あんちゃんの気まぐれ日記2

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立場にないなら大臣辞めれば

2016年11月08日 | 政治
鶴保大臣「土人発言、差別と断定できない」 野党は批判

沖縄県東村の米軍ヘリパッド建設現場付近で、大阪府警の機動隊員が抗議活動をしている人に「土人」と発言した問題について、鶴保庸介・沖縄北方相は8日、「『土人である』と言うことが差別であるとは個人的に断定できない」と述べた。参院内閣委員会で田村智子氏(共産)の質問に答えた。

 鶴保氏は「人権問題であるかどうかの問題について、第三者が一方的に決めつけるのは非常に危険なこと。言論の自由はもちろんどなたにでもある」と主張。「その(土人という)言葉が出てきた歴史的経緯には、様々な考え方がある。現在、差別用語とされるようなものでも、過去には流布していたものも歴史的にはたくさんある」と持論を展開した。

 この問題が県民感情を損ねているかどうかについては「県民感情を損ねていると、私が断定するものではない。申し上げる立場にない」と述べた。山本太郎氏(自由)の質問に答えた。

 土人発言をめぐっては、金田勝年法相が先月25日の参院法務委員会で「土人」は差別用語にあたるとの認識を示した。菅義偉官房長官も「発言は許すまじき行為」と語っている。

 野党からは鶴保氏への批判の声が上がった。社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、「そういう認識の人が沖縄担当相というのが本当にあきれかえる。資格がない、辞めてもらいたい」と厳しく批判した。民進党の福山哲郎幹事長代理も、国会内で記者団に「沖縄の歴史を理解しない非常に不穏当な発言」と批判。「沖縄の問題にあたる資格がある大臣の発言なのか問われる」とも述べ、国会で鶴保氏を追及する考えを示した。


 個人的に、「『土人である』と言うことが差別であるとは断定出来ない」は良いが、沖縄担当大臣の立場にある鶴保庸介氏が、「県民感情を損ねていると、私が断定するものではない。申し上げる立場にない」と言っている。

参院内閣委員会で、鶴保庸介氏個人の持論を聞いているのではないのだ。

沖縄担当大臣の立場として答えられないなら、一刻も早く辞任すべきだと思う。
コメント (1)
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