大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

教えて

2008-08-09 23:21:50 | 08 夏
海外からのボランティアスタッフが、現在5人います。英語の上手な日本人も2人プラスαほどいます。 スタッフミーティングは、Englishチームと日本語チームに分かれて、それぞれのグループで共有してから全体共有するという方法をとっています。

ウクライナ人のアナとナターシャは、共に積極的にスタッフにも子ども達にも関わり、日本語も分かるムードメイカーでもあります。それでも微妙な言い回しや単語はそう多くは知りません。 ナターシャがディレクター陣に相談に来ました。

人への関わり方が乱暴であったり、嫌なちょっかいを出すような子へ どのような日本語に応えたらいいのか?

「そんな態度はだめ」
「失礼だよ!!」

では・・・弱いなあ・・・
「私を誰だと思ってんの!!」

「なめんなよ!」
「なめたらあかんぜぇよ!!」

海外のスタッフと子ども達の関わりは難しい

チャレンジ計画進行中

2008-08-09 19:48:26 | 08 夏

チャレンジの計画書の作成が始まっています。関所は2つあります。食糧関所は、まり子さん、日程、装備は たーぼとぼーぼの承認が必要です。

◆ 黒松内町をリヤカーで歩く


当初メンバーに入っていたTACが朱太川から源流を目指していたので、それをもって計画が進んでいたのですが、突然に別チームに移動したので・・、町内を巡りつつ、YOSが主張していたゴミ拾いを目的に加えました。 リヤカーの柄でSTRがアゴをぶつけるアクシデントあり。大事に至らず、教訓となりました。

「黒松内はきれいだから、あんまりゴミ見つからないよ」
「だからさ、ほうきを装備にしてさ、無人駅の黒松内やバス停の待合所を掃除してあるいたらどう?」とアドバイス。 

◆ナイトウォーク


 せっかく、生活パターンを作ったのに、「このチャレンジはどうか?」とディレクター陣は相談しましたが、結局計画をつめることを許可。太平洋の静狩浜をスタートに砂浜を八雲まで南下します。夕方から翌朝7時までが行動時間としています。砂浜は40Kmほどあります。風景は変わらない・・・周辺は真っ暗・・・。 国道が並行していますのでサポートはしやすいです。八雲近くには小さな川が何本も海に流れ込んでいるので、この通過が課題かな・・。このウォークは、世界で初挑戦でしょう。 明日の準備は、「昼寝」だそうです。
 ついてゆくスタッフは、3日目は夜勤明けでそのまま勤務に着く・・過酷なサポートとなりますなあ・・・。

◆登山チーム


かなりハードスケジュールです。JR比羅夫駅まで車でゆき、そこから歩いて約12Kmの真狩登山コース入り口のキャンプ場で1泊目。二日目は羊蹄山を登り、山小屋泊まり。翌朝、外輪を一周した後、比羅夫コースを下山。比羅夫駅まで歩きます。自己完結型の羊蹄山登山。 軽量化と迅速化のために、朝食のメニュー「白米」のみ・・当然、ダメだし。

◆森でウッドデッキつくりチーム


みなさんのフィールド・・昆布岳山麓の森へ。夏なので仮払いからしなければならないようですが、ジャブジャブ池の管理人のみなさんが手塩をかけて作ってきた秘密の「遊び場」です。どんな3日間になるのでしょう。 定着型テント泊まりで山中2泊。

◆利志別川カヌーくだり


自然学校としても初挑戦の川くだりです。先日の温泉チームが行ったピリカが源流です。ピリカダムから日本海を目指して下ります。 清流日本一に何度もなったことがある美しい川です。明日の午後は、カヌー訓練をします。 この日のために、札幌よりガイドのしゅんちゃんが登場します。 たかぎぃもサポートに入ります。

◆まり子さんチェック
 

「米一回何合で計算してんのさ?」 「一人当たり一合だってぇ!!」
「ウィンナー 3袋?」 「三本入りでいいのかい?」
「なし!!」 「今はダメ!! 高いんだよ・・今は」
「カレーにピーマン12個って多いんじゃあないの?」
「さっきのメニューさ、ブタ汁だったけど、肉とニンジンしか材料なかったけど、アドバイスしなかったよ・・」

そばで聞いてても おもしろい!!

***
不調だった子も復活!!!

チャレンジのグループ決まりました!

2008-08-09 17:57:31 | 08 夏
チャレンジのグループが決まりました!

カヌーにて川くだりチーム (ディレクター しゅんちゃん)
ゆうき、ななしのごんべい、けい、ひかる、ともやす、たくみ2

ナイトロングウォークチーム(ディレクター おーさか)
すなお、りく、あいこ、どうもっちゃん、おおの、はる、まるこ、れいこ

森の秘密の家を作るチーム(ディレクター まむ)
たっく、めがね、なつ、あさき、ペリカン、さよ

羊蹄山登山チーム(たーぼ)
あかんちー、いづ、まゆ、のどか、いぶ

リアカーで黒松内市内をゴミを拾いながら歩くチーム(Boh2)
こいち、まーちゃん、やましょう、よし、みゆ、かける

となりました。

 



みんなとても悩んでいました。
やりたいことを泣く泣く変更した子もいました。
「自分がチャレンジしたいことにチャレンジする。」
というディレクター陣からのメッセージを受け、必死に考えていました。
その結果がこのグループ分けには込められています。

今日の10時までに計画表や必要なものなどをプリントに書き出し、提出し、ハンコを押してもらえなければなりません。みんな必死です。

みんながんばれ!!

食事

2008-08-09 08:39:17 | 08 夏

食事は食堂(元理科室を改造)で給食が基本です。まり子さんの元、スタッフが当番でお手伝いしながら50人分の食事を作ります。

大根と鶏肉と卵の煮物、もやしとハムのナムル、冷奴、つけもの、ワカメと菜っ葉の味噌汁、ごはん(40合快食)、開さん差し入れのアイスクリーム

米はすでに 200Kgを突破しています。今年は、300Kgいくんじゃあないかなあ・・・。

今日の予定

2008-08-09 08:37:54 | 08 夏

半日休養日です。朝ごはんはゆっくりなのですが、すぐに昼食。午後13:00(自然学校時間)から チャレンジのグルーピングが始まります。各人がカードでチャレンジしたい課題のキーワードを紙に書き全体で見渡す、すでに考えがまとまりつつある人がプレゼンをするなど、何度もグループ化を試みてゆきます。

夕方には、スタッフ、ディレクターの配置も決め、計画書づくりに入ります。計画書は、行動計画、食糧計画、装備計画の3種を書き込み、たーぼとぼーぼの承認印をもらってから GOです。

明日は、延々と 準備作業が続くのです・・・。 スタッフにとっては、「待つ」
ことが重要なキーワードとなります。

チャレンジ相談所

2008-08-09 08:35:49 | 08 夏

チャレンジに向けての相談所が開設されました。おおよそのイメージが固まっている子もいれば、ぼんやりとこんなことと考えている子、まったく・・考えてないんじゃあない?子もいますがが、相談所にはいろいろな相談が持ち込まれます。

夜の段階で、出てきているのは?
ナイトウォーク せっかくいい生活パターン作って来たのに・・夜歩くの? ディレクターには不評ですが、つきあっちゃると OSKは言ってます・・・

登山 ただ登るだけでなく何かもっとチャレンジ性を考えてごらん
ゴミを拾い黒松内をきれいにしながら歩く ・・ その目標をもう少し具体的に
リヤカーを使って河口から川の源流まで行く・・ 朱太川の支流黒松内川で可能か?
「黒松内って森林があるの?」 彼の森林のイメージは ジャングルか?
ツリーハウスを作りたい  ちょっと人数が多い ・・ この手の企画はとかくハウスのイメージが鬼太郎ハウスみたいに大きくなりがち・・・
カヌーによる長い川下り

などが出ています。

 

◆ 体調
体調を崩している子が出ており、この夏始めての病院診察行き。一人はMCN、発熱しましたが、頑強に薬を飲むことを拒否「ひとりで治す・・」 ぐっすり寝て、今日は回復しています。 一日ゆっくりとすればチャレンジ参加できるでしょう。
NTSは食欲がでませんが、やっと表情が戻ってきていますが、もう一度、今日診察にゆきます。 寿都診療所はお医者さん、看護士さん、スタッフがとても親切で信頼できます。 ちなみに、病院は子どもは始めてですが、スタッフは すでに2名が行ってます・・・・。