大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

夜の過ごし方

2009-07-26 20:08:37 | 09夏

初日は、これまでウエルカムパーティをしていましたが、今回は中盤、第二期目の子ども達が入ってくる8月2日にパーティを予定しています。

 初日の夜から、宿題をやっている子が半分くらいいます。今年は、大部屋のひと部屋を「みんなの部屋」として、自由に使える空間としています。長期村を始めた頃は宿題を夜する子をあまり見かけた記憶がないのですが、ここ数年は、子ども達はよく宿題をしています。昨年は廊下に机を並べて卓上灯をつけたのですが、ちょっと環境が良くなりました。 (この喧噪の中でよく宿題ができるな、とは思いますが)

宿題が多くなったのかな・・。帰ってから大変だからかな。

長い活動なので、校舎宿泊の日は特にナイトプログラムはありません。夕方からは自由な活動時間となります。子ども達は体育館や校庭、校舎内で思い思いに過ごし、スタッフもその輪の中に入って、「普通に合宿生活」をします。

お風呂は、プログラムに合わせて2,3日に一回、近くの温泉へでかけます。暑い日は外で水浴び、体調やアトピーなどでシャワーが必要な子は校舎内のシャワールームを利用できます。

消灯時間は、体育館 21:00  宿泊室・廊下 21:30 全館消灯 22:00 です。(自然学校時間です・・日本時間より1時間早い)

起床は6時・・というよりも 6時までは寝てなさい、起きだして遊びまわってはいけない時間。7時から朝の日常作業があります。動物の世話や自然学校の農園の畑の仕事・・子ども達は自由参加です。そして、8時朝食、9時から午前中の活動がスタートします。

これが基本的な日課です。


最初の食事

2009-07-26 17:52:44 | 09夏

 最初の食事が始まりました。グループ活動以外では、全員で食事をとることが基本です。食べて、活動して、寝て起きて、再び食べて、活動して、寝て起きて・・・、「正しい夏休みの生活」を送ります。

今年は、3週間を2期、続けて参加する、つまり4週間、自然学校で合宿生活をする子も複数います。 中盤期は、29人の子どもと20名前後の大人、合計50名が一緒に暮らし、さまざまな活動を体験します。

楽しいことばかりではない。限られた空間での共同生活の毎日なのですから、けんかもあります。嫌なことに怒ったり泣いたりすることもあるでしょう。

自然体験が大きなテーマですから、雨の日も夏なのに寒さで震える野外の活動もあります。スタッフは、私達のように野外活動や子どもの社会教育活動を専門とした人達ばかりではありません。子どもと同じように初参加の、それも海外から来た学生さんもいます。日常と異なる生活は、寝ても覚めても子ども達の善悪混濁したワンダーランドの中にあるのですから大変です。

普段は、別々の生活をしている人間達が何十人も一緒になって共同生活をするですから、事件(?)もいろいろ起こるでしょう。解決しなければならないことが毎日たくさんなんあるのです。

アジア民族である私達はかつて大家族で暮らしていました。大きなコミュニティの中で人と人との「関わりあい方」を体験的に学び成長し、個人の社会性を身につけてい来たのだと思います。

ところが昨今は、その関わり合いが希薄化しています。11年目を迎えるこの活動は、大人が子どもの先生役をするのではありません。子どもが大人を育てる場でもあります。

参加するすべての人が相互に関わりあいながら社会的スキルを身につけてゆく場になればいいと思いつつ、今日から4週間の運営がスタートです。

(ぶなの森自然学校 校長 高木晴光 通称 takagy)

開村

2009-07-26 16:12:44 | 09夏

前期参加者23名が皆さん無事到着です。いよいよ開村式です。 この微妙な座り方・・・。 間隔が大きくない・・?

リピーターが半数以上います。お互いに顔見知りなのに、最初は仲良しだった子が近付いてしまうので、ちょっと距離があります。まむとBoh2&とばじぃの息が合った掛け合いで、少しずつ子ども達を近づけてゆきます。 明日は、一日アイスブレイク(お互いの親和性を高めるゲーム)や施設の使い方のオリエンテーション、そして、全員で海へ行きます。

寒いなんてこの際、関係なし。まずは、子ども達の気持ちを全開させてゆきます。


はじまります!

2009-07-26 08:12:03 | 09夏
これから新千歳空港へまむ&ブルが
札幌駅にとばじぃ&いなりが
長万部駅&黒松内駅にBOH2が
そして、学校ではたかぎぃ&ジョイ、スタッフのみんなが
みなさんが到着するのをお待ちしています!

いよいよ夏長期がはじまります!

まむ