由になる左足で書いたものです。

自転車に乗った女の子の土人形

2006年03月05日 | Weblog

自転車に乗っている愛くるしいお嬢さん。
当時、自転車は高級品だったし、
女性が乗っているのは珍しかったでしょうね。
これは、ときどき見かける瀬戸の磁器人形ではなく、
花巻の土人形(明治末~大正頃)です。