野党側「虚偽答弁」と反発 厚労元幹部の説明に対し
衆議院の予算委員会では、毎月勤労統計の調査方法の見直しに関し、厚生労働省の元幹部が首相秘書官からの指示はなかったと説明した。
しかし、委員会終了後に新たに公表されたメールを受け、野党側は「虚偽答弁だ」などと強く反発している。
毎月勤労統計の調査方法をめぐって、野党側は、4年前に見直しを検討した有識者会議が「総入れ替え方式が適当」としていた中間整理案を、「部分入れ替えも検討」と変更した背景に、当時の中江首相秘書官の圧力があったのではないかと追及している。
22日の予算委員会には、結論部分が書き換えられた2015年9月14日当日に中江氏と面会していた、厚労省の姉崎元統計情報部長が、参考人として初めて出席した。
厚労省・姉崎元統計情報部長「秘書官からは、コストよりちゃんと実態を把握する観点から、“部分入れ替えもあるのではないか”とコメントがあったと記憶している」
立憲会派・小川淳也衆院議員「何がきっかけで、9月11日または14日の朝に、誰に対して結論の書き換えを指示したのか」
厚労省・姉崎元統計情報部長「総入れ替え方式も部分入れ替え方式も、一応両方とも検討するという整理にしようと私が決めて。首相秘書官の示唆が大きな原因になったかというのは違う」
姉崎氏は、中江氏からの言及はあったものの、報告書の書き換えについては、中江氏との面会よりも前に「私が決め、指示した」として、首相官邸の関与を否定した。
一方、委員会終了後の理事会では、野党側が求めていた厚労省の職員と有識者会議の座長とのメールのやりとりが公開された。
メールには、「委員以外の関係者と調整している中で」との記述や、「検討結果などについては、官邸関係者に説明をしている段階」との記述などがあった。
野党側は、「官邸の関与を示す証拠で、これまでの答弁は虚偽にあたる」と態度を硬化させていて、政府与党側の説明次第では、週明けの集中審議に応じない可能性も示している。
森友・加計問題同様、これだけ安倍晋三の関与の証拠があっても、マスコミが国会審議をサラッとしか報道していない。
2通のメールが公表されたが、安倍晋三は秘書官が勝手にやったとシラを切るだろう。
25日は、NHKの国会審議中継があるので観て欲しいが、後からでも「衆議院インターネット審議中継」で観られるので、自分の目で判断するしかない。
ライブラリがあるので、2010年1月18日以降の国会審議が全て観られます。
衆議院インターネット審議中継
衆議院の予算委員会では、毎月勤労統計の調査方法の見直しに関し、厚生労働省の元幹部が首相秘書官からの指示はなかったと説明した。
しかし、委員会終了後に新たに公表されたメールを受け、野党側は「虚偽答弁だ」などと強く反発している。
毎月勤労統計の調査方法をめぐって、野党側は、4年前に見直しを検討した有識者会議が「総入れ替え方式が適当」としていた中間整理案を、「部分入れ替えも検討」と変更した背景に、当時の中江首相秘書官の圧力があったのではないかと追及している。
22日の予算委員会には、結論部分が書き換えられた2015年9月14日当日に中江氏と面会していた、厚労省の姉崎元統計情報部長が、参考人として初めて出席した。
厚労省・姉崎元統計情報部長「秘書官からは、コストよりちゃんと実態を把握する観点から、“部分入れ替えもあるのではないか”とコメントがあったと記憶している」
立憲会派・小川淳也衆院議員「何がきっかけで、9月11日または14日の朝に、誰に対して結論の書き換えを指示したのか」
厚労省・姉崎元統計情報部長「総入れ替え方式も部分入れ替え方式も、一応両方とも検討するという整理にしようと私が決めて。首相秘書官の示唆が大きな原因になったかというのは違う」
姉崎氏は、中江氏からの言及はあったものの、報告書の書き換えについては、中江氏との面会よりも前に「私が決め、指示した」として、首相官邸の関与を否定した。
一方、委員会終了後の理事会では、野党側が求めていた厚労省の職員と有識者会議の座長とのメールのやりとりが公開された。
メールには、「委員以外の関係者と調整している中で」との記述や、「検討結果などについては、官邸関係者に説明をしている段階」との記述などがあった。
野党側は、「官邸の関与を示す証拠で、これまでの答弁は虚偽にあたる」と態度を硬化させていて、政府与党側の説明次第では、週明けの集中審議に応じない可能性も示している。
森友・加計問題同様、これだけ安倍晋三の関与の証拠があっても、マスコミが国会審議をサラッとしか報道していない。
2通のメールが公表されたが、安倍晋三は秘書官が勝手にやったとシラを切るだろう。
25日は、NHKの国会審議中継があるので観て欲しいが、後からでも「衆議院インターネット審議中継」で観られるので、自分の目で判断するしかない。
ライブラリがあるので、2010年1月18日以降の国会審議が全て観られます。
衆議院インターネット審議中継
これが安倍政権、自民党の支持率の高さ、野党の支持率の低さではないかと思うのです。
野党には政権交代可能だと思わせるような国会論戦を期待します。