あんちゃんの気まぐれ日記2

仕事で行った場所の紹介や今の気持ちを素直に書き込みます。○○○○と思っているのは、私だけでしょうか??

「命もいらず名もいらず」 上・下巻 山本兼一/著

2010年04月26日 | 話題
 映画『火天の城』から、歴史小説家”山本兼一”氏にめぐり合い、全ての作品を読み終えたのだが、他の作家の本を読む気にはなれず、また読み直していたところです。

 『火天の城』だけ本(文庫本)を購入し、他は図書館で借りて読んだのだが、ほとんどが貸し出し中でそのうえ予約がいっぱい入っていて、なかなか借りられなかった事をふまえ、全ての作品を購入して読む事にしたのです。

(購入:利休にたずねよ・雷神の筒・白鷹伝・ジパング島発見記・いっしん虎徹、 未購入:狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎・弾正の鷹・千両花嫁 とびきり屋見立て帖) 

そして、「セブンネットショッピング」で検索中に、「命もいらず名もいらず」上・下巻が3月末に出版されている事を知ったのです。早速、上(幕末篇)・下(明治篇)ともに予約しました。

 楽しみです。     早く読みた~~い!!


 
              
          山本兼一/著 「命もいらず名もいらず」上・下巻  NHK出版


本の内容

『火天の城』『利休にたずねよ』に続いて、直木賞作家が、満を持して放つ、渾身の超大作。

 ”日本をどうする。お前はどう生きる。最後のサムライ・山岡鉄舟、堂々の生涯。”

幕府の旗本の家に生まれた鉄舟は、幼い頃から剣の修行に励み、禅を学ぶことで剣聖と呼ばれるにいたる。書の達人でもあったが、官位も金銭も身にまとおうとしなかったため貧しい暮らしであった。徳川慶喜のために身を賭し、後には朝敵であったにもかかわらず、明治天皇の教育係となるなど多くの仕事をなしとげるが、それは名誉のためではなく国家百年を考えた無私の行いであった。山岡鉄舟の生き方を通して、幕末から明治の近代国家へと移っていった動乱の日本を描き出し、戦後日本社会の歪みが露見し、惑うことの多い現代の私たちに、日本人としての生き方とは何かを問いかける。  

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